2018年3月16日(金)に京都のLive House nanoで開催される、【ライブハウスナノ14周年月間 第13夜 316NIGHT vol.3『ここからはじまりました』】。
これまでの4本のインタビューに加え、特別企画としてカトキット・コバヤンによる京都オススメスポットの記事を掲載しましたが、そうなったらこの人のオススメスポットも紹介するしかないでしょう。カトキットのスーパーベーシスト・ジャパニーズ田中がオススメする京都スポットです。
というわけで、指定された京都市下京区某所に伺いまし、た、が、、、。
京都水族館ではありません、ジャパニーズ田中家の水槽前です。というか、なんなのこれ、Twitterとかで見てたけどめっちゃガチじゃん。これが、なんなのか解説してください。
ジャパニーズ田中「まず、左の水槽から。こっちが去年の6月からはじめた方で、はじめたときはこんなになるとは思っていなくて、、、魚が飼いたいという漠然とした想いではじめまして、生き物がいる家がいいなと。小さい頃にフナを捕ったことがあって、実家のじーちゃんが20年育ててたこともあり、自分自身で魚を飼いたかったわけです。あらかた機材を揃えたのですが、飼いたい魚を入れるうちにいろいろ調べると水草が綺麗だなと気付きました。」
これ、左右の水槽で色が違うのはどうして?
ジャパニーズ田中「右は若干色をつけています、ピートモスを入れてます。水質がアルカリに傾いていたので」
ねこ「にゃーぉ、にゃーーぉ」
お水は水道水を入れているの?
ジャパニーズ田中「水道水ですね。バクテリアが定着してくると段々綺麗に水が磨かれてきます。下にある機械の中でバクテリアを飼ってるような感じですね」
ねこ「にゃー、ぉ」
なんだかすごいね、すごいことになってる。
なんというか、いいベースを使ってるけど、それを上回るレベルで水槽の機材にこだわっていそう。
ジャパニーズ田中「むしろ、こっちにこだわっちゃってますよね」
ねこ「うにゃーぉ、にゃぁーぅお」
ねこ「にゃーーー、ににゃぁーーー!」
ジャパニーズ田中「くーちゃん、ちょっと」
くーちゃん?
これ、今までにかかった金額っていくらくらい?
ジャパニーズ田中「怖くて言えないです、一個一個はわかるのですが合計するのは」
ちなみに、ベースとどっちが高いですかね?
ジャパニーズ田中「ギリギリ、ベースです」
まじか、、、高いよめっちゃお金かけ過ぎだよ! ちなみにランニングコストは?
ジャパニーズ田中「電気代はそんなにではないですね、冬はヒーターを入れてますけど、それでも月に2000円とか」
水の入れ替えとか大変?
ジャパニーズ田中「水は週に1回、1/4くらい入れ替えるかどうかという感じですね。水質のテストをして入れ替えますね」
素朴な疑問ですが、4日とか遠征に出てて問題ないですか?
ジャパニーズ田中「問題ないです、ちょっと水が減るくらいなので」
こっち(水槽)はそれでいいのね、え、あっち(ねこ)は?
ジャパニーズ田中「あっちは問題がありますね、大量に餌と水を置いておくしかないですね」
あれ、なんか一匹出てきた。
ジャパニーズ「こんな風にCO2を添加して、見てもらうとわかりますけどプツプツ気泡がついてますが、このLEDで光合成をしていますね」
もう、完全に草を育ててるじゃん!
ジャパ「そうなんですよ、もう、どうしようかなぁって思うんです。魚たちは当然カワイイですけど、、、」
これ、水槽を二つにしたのが分かれ道だったのかも。一つのところで踏みとどまっていたら良かったのかも。
ジャ「そうで、したね。この、コリドラスを飼いたかったんですよ、かわいいなーって。こいつらは砂の中の餌を探して食べる性質で」
あれ? 餌は何か与えてるの?
ジャ「今日はあげてないですね、勝手に何かしらを食べてるんでしょうね、微生物とか」
なんなのこの小さい地球、生態系が確立されている。
ジャ「微生物が住み、できあがってるんですよ、完全に。お魚を飼う上で一番大切なのが、微生物を飼うことらしいんですよ。排泄物からアンモニアが出て、そのアンモニアを食べるバクテリアが空気中からやってきて生まれ、亜硝酸を生成するわけですが今度はそれを食べるヤツがいて、最終的に硝酸塩になり、それを水草が吸い取って育つ。」
なんなのその知識、はじめてから得られた知識なの?
