【お願い】 pic.twitter.com/67d6RT9g6z
— ニアフレンズ (@nearfriends_) 2018年3月27日
ニアフレンズのこのツイートがどうしても忘れられなかった、彼らのライブを目撃しなくてはこのイベント【KNOCKOUT FES 2018 spring】の取材を終えることはできないと考えていた。彼らのアクトを感じるにはカメラは邪魔だ、この日、数千枚の写真を撮影したライブ撮影用の機材を置いてMOSAiCに向かった。
21時35分、このイベントの最後にはじまる大トリのアクト。フロアに降りると、すでにステージに人が、ホントにコイツらステージに人を上げている。盛り上がった、確かに彼らのアクトは盛り上がった。アンコールの拍手が鳴り止まない、そして、メンバーはステージから控え室に戻ることができず(ステージ上にいた他のバンドマンが戻るのを阻止していたようだ)、そのままアンコールに突入する。
そのままアンコールに突入する? いや、そのままではなかった、ステージに上がれと観客に言い放ち、挙げ句の果てには自らがフロアに降りてしまう。なんだこれは、確かにそこにはこれまでMOSAiCで見たことがない光景が広がっていた。【KNOCKOUT FES 2018 spring】このイベントの大トリにふさわしいアクトを目撃することができた。
撮影機材は置いてきた、が、何かのためにコンパクトカメラは持っていた。その何かが起きた、もはや、撮らずにはいられなかった、ニアフレンズが創り出したMOSAiCという空間を。
ライブハウスのみならずサーキットイベントまでもがひしめき合う下北沢、この日行われた【KNOCKOUT FES】から多くの歴史が生まれた。そして、この歴史はまだまだ続くはずだ。次回【KNOCKOUT FES】の開催アナウンスを心待ちにしたい。