[7/22・Motion]ツーマン開催記念 対談『C'mon C'mon×宇宙団』後編

【[7/22Motion]ツーマン開催記念 対談『C'mon C'mon×宇宙団』前編】の続きです

[7/22Motion]ツーマン開催記念 対談『C'mon C'mon×宇宙団』

ーーーそれでは、ここで質問タイムです、お互いに聞きたいことがあればどうぞ

ツチダ: なぜ、ユニットをはじめようと思ったのですか?

ジョゼ: 私の目線から話すと、前のユニットの活動が終わることが決まっていて、その後の活動はDJくらいかなと思っていたけど、なんと、棚からぼた餅(笑)。いい話が転がってくるモノだと。でも、予想外すぎて、まさか私を誘ってくるとは思っていなかったし。ただ、やるとなったらあいつは本気だ、遊びじゃないし楽しければいいとかじゃなくて本気でやるんだろうと。この誘いに乗るにはこっちも気合いが必要だと思って悩んだけど、私の性格的にチャンスを見逃すのがイヤで、来たものには乗ろうという感じでした

望月: カッコいい選択です。確かに、モエさんはやると決めたら本気でやりそうだから

---ちょうど前の活動が終了する、タイミングも大きかったですか?

ジョゼ: 本当にそうですね。自分の活動が決まっていたらやってないでしょうし、本当にタイミングが良かったですね

---タイミングは本当に重要です、やりたいけどやれないということがほとんどですからね

ジョゼ: 恋愛と一緒ですよ、タイミングは大事です

望月: モエさんがちゃんとアンテナを張っていて、ジョゼさんの状況をチェックしているというところもスゴいです

ジョゼ: モエピがあししさん(元ぽわんメンバー)を誘った時も、活動を休止した直後でまだ早いだろというタイミングの時に誘ったらしくて

---そうです、活動休止を知ってすぐにDM送ったと言ってましたね

望月: 私は曲作りについて伺いたいです。私は曲のデモをしっかりと組む方ですが、トラックメーカーの方とどんな感じのやりとりをして作るのか教えていただけますか

モエ: 殴り合い

望月: なぐり、あい!?

モエ: えー、どんなだっけ? 今回の曲は半分はトラックを先にもらって、それにメロディと歌詞をつけて、その上でコード進行を変えたりしたのかな。それ以外の、元々私が作った曲のアレンジは、実際に立ち会ってその場で要望を伝えたのかな。

ぽわんの時は凄くこだわりがあったけど、C'mon C'monになってからは任せようという気持ちが大きくなったかな。昔は、メンバーのことは大好きだけど頼りきれなかった部分もあって、でもなんでも自分でやろうとするとキャパオーバーになってしまい、結果的にメンバーにぶち切れたりして、メンバーからしてみたらなんやねんって(笑)。

今は他人に任せる部分はちゃんと任せて、自分は素材になろうって思ってる。そうゆう方がしっかり回っていくなと、ぽわんの時に学んだかな

望月: 私もバンドの全てを自分が把握していないといけない気がしてしまいます、こわいんです自分が見てないと。バンド内のこととか、お誘いの連絡とか異常に気にしちゃいます。私に関しては誰かに頼れないということより、自分が捨てられることが怖いみたいな、メンバーにやめられたのが本当に大変だったので

モエ: なるほどね

ジョゼ: トラックメーカーのSorabeatsがメンバーと同じような関係で、私は今までアイドルをやっていて曲を作ることはできないけど、こういう感じがいいというのを適当に言えるような関係が大きい。目上の方には言いづらいことも、気軽に要望が言えるからやりやすい

モエ: すぐ作ってくれるしね。仕事が早いって、やっぱやる気だからね。Sorabeatsは仕事は早いし質もいい!だからもっと世の中に出したい気持ちもあるよね。彼は自他共に認めるインドアだから(笑)。

ジョゼ: それ言ったら、怒られるよ(笑)

モエ: 初めて会ったとき、向こう側が透けて見えるくらい肌の色が白すぎて第一声で「外出てる?」って聞いた(笑)がっつりと前に出ていくタイプじゃないけど、こんなにいい人材が西東京にいるのなら(*メイビーモエさんは西東京出身です)、それは誇れることだしそれを見つけたうちらはどうよ? という気持ちが強い!(笑) tofubeatsの次に来るよね、Sorabeatsがね

望月: その方とはどうやって出会ったのですか?