ジャ「そうですね、最初はブクブクだけでいいと思ってたんですよ。アレでも同じ事なんですけど、容量が大きい方が安定するので」
、、、これ、どうしたいの? 最終到達目標は??
ジャ「あのADAという会社、アクアデザインアマノという会社でして、すみだ水族館でも大きなアクアリウムの展示をしていますが、そこがやっているコンテストに出てみたいなと。毎年二・三千人くらい応募があるんです、全世界から。全然、そんなのに出られるレベルではないのですが、コンテストが続いているうちに一度出てみたいです」
どうしたもんだ、これは。
ジャ「ねえ。まあ、そんなこんないわずに、眺めてるだけで癒やしです。ぱっと見ただけで、エビが何かを突っついてたり」
わかる、見るまであまり実感がなかったけど、これは確かに飽きない。水族館で魚を見てる気分。というか、植物も含めて安らぐし、飽きない
ジャ「飽きないんですよ。見てるだけで1時間とかあっという間に過ぎるんで、家を出るのが惜しい気持ちになるときもたまにありつつ」
なんというか、メンテナンスが面倒だよなぁとか思ってたんだけど、メンテナンスも楽しい感じ?
ジャ「楽しいですね、こんなのをつかって、」
これ、カトキットのメンバーはどう思ってるんだろ?
ジャ「どうですかね、コバヤンがちらっと1回見たくらいで、しかも数ヶ月前ですが」
なんか、あんま反応しなさそう、田中君これ食べられる? って。
ジャ「コバヤンも生き物飼ってるんでね、鳥を。あの人、かわいいかわいいインコを飼ってるんですよ」
え、やばい、さっきスズメ食べさせちゃった、、、
ジャ「(手を叩いて笑)、伏見稲荷といえばスズメですよね」
やっぱそうなの?
ジャ「そうなんです、あっこに行ったらスズメがあるでって言われて、食べる」
全く食べたことが無いって言ってたから、、、
ジャ「へー、ということはコバヤン鳥類を愛していたからなのかも」
ヤバい、罪深すぎる、、、
ねこ2「にゃーにゃーーー」
このにゃんこ達はどうしたの?
ジャ「こっち(レイ)は拾いました。大阪のAIKOが使っていたスタジオに入っていたら、子猫の鳴き声がするって話してて、ガムテープされたハコがあって中を見たら痩せた子猫がいたんです。連れて帰ってきて里親を探してたけど難航して、そうこうしているうちに情が湧いちゃって、、、もう10年くらい飼ってますね」
この子は?
ジャ「この子(くーちゃん)は、僕が猫を飼っていることを知ってる人が、一匹も二匹もかわらんやろって。普段は”くー”って鳴くんですよ」
なんというか、水槽もあって猫もいるってカオスだね。
ジャ「でも、この子たちは全然水槽に興味がなくて、水の中の魚を取ろうとはしないですね」
これはなんですかね、カトキットの音楽性に何か影響があったりするのでしょうか???
ジャ「まー、なんでしょう、愛ですかね。ふっふふーん、音楽性全く関係ないでしょ」
(爆笑)これ、吉村さん(あっけちゃん)は知らないですもんね、このジャパニーズ田中の愛を。
ジャ「たぶんわかんないでしょうね、話をしたところで二人ともわからないでしょうね。共通ではない趣味の話をするほどおもんないことはないでしょう」
これはやはり、カトキットの音楽には関係ない
ジャ「ない、ですかね」
敢えて言えば、田中さんのモチベーションが
ジャ「そうですね、僕のモチベーションですね」
いやー、そういうことですか、そういうことですね、ええ、ジャパニーズ田中さんの京都のオススメスポットでした。ありがとうございました、ありがとうございました。あ、京都のオススメスポットですが、行くことはできませんごめんなさい、伏見稲荷大社に行ってください。
ライブハウスナノ14周年月間 第13夜
316NIGHT vol.3
『ここからはじまりました』
2018年3月16日(金)
京都 Live House nano
前売り 2000円/当日 2500円
OPEN 18:00/START 18:30
☆タイムテーブル
[出演]
カトキット
Moccobond
ジャスミンの香り
opening Summer Tune for you: 深田和良(モルグモルマルモ)
チケット予約: 各バンド予約、316予約