以前にミュージックピックアップ(参照: カトキット - ミュージックピックアップ)やライブ情報(参照: 『カトキット』 2016年真夏の下北沢2連戦)で取り上げた、京都のエレクトロ・ポップ・バンド「カトキット」。前作、「雨ニモマケル手帳」のリリースから1年以上がたち、待望の新音源が2016年8月30日にリリースされる。
新音源となるNew Digital Single『怒鳴りつける命』はiPhoneアプリとしてリリース、リードトラックの『怒鳴りつける命』をはじめとして『サマーガール』『この闘いが終わったら』の新曲3曲が収録され、さらにすでに廃盤となった4曲入りEP『シュガーコーティング』がボーナストラックで収録される。
アプリ形式での新曲リリースという、全く新しい形での音源リリースに至ったカトキットに、新曲の話しを伺った。
---新たにリリースされるデジタルシングル『怒鳴りつける命』、アプリ形式ということもさることながら前作から1年以上リリースがなく待望の音源リリースとなります。収録されているのは『怒鳴りつける命』『サマーガール』『この闘いが終わったら』の3曲ですが、ライブで一番やっている曲は『この闘いが終わったら』でしょうか
Vo.Syn.Gt. あっけさん(以下、あっけちゃん): そうですね、『この闘いが終わったら』に関しては昨年のミナホでやってますからね
---あ、MINAMI WHEEL2年連続出演おめでとうございます
みなさん: ありがとうございます
---いきなり話がそれてしまいましたが、『この闘いが終わったら』はそんな時期からされていたのですね。気づいたらあっけちゃんがフロアに降りてきてやっていた気がしましたが
Dr. コバヤシヒロユキさん(以下、コバヤン): あー、この曲を歌い始める前は、『快感音楽』の一節をアカペラで歌ってました
あっけちゃん: そうそう
Ba. ジャパニーズ田中さん(ジャパさん): 演出的には似たような感じでしたね
---あー、そういうことか、元々は『快感音楽』をアカペラで歌っていたのですね。そして、トレーラー映像で3曲聴いて思ったのは、ライブとは全く印象が違っていることでしょうか
コバヤン: だと思います
あっけちゃん: がらりと変わってますね
ジャパさん: ぐぁあらりと
---『怒鳴りつける命』というタイトルを聞くと、ものすごくエグい印象があるのですが
あっけちゃん: わたし、エグいのがいやなんです(笑)
---なんというか、今年の春以降ライブも聞き心地がポップな印象に変化しています、以前は鋭かったという感じでしょうか。そして、音源はさらにポップさが増している印象があります
あっけちゃん: ライブで常々やっている新曲を持ってきたのですが、シングルっぽくしたいという意図があって、聞き所があったりしたいということもあり
コバヤン: たいぶ、もめたな
あっけちゃん: テンポも40くらいBPM速くなってるし
コバヤン: 一週間くらい前に持ってきたよね
あっけちゃん: レコーディングの1週間前に編曲を1人で完成させて、こういうのにしたいって持ってきて。その結果、えーらいもめました
---メンバーの中でももめたのですか?