モエ: 私の友達の後輩で、紹介してもらいました

---引き寄せてますねー。そういう意味では、望月さんも凄いと思いますけどね東京カランコロンのいちろーさんにプロデュースされているし

モエジョゼ: えーーー!

望月: 送って3ヶ月後くらいに返事が来ましたけど、「僕のことを覚えているでしょうか?」って。とても丁寧に連絡を頂きましたね

---カモカモのお二人から宇宙団に質問はありますか?

モエ: あるある、休みの日になにしてるのかな? とか(笑)

ジョゼ: そもそもの結成の経緯とか聞いてみたい

ツチダ: 私は途中から入りました

望月: 私とキーボードは中学生時代からの付き合いですが、高校の時は全くうまくいかなくてメンバーが音信不通みたいなことも起きていました。メンバーが落ち着いてきたのは、ここ1年半ですからね。そもそも、最初は私はボーカルじゃなかったですから。元々、ライブよりも曲をしっかりと作ることが好きで、そのことに喜びを感じていました。最近はライブが好きになってきましたが

宇宙団 - 2018.4.30 新宿Motion
宇宙団 - 2018.4.30 新宿Motion

モエ: ちゃんと、音楽オタクだったんだね

望月: そうです、クラッシック大好きみたいな。そういう時って自分以外には天才はいないみたいという感じで尖っていて、上手くもないのに完璧を目指したいという感じでした。ツチダは高校卒業のタイミングで入って、今のベースが一番新しいメンバーで1年半前に前のベースがやめるタイミングで入って、それでようやく落ち着いた感じですね

ジョゼ: 安定する前と今の違いってどんな点?

望月: 曲を作る側としたら、モチベーションに尽きますね

---外から見ていてもよくわかりましたが、宇宙団が安定したのはやはりベースが変わったタイミングでしたね。新しいベースのアキちゃんが入って安定した上で、バンドの動きが一気に活発になりました

ツチダ: 彼女としてもタイミングがよかったみたいで。元々、オリジナルをやってみたい気持ちは強いけれど、活動ができていなかった。今では宇宙団のなかで一番彼女が貫禄ありますけど(笑)

望月: 彼女が入って焦りました、ちゃんと練習するようになりましたね。めちゃめちゃセンスがあって、アキちゃんのベースラインは凄く動くしメロディ的にも良い、生きてる感じがしていて、私が目指していた部分でもありましたからね。私より天才が入ってどうしようって、周りに言ってました

---望月さんもあのタイミングで変わりました、しっかりと頑張っていましたね

ジョゼ: 歌詞が凄いなと思いましたが、歌詞で大事にしている事はなんですか?

望月: 今回のアルバム(2ndフルアルバム「それなりのつよがり」)は東京カランコロンのいちろーさんと制作することになり、いちろーさんは歌詞に共感性を求める方ですが、それまでは曲はプログレで歌詞は意味よりも語感という感じで、共感性とか考えたこともありませんでした。今回はじめて歌詞を書くときに頭を使うことになり、共感を求める歌詞についてはそのことをちゃんと意識するようにしました。その一方で、そうでないものは徹底的に己をいく感じで、歌詞に意味はあまりないけどなんだか歌っていて楽しい感じで、ある意味自分が楽しむための音楽を追究しています

モエ: 誰が好きなの?

