こんにちは!
6月に突入しましたがいかがお過ごしでしょうか!?
わたしは相変わらず近所の土手を走ったり、録りためたドラマを見たりする毎日です。
宇宙団は5/14以来バンドとしての活動をしていなくて(弾き語りでのライブは数本ありましたが・・)とっても寂しい。練習はしています! 新曲バンバンやっています!!
(※写真はキーボードゆう子不在です笑)
話は変わってみなさん音楽の話をするのはすきですか?
「好きな音楽はなに~???」
「どんな音楽を今まで聴いてきたの~????」
という質問です。
バンドマンと話していても、2パターンあります。音楽の話をするタイプとまったく関係のない話しかしないタイプ。わたしは少し前まで、
「望月とは付き合いたくない~デート中音楽の話しかしなさそうだし・・・」
と言われ、バンド内格付け「自分が男ならだれと付き合いたいか」選手権で付き合いたくない王二冠するほどでしたが、最近はもっぱら自分からはしなくなりました。
自分の持っている音楽に対する情熱とか感情をあまり気軽に話すと、音楽への情熱がひゅるひゅると歌そのものではなくて会話に昇華されちゃうのでは・・? と思い始めたからです。(たぶん実際はそんなことはないと思うのですが・・笑)
とはいえ、バンドマンって芸術全般に興味がある人が多くて、映画とかマンガに詳しい人が多い! わたしはせっかちで、たとえば映画は結末をはやく知りたくて最後から見ちゃいがちだし、マンガも「のだめカンタービレ」と「名探偵コナン」と「金田一少年の事件簿」しか読んでいなかったから、おしゃれバンドマンの友達ほんと少ないです。
そんなわたしが唯一、人並みに知っている芸術・・・
それは「本」!!!
ということで今日はわたしの少ない知識の中から三選選びたいと思います。
1.「裏庭」
著:梨木果歩 新潮社
超名作中の名作です! 分厚いけど引き込まれます。ハリーポッターとかナルニア国物語とかそういう類のファンタジー好きな人、たぶんみんな好きです。その二作品より壮大感はすこし薄れますが、そこがまたファンタジーなのに身近な感じがして素敵です。加えて登場人物もとてもリアル。社会からの疎外感とか愛情不足って少しずつみんなが感じているはずなのですが、そういう現代社会とファンタジーの世界、正反対なのにも関わらずきちんと噛み合って物語が進んでいるのがスゴイ・・。ファンタジー世界の住人も超キュートで読んでいくうちに愛着がマシマシです。
わたしもこういうファンタジー? 現実・・? みたいな曲書きたい!
2.「マイ国家」
著:星新一 新潮社
まず何がいいって名前が良い! 「マイ国家」って響きやゴロ、何をとっても最高のタイトルです。ほかにも「妄想銀行」とか「悪魔のいる天国」とか、もうこれをアルバムのタイトルにしたいくらいです。宇宙団の出した「星眠る島」というアルバム名も、星新一作品でありそう。著者の星新一はショートショートという分野を築いた人で、一編がとにかく短いのが特徴。
発想が斬新で面白いです。雪女との恋や、ロボットとの攻防など斜め上をいきます。「THE ひらめき名人」という感じで読んでいて飽きません。
3.「サマータイム」
著:佐藤多佳子 新潮社
「サマータイム」という名前は、ガーシュウィンという作曲家の作った曲の名前から来ています。わたしは小学校6年生までクラシックピアノ、そこから先はジャズピアノをやっており(今はもうあまり弾けませんが・・)サマータイムもよく弾いていました。タイトルに惹かれて買った一冊なのですが、とにかく素敵です。
曲のもつ透明感や切なさにぴったりの四編の物語。映画化した「しゃべれどもしゃべれども」「一瞬の風になれ」の作者、佐藤多佳子のデビュー作品です。夏は暑いからあまり好きになれずにいましたが、夏の鮮やかさとかみずみずしさっていいなって思いました。
―以上、三選でした。
わたしは音楽に関しても本に関しても「ファンタジー」が好きです。音楽も本も映像を自分で思い浮かべられるから良いですね! このコラムを書くにあたって三作品読み返しましたが、なんだかよい歌が出来そう! って思いました。
・・・音楽のこと全く書いていませんが今回はこの辺で!(笑)
またねっ!