あっけちゃん: メンバーの中でもちょっと割れたし、とにかくマネージャーと
ジャパさん: 一番ね(笑)
あっけちゃん: もめたって言うか、前の方がよかったんじゃないかという押し問答になりました、マネージャーも一緒にやってるメンバーだと思ってますからね。結果的に私の意見が通りましたけど。カトキットそもそもの、ポップミュージックの中に言いたいことを盛り込むというがモットーなので、音源で考えるとライブのやり方ではポップさが足りへんなって、自分の中で聞き心地が足りへんなって
---ライブ自体がものすごくポップになった印象がありましたが、音源がさらにポップになっていて驚きました
あっけちゃん: 前作から1年以上あいてますから、変わらんわけがないと思ってもらいたいですけど(笑)
---そりゃそうですよね、変化しますよね
あっけちゃん: その上で、前と歌詞にこだわっているというスタンスは全然変わってないですけど、前のヤツ(ミニアルバム)やと難しい言葉とかややこしい表現の仕方による文章作りの楽しさみたいな部分がありました。歌詞カードを見てやっと気づく、そういう楽しみ方が好きだったので、そいう書き方をしていました。でも、今回の3曲に関しては、誰もが使える誰もが知っている日本語で、誰にも出来ない表現がしたいと思って書いたので、わかりやすくはなっていると思います
---「誰もが使える誰もが知っている日本語で、誰にも出来ない表現がしたい」、最高にカッコイイです
コバヤン: 詞に関してはあっけが言ったとおりなんですけど、サウンドで言ったら前よりソリッドになっていると思います。怒鳴りつける命に関しては、ライブの方がよりポップなのかなと。サウンドはテンポも上がって激し目のギターが鳴ってて、ちょっとソリッドになっていると思います
ジャパさん: あっけが言った「変わらないわけがない」、というのは僕のプレイに関してもそうなのですが、前作の『雨ニモマケル手帳』よりも自分なりにカトキットのベースとしてどういうアプローチが一番いいんだろうと、それを考えた結果は出たのかなという気はします。その結果、いいものに仕上がる要因になれたのかなと、モヤモヤせずにレコーディングを終われたかなと思います。実際、最終日にどうしても納得がいかず録り直したりしましたからね。もう一度、ノリの面でベースフレーズというか曲自身が持つノリの面でがらっとアレンジが変わったので、その点でも貢献できたなと。
特に『怒鳴りつける命』は難産なんですよ。1週間前にニューアレンジしようとなったのですが、その1週間でアレンジをしている間はものすごく悩み、あっけのなかで固まっているモノはあるけど僕らに対する伝え方・伝わり方というか、さらにそれに対する僕らが提示するモノのあっけへの伝わり方という点で、難しさがありましたね。
でも、それがある意味バンドらしいじゃないですか、そうやって3人であーだこーだやりながら時間を使ってねってゆく。初めは凄い戸惑いがあったんです、コバヤンもたぶんそうだと思うんですけどこういうアレンジに寄せるというのは。ただ、だんだんやっていくうちに愛着がわくんですよ、その上でもっとこの方向でいいものに出来そう、その結果できた曲なので、今回に関しては前回を越える自信作になったとは自負しております、ジャパ(笑)
---ジャパさんから、凄い勢いで思考が流れ込んできました、、、ちょっとびっくりするくらい
あっけちゃん: とにかく『怒鳴りつける命』に関しては、歌詞とメロディーが最高なので編曲に関しては何やってもいけるだろうって感覚が正直ありましたね、いけるいけるって(笑)
コバヤン: ちょっと玄人向けの編曲やけどな
---続いてこちらの新しいアーティスト写真について、このアー写がカトキットというバンドの今後を知る上で重要な気がしてなりません。この写真についてお聞かせ頂けますか
コバヤン: 風船をくわえていますね
あっけちゃん: そもそも、風船ガムをしたかったんです。風船ガムをふくらまして3人が正面向いて、私だけ「バリーン!」って割れてるみたいな写真が撮りたかったんですけど、、、思った以上にバブ○シャスがふくらんでくれなくて
コバヤン: こんなんですよ(握りこぶしを差し出しつつ)
ジャパさん: 3つまとめて食べても
コバヤン: 写真的に全然面白くないから、風船をくわえようぜって現場で決めました
---この写真に至った経緯にそんな事があったとは、、、。一方、このイラスト的なモノは割れてますよね
あっけ: そうです、そうです、そっちは割れてますよね私だけ
コバヤン: イラストというか写真を元にして、イラスト化したモノですね
あっけ: 一応これが、Digital Singleのジャケットになります
コバヤン: あとアー写ですけど、僕はメイクしてないです(笑)
---そう、このアー写を見た瞬間に思わずコバヤンにツイッターで聞いてしまった件ですね。いや、どう考えてもメイクしてるようにしか見えないのですが
ジャパさん: ちょっと、おもろかったわ
コバヤン: してねーよ(笑)。僕、この2人と写真写ったら、すごい白く見えるんですよ
---謎だ、、、。ちなみに、このアーティスト写真のコンセプト的な事について教えてください
あっけちゃん: これ、難しいなー。アーティスト写真を撮り直すっていうことで、写真は前作と一緒のコに撮ってもらったのですが、よくあるアー写は絶対嫌だみたいな話になって、バンドのアー写を100枚くらい並べて、こんなんは嫌だこんなんは嫌だと排除しました。全然人と違うのがいいね、って話してる中で、こんな案があるって出してもらったものです
---なんというか、80年代のニュー・ウェーヴ感がありますよね
あっけちゃん: あー、たしかにYMOっぽいかもしれないですね。なんか私ら、曲だけ聞いたりライブの印象だと、ものすごロックだとかパンクって言われがちなんで、私らはポップスをやってるんですよという定義はあります。特に、アー写に関しては
---とても、ポップですよね
コバヤン: そうですね
あっけちゃん: そう、ポップなバンドなんです。でも、ちょっと真っ直ぐじゃないでしょ
---全然ひねくれてますよね(笑)。というか、蒸し返しますけど、やっぱコバヤンの顔色が、、、変ですよ
あっけちゃん: わははははは
コバヤン: え、ちゃうて! 変じゃないですよ! あのね、2人が黄色い!