望月: 一番はフジファブリックですね

ジョゼ: わかる! 宇宙団を聞いて思ったもん、フジファブリックっぽいなって

望月: それがきっかけで、ボサノバを聴くようになりました

モエ: なるほど! フジファブリックのどういうところが好きなの?

望月: うーん、全部が好きですが、一番凄いと思うのはアレンジですね。引き算の音楽ですね、出るところはちゃんと出て引くところは引く。5人体制でやっていてそれをやれるところが凄いですね、全然ガチャガチャしてない。逆にお二人はどういう音楽が好きですか? 

モエ: 全然真逆! てか、交わるところがほぼない

ジョゼ: そう、交わるところがない

モエ: C'mon C'monっていうユニット名は大好きなくるりの曲名から取ったんですけど、二人が共通して好きなのそのくらい?(笑)

ジョゼ: あと真心ブラザーズくらいか

モエ: 私は基本J-POPばっかりだから

ジョゼ: 私は高校生くらいの時はロキノン、フジファブリックとか大好きだったし、今でもSPARTA LOCALSが好き

望月: あぁー! 私めっちゃ好きです、先月のライブ行きましたし今月も行きます。高校の時はフジファブリックとSPARTA LOCALSとandymoriという3強でした! ああ、SPARTA LOCALSと聞いてめちゃくちゃテンションが上がっちゃいました

ジョゼ: わかる、SPARTA LOCALSはアガる! でも、大学くらいからは洋楽ばかり聴いていて、20才からはハウスが好きになってクラブに行ったりしてた。J-POPは高校くらいで終わってたよ私は

モエ: だから、私がJ-POPの話をしても「はいはい」みたいな感じで。見てこれ湘南乃風の新譜なんだけど、って言っても

ジョゼ: え、また? みたいな(笑)

モエ: やっぱりJ-POPは面白いからね、聞く時何も考えなくていい! 全部言ってくれる! 考えなくていい! 疲れない!(笑)

ジョゼ: でも、最近影響されてきたのか、この前テレビに湘南乃風が出ていたときに、「あ、湘南乃風だ!」ってなんかうれしくなったり(笑)

モエ: 洗脳されてる! あ、でもロキノンは共通点だね、私もフジファブリックとかはライブ行ってた! 洋楽はパンクしか聴かないからなぁ、ハウスとか未知の世界です。私バカだから頭悪くても受け入れてくれる音楽が好きなんだよね。あとうちは父親が生粋のバンドマンで、0歳からパンクの音を聞き続けてきたから、、、

望月: 私は生粋のジャニオタですね

ジョゼ: え、誰担当?

望月: 私はすばる君、だったんですよ、涙無しでは語れないです。会見を見てぼろ泣きして、私の青春が終わったと(関ジャニ∞の渋谷すばるさんは2018年4月15日に脱退会見を行いました)

ジョゼ: あれは泣けるよ、私は横山裕担だった時があって、めっちゃ泣いてるじゃんって

望月: 3バカですね

ジョゼ: ヨコヒナすばるの3人だよね(テンションが上がりすぎで笑い転げている)

モエ: こんなジョゼ、初めて見た、、、

望月: ホントにすばる君が、、、高校時代に関ジャニの映像をあさっていた自分を思い出して泣けました、アレはエモいですよね

[7/22Motion]ツーマン開催記念 対談『C'mon C'mon×宇宙団』

ツチダ: 望月と出会ってちょっとしたときに、関ジャニのうちわもって一緒にライブに行きたいって言われて、何こいつって思った(笑)

モエ: ツチダさんは何が好きなの?

ツチダ: 私は音がでかいのがむっちゃ好きで、、、

モエ: えー、バカじゃん! 音でかいのが好きなヤツはバカだって、ナタリーの加藤さん(音楽ナタリー編集長)が言ってたよ!!

ジョゼ: わかりやすいよねー、音でかいのはいいよねー

モエ: ドラマーは誰が好きなの?

