急に寒くなってきて、こちらは完全に秋服迷子です。皆様如何お過ごしでしょうか。「まだ売れてないの?」って、完全なる嫌味を言われてもヘラヘラできるくらいには大人になりました。カトキットボーカルあっけです。
316さんでコラムを書かせていただいていて、この話をしない訳にはいかないでしょう・・・!!! 8月9日梅田シャングリラ。316企画、激動の一日をここに収めたいと思います。
1・できるなんて言わなければよかった
ぽわん解散発表があり、何か手助けしたいと焦燥に駆られた私は、サポートするよ!って意気揚々ともえちゃんに連絡。するとキーボードお願い!との返事が。任せとけコノヤロー!!と練習を開始して気づく。
「あれ? ゆ、指が動かない・・・」
思えばキーボードというものを買ったのが4年程前で、以降作曲の為にしか使ってこなかった私は、例えば曲をコピーして練習するということを一度も行ったことがなかった。その日から毎日2時間は必ず練習するというクソ真面目っぷりを発揮し、3週間みっちり練習した。
ぽわんは東京のバンドなので本番3日前に京都にて初リハーサル。震える私。楽しそうなもえちゃん。震える私。楽しそうなもえちゃん。震える私。という感じで練習終わり「大丈夫でしたでございましょうか・・・」と不安がる私を「マジ最高」と抱き寄せた君を忘れない。ちなみにシンセの音色を決めるときに「この音かわいい!」という理由で音を決めた君も忘れない。
実際のところあんまり弾けてなくてギターの宇宙とドラムのこばやんからは「頑張れ」の一言を頂きました。
2・本番当日
朝から最後のスタジオに入りリハーサル。前日、丸一日練習に費やした私は、完全に消え失せてしまっていた任せとけコノヤロー!!精神が復活し、無敵状態。楽屋では出演者全員できゃっきゃきゃっきゃ言っていて、事前に対談があるのって素晴らしいな。と思いながら過ごしました。
本番はこんな感じで最高楽しかったです。
ぽわん - 2017.8.9 梅田シャングリラ photo by 松本いづみ @mini12du
あっけ(ぽわんサポート)- 2017.8.9 梅田シャングリラ photo by 松本いづみ @mini12du
もえちゃんが「最後の大阪ライブです!」って言ったときにハッとして、「私が大好きなバンドが最後に向かって行ってるんだ」って思うと、たまんない気持ちになりましたね。大切なステージに立たせてくれてありがとう。って本気で思った。
あと、ぽわんのサポートのギターの宇宙は、モルグモルマルモのギタリストなんですが、過去にカトキット+宇宙でバンドを組んでいたことがあって。連絡先もあやふやなくらいの距離感だったんですが、久しぶりに会えて嬉しかったし、ギターソロとか「あぁ、宇宙のギターだ」って思って懐かしくなりましたね。彼のギターがとても好きだったので。
宇宙(ぽわんサポート)- 2017.8.9 梅田シャングリラ photo by 松本いづみ @mini12du
解散してバラバラになっても、またいつかこんな日が来るんだから続けててよかったなって思っちゃうよね。
いい話かよ・・・。
3・あ、カトキット最強でした
カトキット - 2017.8.9 梅田シャングリラ photo by 松本いづみ @mini12du
カトキット - 2017.8.9 梅田シャングリラ photo by 松本いづみ @mini12du
ザッと読んでもらった通りなんですけど、この日に向けての準備がほとんどぽわんに費やしていて、自分のライブのこと考えれたの本番30分前くらいですね。
でもそのおかげか何なのか、肩の力が完全に抜けていて、余計なことを考えず心配事もなく、歌に、音楽に、真っ向から向き合えたライブになりました。
よって、カトキット最強でした。トリに相応しかったと思います。(殴らないでください殴らないでください殴らないでください)
そんなこんなで8月一番のビックイベントが終わり、打ち上げではもえちゃんと一緒に頼んだパイナップルピザを食べて、未来の話や悪口や希望や下ネタにまみれて心を素っ裸にしてそのまま寝ました。
主催の316さん、本当にありがとうございました!定期的に続いていくという噂を聞いてるので全力で応援していきます!!
おまけ!
Twitterでコラムの題材を募集したところ、気になるのもがあったんで書いてみます!
「楽曲提供やプロデュースについて」
これはもえちゃんとの対談の時に出た話ですね。
《[316night Vol.1 記念対談]メイビーモエ(ぽわん)×あっけ(カトキット)【3】》
楽曲提供をしてみたいと思うように特に最近強く思っていて、誰かに歌ってほしいっていうよりも自分が歌うという枠から外れたい。っていう考えの方が大きいんですけど。
自分で作って自分で歌うとなると、無意識にでも自分のキャラクターであったりとか、バンドのキャラクターであったりとかを考えて曲を作ってしまうんですね。その縛りに飽きたというか。声は唯一無二の音が出せる楽器だと思っているので、この声でこれ歌ってほしいとか想像しながら作るのは楽しいです。
感覚的にはロックドラムの音色よりこの曲はカホーンの音色使いたいな。っていうのと同じように、この曲は私の声じゃなくて・・・って考えれたら楽しそうだなと思いますね。
楽曲提供は今のところ憧れですが、歌ってくれるなら作りたいです!!
それでは今回はここまで!
そろそろ来るであろう秋を、私は万全な風邪予防で迎え撃ちますよ!
みんなも花粉と風邪に気をつけてねーーー!!!!