あっけちゃん: 確かに黄色いかもしれんね
ジャパさん: いや、だって、日本人ですし
コバヤン: なんか、写真だと唇も真っ赤に写るんですよ。なんか、昔の写真もそうなんですよ、、、
---なぜ、そここだわっているかというと、みんな顔の角度が同じで衣装も同じ、3人揃っているからこそ、それぞれの違いが際立つというか。ほら、ジャパさんとか明らかにいわく付きみたいな雰囲気が
コバヤン: うさんくさいですよね
ジャパさん: 事故物件みたいな
コバヤン: これでセカンドバック持ってたら完璧やな(笑)
---なんでこんな表情が出来るのでしょうか
ジャパさん: 俺、写真写りがいいって言われがちなんですよ。今回無修正ですから、ほくろとか
---で、この2人が左右にいたら、あっけちゃんは美少女にしか見えないんですよ
あっけちゃん: あー、うっれしいーなー(力強く)
コバヤン: 俺ら今ディスられてんで、相対的に落とされてるで
ジャパさん: そうそう(笑)
---衣装については、黒水玉のシャツですが
あっけちゃん: これも自分たちのと言うよりは、写真撮られる方のアイデアですね。黒水玉で行きましょうか、色合い的に。これめっちゃ探しましたよ
コバヤン: すーっごい探して、結構高かったんですよこれが!
---今回のアーティスト写真は気に入ってますか?
あっけちゃん: このアー写はめっちゃ気に入ってます。このカメラマン、そしてデザインもしてくれた人はバランス感覚が凄くよい方で、ジャケットへの文字へのバランスとかにこだわりがあり、信頼してお願いできました
---続いてアプリについて伺いますが、おいくらでしたっけ?
あっけちゃん: 960円です、安いと思います
---普通の3曲入りで考えたら妥当なというか高くはないですよね
コバヤン: このアプリはおまけも付いています。目覚まし機能が付いていて、僕らそれぞれのキャラを活かした起こし方をします
---目覚まし機能? 「朝、じゃーぱ、よーーー」みたいな?
ジャパさん: そっち系じゃないですね、もうちょっと神々しい感じ後光が差すような感じです。うさんくさいですね、だいぶうさんくさいです(笑)
あっけちゃん: リバーブとか編集とかは自分たちでやっているので、自分の部屋で録って、ディレイしようぜ、ディレイディレイとか
ジャパさん: あっけが完璧なリバーブとディレイをかけてくれました
---いわゆる通常の音源ではできない、アプリだからこそできる機能、というか特典ですね。しかし、なぜアラーム
ジャパさん: 画面上はiPhoneのアラームみたいな感じで設定できます
---ジャパさんの声で起きることができるのか
ジャパさん: 起きれー、ないかもしれない、、、
コバヤン: あ、3人分あります
あっけ: 好きなのが選べますので、選んでください
ジャパさん: 3日で一回りできますので
コバヤン: 僕、自分で何が採用されているのか知らない。2人はこれにするって送ってるけど、僕は決められなくて、真面目と、突拍子なヤツと、ネタのヤツと送ってあります。突拍子なヤツは一番びっくりされるだろうからなー
---あと、歌詞が見れますよね
あっけちゃん: 手動でスクロールする必要はありますが、曲と一緒に歌詞を観ることができます
---これまでもそうですが、カトキットは歌詞カードを見たくなる曲ばかりですから、曲と一緒に歌詞も見てもらいたい訳ですね
あっけちゃん: そうですね
---さらにセルフライナーノーツ、これまでにありましたっけ?
