『下北沢の下北さん』深田和良コラム

どうも。モルグモルマルモの深田です。

このコラムをはじめて一年経とうとしています。やはりライブ告知と絡ませて書いてしまう内容がほとんどで、もっと多岐に渡る内容をお届けしたいのですが、なかなか難しいところです。ネタはストックしているのですが…。

今回も結局はライブ告知になってしまうのですが、一人のおじさんについて書きたいと思います。

そのおじさんの名は「下北さん」。初めて会った時の印象は、

『スイカ頭(幽玄道士)に似てるなあ…』

でした。いや、すまん。でも似てるんだもん。

下北さんと僕はどのような関係かといいますと、時にライブのお客さんだったり、下北沢の情報を発信する「しもブロ」の人(何故か京都のバンドの僕らをよく取材してくれます)だったり、「316」で僕にコラムを書かせてくれてる人だったり、そしてイベンターとして沢山関わりをもっています。

仕事はめっちゃしっかりしてるそうですが、ぶっちゃけ何をしてるのか僕にはわかりません。怪しいです。ただ、僕がみる下北さんはいつも熱量が高く、その時追いかけたいバンドを追いかけて西へ東へ飛び回っています。

僕、そしてモルグモルマルモとしての付き合いも沢山あります。

去年の夏、僕がBIG CATでのイベントPRのため100キロくらい走った時は、要所、要所で現れては写真を撮り、肝心のゴール見逃すというミラクルおじさんとして、僕の苦しい道中の清涼剤として活躍しました(大山崎の茂みから現れたときは笑いました)。

2016.7.6 100kmマラソン、大山崎の茂みからの1枚
2016.7.6 100kmマラソン、大山崎の茂みからの1枚

僕がカフェをやるってなったら、取材にも来てくれました。花も贈ってくれました。

僕は『歌え!ドラマー達!』というドラマーをめっちゃ集めて、歌いまくるというヘンテコリンなイベントをやってるのですが、それを

『東京でやりたい!』

と言えば、惜しみなく協力して、一緒にイベントをつくりあげてくれました。はっきり言って、このエネルギーは尋常じゃないものがあります。

2017.10.3 『歌えドラマー達vol.6』にて

そしてここが大事で恐ろしいところなのですが、こういう関係を様々なところで築いています。もちろん下北さんが『これは追いかけたい!』と思う人、バンドが前提ですが、凄いという言葉に尽きます。

そんな中に僕やモルグモルマルモも入れてもらってるというのは光栄であり、感謝の念が絶えないのですが、なんか実際顔を会わすと、そういう事を言わせないユルさというか、キモさというか、よくわかんないものがフワフワしてて言えないのですが、この場をおかりしてお礼を申し上げます。

そんな下北沢の奇跡のおじさんがイベントをするんです。

2017年11月24日(金)
316NIGHT vol.2
お京阪ナイト
下北沢 BASEMENT BAR
[出演]
宇宙団
河内REDS
ヒミツノミヤコ
モルグモルマルモ

下北さんがやるイベントだから、僕ら無料音源つくりました。ダウンロード形式になります。新曲と、とっても僕ららしいエルヴィス・コステロのカバー(オリジナル日本語詞)です。イベントの開催と、僕らのインタビューで15000字も文字を起こした労力に報いる最高のライブをお届けします。

モルグモルマルモ 未発表音源プレゼント

さてさて、このコラムをお読みの皆様は、そんなオヤジ達の想いなど関係なくお気軽にお越し下さい。ご予約受付中ですよ。

『モルグはずっと続けてください』と何かのタイミングで言われたことが印象に残っています。まあ僕らはしぶといですからご心配なく。ドントウォーリー。

2017.10.3 『歌えドラマー達vol.6』