『ことばの海/かいじゅうたちのいるところ』むらまつえりかコラム

みなさま、いかがお過ごしでしょうか? ねこね、こねこね。ギターボーカルのむらまつえりかです。

先週発表されたのですが、ねこね、こねこね。7月5日(水)ににゃんコイン(200円)シングルを出すことになりました! タワーレコード限定発売で 2,222枚の数量限定盤です。
にゃ、にゃんコイン。。はじめてのシングルになりますが、個人的には「シングル」ではなく「両A面シングル」だと思っています。これを機にたくさんのひとに届きますように。

わたしは曲をつくるとき、映画や絵本に影響を受けることが多いのですが「ことばの海」「かいじゅうたちのいるところ」もそうです。今回のコラムでは、7/5にリリースされる2曲を作る際に影響された作品を紹介していきたいと思います。

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|「舟を編む」から生まれた「ことばの海」
2年前、山の麓にある寂びれた団地にまろと二人で暮らしていたとき、休みの日は映画ばかり見ていました。そのうちのひとつが「舟を編む」。元は三浦しをんさんの小説です。簡単に言うと辞書作りをしているひとたちのお話です。不器用でありながら真っ直ぐなこころを持ったひとたちに胸がぎゅっとなります。
実は話の内容はあまり覚えていないのですが、主人公が単語の海におぼれていくシーンが印象的で、そのイメージだけで「ことばの海」が出来ました。

|「かいじゅうたちのいるところ」
タイトルをみただけてわかる方も多いと思いますが、かいじゅうたちのいるところはモーリス・センダックさんの「かいじゅうたちのいるところ」の映画と絵本、両方から影響を受けました。ぞっとするけどやさしい、こころ温まる物語です。
この作品(映画の方)をはじめてみたのは高校生のときでした。その時も良いな、と感じて童心をたいせつにしようと日々思っていたのですが、改めてみたのが「舟を編む」と同時期の2年前。高校生の時にみた「かいじゅうたちのいるところ」とはまったく別物に感じました。こころの原点にひゅいっと戻された感覚。タイトルは迷いに迷ったのですが、愛をこめてタイトルはそのままにしました。わたしの視点でみた「かいじゅうたちのいるところ」です。

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はじめてこういった感じで影響を受けた作品を紹介しましたが、紹介した作品にとらわれずに曲を聴いてもらえたらとても嬉しいです。。

以上、今回のコラムはシングルに収録されている2曲が生まれたきっかけになった作品紹介でした。

ことばの海/かいじゅうたちのいるところ 絶賛予約受付中です!
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| ねこね、こねこね。ライブスケジュール

●2017/06/04(日)@名古屋R.A.D
ZIP-FM presents「SAKAE SP-RING 2017
名古屋R.A.Dにて19:00〜出演予定。

●2017/07/12(水)@下北沢LIVE HOLIC
アノアタリ presents「色彩の展示法 VOL.2」
w ) アノアタリ / プンプンモーニング / MIMIC
OPEN 18:30 / START 19:00
前売 ¥2,500 / 当日 ¥2,800(ドリンク代別)

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