あっけちゃん: やってないですね、初の試みですね。再生ボタンを押したらライナーノーツが出てきてという感じらしいです、私まだ実機を触ってないので
コバヤン: マネージャーしか確認していないです
ジャパさん: 口頭でこうだよって伝えてくれました。大丈夫です信じています
あっけちゃん: アプリを作ってくれたKIGEKIさんの社長さんと制作の方とは何回か会わせて頂き、ライブにもわざわざ足を運んで頂きました。その時に他のアーティストのアプリを見せて頂きましたが、それが素晴らしかったので信頼しています
---凄いアプリが出てくるであろうと。アプリ形式の音源リリースは京都のバンド初ですかね?
あっけちゃん: 京都のバンドでは初でしょう
ジャパさん: きっと
あっけちゃん: 知らんけど(笑)
---あと、11月5日京都DEWEYでのツーマンライブが発表されました、これはレコ発ですか?
あっけちゃん: これは、DEWEY5周年です
コバヤン: DEWEYへのお祝いです
あっけちゃん: あくまで5周年のお祝いで、カトキット主催でなんかやってよって言われて、じゃーいっとくかみたいな感じですね
---発表がたまたまこのタイミングだったと言うことですね。そして、ツーマンのお相手がQaijff
あっけちゃん: はい、Qaijffとのツーマンです。いやー、Qaijffはねー、えげつない。はじめて宇都宮で対バンして、その時に私クソみたいなライブしたんですよ。自分たちのお客さんはほとんどいなくて、いやでもやったれって思って、思いっきりやったんですよ。そしたら、ヴォーカルの森さんが「めっちゃカッコよかったー!」って言ってくれて、おおこの人とは気が合うと。勝手に私の中で気が合うと思ってて、勇気を振り絞ってお願いしてみたらオッケーが来たんで。一番出てもらいたいと思って、最初に誘ったんですけど、「オッケーきてもーた!」って
ジャパさん: 逆に豆鉄砲喰らった感があるよな
---名古屋では相当な人気のバンドですからね。名古屋だとファンの皆さんも京都まで来られる方もいるのでは?
あっけちゃん: ぜひ、来て欲しいですよね
---Qaijffファンの皆さんにも、ぜひカトキットを聞いてもらいたいです。あと、純粋に関西でQaijffを聞きたいと思っている方も多そうです
あっけちゃん: 特に京都は全然来ていないと思いますので
ジャパさん: これはいい機会になると思います
---もちろんロングセットですよね、この3曲当然やりますよね
あっけちゃん: ロングセットだし、もちろんやりますよ!
---はい、DEWEYの5周年で、カトキットNew Digital Single『怒鳴りつける命』の記念ということで
あっけちゃん: もちろんそうです
ジャパさん: そういうことにしときましょ(笑)
コバヤン: 実は、リリースパーティー的なのはないんです、今回に関しては
---で、デジタルでやりましょうよ、オンラインで
あっけちゃん: それいいなー
コバヤン: なんか、ツイキャスで。それいいんじゃない
ジャパさん: やろうか、じゃあ
あっけちゃん: もう、私たちデジタルになるんで(笑)
---あ、今頃気づきましたけどリリース日は渋谷eggmanでライブの日ですね。もー、この日の物販はなにもなくて、アプリ買えと
あっけちゃん:QRコードだけ、バーンと置いて
ジャパさん: これじゃー! って、ね
あっけちゃん: あ、30日に新しいグッズが出ます、どどーんと
*このインタビューの翌日に発表されました
?newグッズ発売決定?
お待たせしました!カトキットのNEWグッズがやっとできたよー?✨
8/30 渋谷eggmanから発売開始です!!
Tシャツは絶対普段使いできちゃう?