ツチダ: スティーヴ・ガッドは一番最初に大きなところで観たドラマーで、すごく印象に残っています

モエ: どこで知ったの?

ツチダ: エリック・クラプトンのツアーで一緒に来日していて

モエ: え、それを観に行ったの? イカしてんな、、、さっきバカって言ってごめんね(笑)一方その頃私はタオルを回してる、、、と

望月: 湘南乃風行きたいなー、私も

---ホントに行くことになりますよ。自分たちのライブの前日に名古屋に前乗りして、しかも、なんかぽわんファンの人を連れて行ったとか

モエ: そんなこともありましたね! メンバーのうちの一人が行けなくなって、急募してファンの人を風のライブに連れて行ったよ。J-POPのライブってものすごくエンターテインメントなんだよね、初めて見ても仲間になれるというか、誰も置いてかないライブ。それが好きなの

ツチダ: J-POPはいいですよね、日本語の歌詞、いいですよね

モエ: 自分のことを歌ってくれてると思える!

望月: 関ジャニのライブも行きたいな、、、今度行きましょう

モエ: 私は錦戸くんがいいです

ジョゼ: 関ジャニのライブにうちわを持っていくのもアリだな

望月: 東急ハンズでうちわの材料を買いましょう(笑)

モエ: 必ずメンバーに一人ジャニオタいるな、マリナ(元ぽわんメンバー)も凄いジャニオタだったからな。今はキンプリ(King & Prince)で盛り上がってますからね!

望月: キンプリ、最先端じゃないですか!

モエ: デビューが決まった瞬間、一緒に担々麺を食べていたんだけど急に「キャー!!」って言い出して、「ウチの、デビューが決まった、、、」って

ジョゼ: ウチの?

モエ: 誰? って思ったら神宮司君のことだった(笑)。凄いよねジャニーズは、世の中を幸せにしてくれるよ

[7/22Motion]ツーマン開催記念 対談『C'mon C'mon×宇宙団』

---それでは、最後にツーマンライブに向けて意気込みをどうぞ

モエ: 若い芽は早く潰さないとね

ジョゼ: 殴り込んで行こうかと(笑)

---こわー、それでは、宇宙団どうぞ

ツチダ: 人数は2倍です! なので、たぶん潰されない、と思う

望月: これ、戦いの話になってる

---ツーマンですからね、ある意味戦いですよ

モエ: タイマンだからね

---対バンじゃなくてタイマンって、、、ちなみに、今日いない宇宙団の二人も結構ヤバいですから

モエ: 望月さんを筆頭に、やべーヤツしかいねー

望月: 私たちは宇宙団の中ではまともな方なんです

ツチダ: あとの2人の方がやばい

モエ: そうだよね、世の中に出せない2人っているよね、バンドにありがち

ジョゼ: 楽しみだなー

ツチダ: ゆう子(宇宙団Key.)なんかは顔を変えないでうそをつくヤツ、突っ込まれないと永遠にうそをついてる

望月: ホントにどこでうそをついているのかわからないので、ホントに用心した方がいいです

ジョゼ: それ、いいな!

モエ: むっちゃ面白いじゃん!

---全くもってして収拾が付かなくなってきました、完全に女子会モードです。というわけで、このあたりで終了します、ありがとうございました。ツーマンライブ楽しみにしています!

2018年7月22日(日)新宿Motion 『KAWAII SUMMER NIGHT』

2018年7月22日(日)
新宿Motion
『KAWAII SUMMER NIGHT』
出演:宇宙団C'mon C'mon
open 19:30 / start 20:00
前売券 ¥2,500 / 当日券 ¥2,800 [別途ドリンク代600円]
女子/学生 ¥1,000 [別途ドリンク代600円]
チケット取扱:
①宇宙団手売り(6月2日よりライブ会場にて販売)
②e+(6月1日より販売)
③各アーティスト取り置き予約
※女子割/学割は取り置き予約のみ