どうも！宇宙団のボーカルギターの望月シホです！
ご無沙汰しておりました・・気づけば９月も折り返し地点。みなさまいかがお過ごしでしょうか？ 宇宙団は8月の後半から9/14にかけてレコーディングをしていました。元々は9月の頭で終わる予定だったのですがどんどん伸びてしまいました、トルコアイスかよ！
ですが、おかげさまで良いものが録れました。ここからミックス・マスタリングという各楽器の音量を調整したりする作業に入ります。早く情報を解禁したい～～！！
詳しくはまだ言えないけれど、今回は前作「星眠る島」のときとはかなり環境も変わりまして、とっても新鮮なレコーディング現場でした！ 楽しかった、お菓子ばっかり食べていたけれど・・・
前作のレコーディングよりも和やかだった気がする！ ただ、レコーディングが終わってホッとしたけどその反面寂しい・・・。また早くレコーディングしたいなぁ。。。
次はどんな曲を書こうかなぁ～と悩みます。思い返せばこの半月、たくさん今作に向けて曲を書いてきました。すごくすり減らしていくような気持ちになって、良くも悪くもこんな気持ちはじめてでした。
わたしにとってはベストアルバムだったし、このアルバムは「ファンタジー」を軸に置いていたのですが、今回もまた「ファンタジー」という軸で戦ったら前作に劣ってしまうかも・・・とも思っていました。
宇宙団の最大の武器は「ファンタジー性」なのか「キャッチー」なのか「ポップ」なのか「ライブ力」なのか「色モノ感」なのか・・・今作はそこから悩んで、何を削ってその代わり何を得ればもっと良い音楽を作っていけるのか・・・という問答をひたすら繰り返す作業でした。
すっごく悩んだけれど個人的には、良い着地点にたどり着いたんじゃないかな？と思っています。
宇宙団なりの答えは今作を是非聴いて感じ取ってもらえたらなと思っています。ニコッ。
で、話はもどって次はどんな歌作ろうかなぁ～と悩みます。まだ詳細すら出ていない今作を出した後の次の作品ですから、ずいぶんと先の話です。次の一手を前の前から読まないといけない・・・本当に藤井四段を見習いたい。何手先まで読んだら勝てるんだ・・・望月十級も先見性を持たなくてはいけません。
深夜のレコーディングが終わって朝ごはんを食べに行っているとき、「次はどんな歌作れば良いのかな～もう全く浮かばないですよ」とか弱音を100回くらい吐いた気がします。ガストで朝の定食（マグロ丼）食べながら（笑）。
曲を書けないときのわたしは普段の1000分の1くらいの戦闘力しかなくて、曲を書けたときのわたしは普段の1000倍くらい強気になるのでまったくもってタチが悪い・・・。
家に帰ってからもウダウダと次の一手を考えていて、
「そうだ！わたしはフジファブリックになりたくてバンドを組んだんだ！」
と思い、フジファブリックの曲を聴きあさりました。
結論―、『フジファブリックにはなれない』（当たり前）。
まずわたしオンナだし。その時点で全然違うなぁって。あのねっちょりとした音楽はあの声、雰囲気だから良いんだなあ～って思った瞬間に、もう少し自由に曲を書いていけたら良いなあと思うようになりました。
志村さんは、わたしの一番大好きな歌「茜色の夕日」をちょうどいまのわたしと同じ位の年齢で書いているし、そろそろわたしも誰かの心にクリーンヒットできる曲を書けたらなぁという気持ちでいます。（今作も超超自信作だけど・・！笑）
「茜色の夕日」（フジファブリック）
とか思っていたら、そのウダウダ弱音を吐きまくってみんなを困らせた翌日、超超いい歌できました。嬉しくて「いままでで一番良い歌できたよ～～！」とエンジニアさんに言ったら「望月ちゃんは毎回それを言ってる（笑）」と言われたのでそういうことなんだと思います・・・（笑）。
どんなに普段飄々としていて、どんなに明るい社交的な人でも、曲を書くときあーだこーだと悩みながら書いているんだろうなぁ・・・。たぶんそういう姿はあまり想像しにくいだろうし、できなくても良いんですけど、「この曲良いな」と思ったら「良かったね！」と言ってあげてほしい！！です！！！（勝手な願いですが・・笑）
わたしはメンバーに甘やかされているので「いい歌だね！」と言われてデレデレする日々を送っていますが、それが実際に次の曲を書くモチベーションにもなっているし。
良いなあ～と言われたい、褒められたい・・・「自分たちさえ満足できる音楽ができればそれで良い」という人もいるけどわたしは全くそう思わないです・・自分たちも聴いてくれている方も満足できる作品を作りたいんじゃ！
ということで何も詳細が明かされていない今作ですが、みなさんに「良いね」と言ってもらえるような作品になるよう現在進行形で頑張っていますヨ！
ちなみに今作のイメージはこんな感じ⇩
ご期待と応援のほど何卒おねがいいたします・・・。。。。
お楽しみにっ！
では、またねっ！・・