カトキット初のタオルも絶対GETしてね??✨ pic.twitter.com/69dEYvj0jr— カトキット (@katokitto) 2016年8月25日
あっけちゃん: グッズのデザインは色々やらせてもらいました。デザインをやったというか、ものを言ったというか
---そう言えば、グッズについてツイッターのフォロワーに質問してましたよね
あっけちゃん: あ、それはガチャガチャの話ですね
コバヤン: ガチャガチャの機械が手に入ったから、何を入れたら面白いって聞いて
あっけちゃん: カトキットマニアックガチャガチャをはじめようかと
ジャパさん: 各個人個人のお楽しみグッズを入れようと
コバヤン: 全7種で6種はダサいんだよな、当たりが1個だけ
ジャパさん: 俺が使ったなになにとか
---え、缶バッチとかじゃなくて?
ジャパさん: 俺がちっさい頃遊んでたチョロQとか、唯一無二の
コバヤン: 思い出を全部入れていくんや
---某バンドが幼少期の写真の缶バッチを作ってガチャガチャやってましたね。同じのが何個も出るのでファンの間で交換したりしてました。それでもどうしても余っちゃう人がいて
ジャパさん: 同じ事やったら、やっぱり俺のが余る、みたいな
あっけちゃん: ...
コバヤン: ...
ジャパさん: えっ!?
---(若干引きつりつつ)そ、そんなことないですよ、人気ですよ。密かに女のコファンが増えているはずです、私が見ていないイベントで
コバヤン: 見てる中にはいない
あっけちゃん: わははははは
---い、いますよ、私に見えないだけです
ジャパさん: ...
---そ、それでは最後にこのNew Digital Single『怒鳴りつける命』のPRをお願いします!
コバヤン: キャラクターの全然違う3曲なので、楽しいと思います。2曲目の「サマーガール」が凄い遊んでるんですよ、サウンド的にも超デジタルなんですけど、最後にジャパのラップが入っていたりだとか
あっけちゃん: うそつけ、ラップじゃなくてコーラス!
コバヤン: あと、この曲は全体的に編曲がある曲のオマージュなので、なんの曲か聞いて当ててください
あっけちゃん: 当てて欲しい
ジャパさん: Twitterとかで書いてもらいたい
---それでは、ジャパさんお願いします
ジャパさん: 一点の曇りもなく自信を持ってオススメできるのは当然ですが、アプリでしか出来ないような試みも今回入っていますのでそのあたりも楽しんでいただきつつ、つつですね、やっぱり本分は曲なので。オマージュも入っていますが、僕らなりの解釈を持って入れた部分なので、それを含めて僕らの音源として楽しんで頂きたいです
あっけちゃん: じゃぱ
ジャパさん: ジャパ!!
---ジャパ! それではあっけちゃん締めてください
あっけちゃん: 今回アプリを発売するに当たり、色々な反響を頂いております。現時点でiOSのみとなっていますが、Androidユーザの皆さんの声はちゃんと届いていますから、それはそれなりに動かしたいので、とにかく8月30日iPhoneの皆さんはこれを楽しみにしてもらいたいです。
中身に関しては1年以上開いたリリースになっているので、とにかく自信あるモノしか出してないです。音源を渡しまくっていろいろな人にコメントを頂いているのですが、初期に戻ってホントにいいものが出来たので聞いてくださいと渡しているので、期待を存分にして頂き購入してください。これが、次のCDに繋がると思うので、ぜひ皆さん買ってください! そして、たくさん聞いてください!
---ありがとうございました!
