『望月による秋の夜長にぴったりの音楽５選』望月シホ（宇宙団）コラム

こんばんは。宇宙団のボーカルギターの望月シホです。あっという間に10月に突入してすっかり秋模様・・みなさまいかがお過ごしでしょうか？

わたしはピカチュウみたいな、歩くぬいぐるみ（中国製でなぜかリボンついてる）にはまっています。

おととい、新しく録っている音源の編集作業をしているときにずっと抱きしめていたら誕生日が近いという理由でエンジニアさんがくれました。

秋の夜って急に寂しくなったりしますけど、そんなときに一人でピカチュウを走らせて癒されています・・この子のおかげで毎日楽しい！って感じです。
（エフェクターボードの上を走らせていたらエフェクターボードに傷がたくさんつきました・・・）

秋の夜のことを【秋の夜長】と言ったりしますが、わたしも眠れない夜に暗い部屋とかでじっと音楽を聴いている時間がとっても好きです。そこで今回は【望月による秋の夜長にぴったりの音楽５選】を紹介します・・！　荘厳でずっしりと綺麗な曲を選んでみました。

1. Anthem / フジファブリック

フジファブリックの名盤「CHRONICLE」に収録されている一曲。イントロから良いです。フジファブリックは凝っていて、いろんな工夫を詰め込んだ曲が多いイメージですが、そういうバンドがシンプルな曲を作ったときの威力がすさまじいです。

当時「日本的なイメージ」で知られていたフジファブリックがこのアルバムをスウェーデンのストックホルムで収録していて、アルバムの至る所にストックホルムの空気感を含んでいるところがこれまた素敵です。「CHRONICLE」の最後の曲が「Stockholm」というもろでストックホルム感出してくるんですけどこの曲も本当にすごいです。行ったことないけどなぜかストックホルムの風景が見えます。

目をつぶって秋の夜に聴けば少し冷たいスウェーデンの空気を味わえた気がして、すっとした気持ちになれます。

2. うみのて / 放課後失踪クラブ

一番最後のライブを宇宙団のドラム・ツチダと見に行きました。ものすごい数の曲演奏していたなぁ・・今でも思い出します。「放課後失踪クラブ」が持つ、絶妙な雰囲気が大好きです。

フジファブリックもうみのてもそうなんですけど、５人（ボーカルギター・ギター・キーボード（鉄琴）・ベース・ドラム）っていいなぁ。５人の深みがありますよね。その分難しそうですけど・・。ちょっと憧れます。

3. 地球が何周回っても / GRASAM ANIMAL

(フルはなかった・・)

わたし、GRASAM ANIMAL大好きなんですよね・・。同い年なんですけど、この路線で攻めてくるバンドが一緒の年代にいてくれて希望を感じました。宇宙団とGRASAM ANIMALって全然ファン層もイメージも違うんですけど、音楽的なルーツは結構似ているところもあり、70’のボサノバの話で盛り上がれたのはボーカルのキヤくんだけです。

「地球は何周回っても」はアルバム「ANIMAL PYRAMID」の最後の曲。リズム、ギターの出音、展開がすばらしくて聴いていたら背筋がシャンとしました。今は軽めのシンセポップとかが流行していてそれも良いけど、ロー感があって重みのある一曲を最後に持ってきて締めてくる感じがかっこいいなあと思いました。

4. 細野晴臣　/ honey moon