このNew Digital Single『怒鳴りつける命』のリリースが発表されたのが8月19日の20時。音源のリリースはある程度予想はしていましたが、まさかアプリ形式でのリリースとは予想しておらずあまりの衝撃にどうしても直接話しが聞きたいと思い大阪へ。8月24日Kingcobraで行われていたイベントの合間に話を伺いました。
その後、音源を頂きしっかりと聞き込んでわかったこと。それは、アプリ形式によるリリースがこれほど似合うバンドそして楽曲はない、その点に尽きます。私がカトキットに出会い最初に注目したきっかけは、昨年発売されたミニアルバム『雨ニモマケル手帳』。エレクトロサウンドが好きな自分にとって本当にお気に入りの一枚です。しかし、ライブに足を運びさらに大きな衝撃を受け、いつの頃からかカトキットのことをライブパフォーマンスが主であるバンドと捉えてしまっていました。今回の緊急インタビューを通し、そしてこの音源を聞いて思い出したこと、このバンドは【エレクトロ・ポップ・バンド】だという事実。そう、エレクトロなんです、ポップなんです! エレクトロなんだからアプリで出すってのはある意味必然、というより、絶対的にカトキットというバンドはアプリで音源を出すべき存在だったのです。
正直なことを書いてしまうと、アプリでの音楽配信は容易ではないと思っています。それぞれが日頃から使い慣れている音楽アプリを使い、その日その時の気分に応じて聞きたいアーティストの聞きたい曲を選ぶ。それが当たり前の時代に、別のアプリを立ち上げて曲を聞くのだろうか。どれだけ大好きなカトキットであっても、そんな疑問が頭をしめていました。しかし、3人の話を伺い、さらにそこに収録される曲を聞いて、私はある種の確信を得ます。だからこそ、カトキットがやるのだと。【エレクトロ・ポップ・バンド】という自負を持ち、アプリ形式の配信に挑む。インタビュー中にも歌詞に対するこだわりを話してくれましたが、カトキットは曲を聞きながら歌詞を見たくなるバンドでもあります。カトキットがこの領域を切り開くはずだ、私はそう信じています。
リリースは本日8月30日の12時。iPhoneユーザの方はとにかく最大の好奇心ですぐにダウンロードしてもらいたい。iOSアプリなのでAndroidユーザの皆さんは聞くことができません。でも、なんとしてでも聞くべき音源に仕上がっています。もう、カトキットが好きだったらiPhoneを使っている友達の端末にダウンロードしてもらってでも聞くべきです。躊躇している場合じゃありません、そのくらいの事をしてでも聞いてもらいたいと思います。
そして、カトキットは本日台風と共に東京にやってきます。アプリリース、新グッズリリース、もう、8月30日はこのバンドにとって運命の日だったのでしょう。アプリの音源はもちろん聞いてもらいたいですが、ライブでしか味わえないあのカトキットを感じてもらいたい。今日の渋谷eggmanはサイコーのカトキットを観ることができそうです。ぜひ、アプリを購入した上でお越しください!
最後に、今回のデジタルシングルリリースに際して、ぽわんのメイビーモエさん、SATORIのハノトモさん、ナードマグネットの須田亮太さんという、なぜかシモブロに縁がある皆様のコメントがカトキットに寄せられているとのことで、こちらもぜひご覧ください。
?明日8/30リリース?
デジタルシングル「怒鳴りつける命」
コメント頂きました?✨第一弾!?ぽわん メイビーモエ
?SATORI ハノトモ
?ナードマグネット 須田亮太(敬称略)
ぜひご覧ください!!! pic.twitter.com/9kpGC1C1T3— カトキット (@katokitto) 2016年8月29日
カトキット New Digital Single
『怒鳴りつける命』
1.怒鳴りつける命
2.サマーガール
3.この闘いが終わったら
Bonus track:「シュガーコーティング」
(1.ハーフツインテール 2.ダメ。ゼッタイ。 3.シャバドゥビダー 4.5番バス)
配信日時:8/30(火)昼12:00~
価格:¥960(税込)
対応OS : iOS 8.0以上
推奨端末 : iPhone 5s, 6, 6Plus, 6s, 6sPlus,iPhoneSE
iPod touch 6th,iPad3以上, iPad mini2以上, iPad Air以上,iPad Pro
App Store URL(アプリ購入ページ)
2016年8月30日(火)
東京・渋谷eggman
「Live incubeat 5」
Sentimental boys / カトキット / 響心SoundsorChestrA / バウンダリー
etc.
OPEN/START 18:00/18:30
TICKET 2500円 / 3000円
2016年10月8日(土)・9日(日)・10日(月祝)
『FM802 MINAMI WHEEL 2016』
knave / club vijon / hillsパン工場 / SUN HALL / FANJ twice / DROP / VARON / KINGCOBRA / AtlantiQs / Pangea / BRONZE / CLAPPER / BIG CAT / CONPASS / OSAKA MUSE / FootRock&BEERS / RUIDO / JANUS / soma / FANJ
*カトキットは10月8日(土)に出演
2016年11月5日(土)
京都・LIVE HOUSE 木屋町DEWEY
DEWEY5周年×カトキットpresents スペシャルツーマンライブ 『君の永遠を奪いたいvol.1』
カトキット / Qaijff
OPEN 18:00/ START 19:00
前売り2500円/当日2800円
※高校生以下 1000円
(+1drink代)