『歌え!ドラマー達! vol.8』感想文

『歌え!ドラマー達! vol.8』おわりました。
月並みな言葉に聞こえるかもしれませんが、お客様、出演者、フードの皆さん、下北沢THREE様、そしてカレーマン(最後忘れててほんまごめん)更に下北さん。本当にありがとうございました。

抜け殻になる暇もなく、イベントの打ち上げ後、6:30には起床し、京都にお昼過ぎに帰ってきて、自分の店の仕込みをしておりました。

京都の一介のバンドマン、ドラマーが東京の下北沢でイベントをするという事は大変なことです。春先からイベントの宣伝等であれやこれやと考えはじめました。

今回は(良い意味で)とても気持ち悪いライブをしてくれたノマノタロウ氏に本当に色々サポートしてもらいました。10月11日向けて京都にいる僕らに何ができるか?ということを話し合い、全て実行しました。それらがどれだけの効果があったのかはわかりません。僕はカフェをやっていて、自分の時間は限られたものですが、その中でやりきったという達成感はありました。その達成感はモルグモルマルモのBIG CAT以来ではないでしょうか?

色んな楽しい出会いもありました。フリーライターのおゝしろさんに記事を書いて頂きました。自分が良いと思ってることを、他人に話したときに面白がってもらうと自信になります。面白がらなくても、僕はやるでしょうけど、反応があるのとないのとでは大きな差です。

凄い幸運なことにタイミングよく「季刊誌cycle」「下北沢経済新聞」にこのイベントの事を取り上げてもらいました。これも自分に自信をつけてくれました。

タロウとはこの夏、距離が近づいたと思います。(勝手に)下北沢カレーフェスティバルのテーマを2人でつくるなんて思いもよらなかったです。また歌う機会があれば一緒に歌いたいです。

そこに更に下北さんを加え、チームさながら僕たちは10月11日への宣伝をしつつ、本番への気勢をあげていったのです。

そんな中、迎えた当日。朝にカフェタイガーに僕、タロウ、妻と姉(カフェタイガーのフードとして参加)の4人で集合し、下北沢へと車を走らせました。

下北沢ラビリンスに迷い込み(道を沢山間違えました)たどり着いた下北沢THREE。その瞬間から僕の心は休まる事はありません。いや、その日の朝から異常なテンションだったと思います。総勢8組の弾き語りライブ、タイムテーブルはめちゃくちゃタイトです。出演者のみなさんはちゃんとリハーサル、本番をむかえられているか?けれども時間を気にしなければならない、色んな心配事をしながら自分のライブの準備もしなければなりません。

でも、そんな僕の不安定な焦る心を解きほぐしてくれたのが、その日の出演者のライブでした。

Bakkeyから始まり、あゆなさん、タグジョンダ良牙さん、コバヤン、タロウ、澤本さん、奥田リンゴさん。みんなのライブを楽しんでいたら「俺もやったるで!」という気持ちに自然となっていました。

Bakkeyの初々しい弾き語りに微笑み、あゆなさんの個性に魅力を感じ、タグジョンダ良牙さんの歌声にハッとし、コバヤンのソングライティングと歌のうまさに驚愕し、タロウのほんとに気持ち悪い(褒め言葉です)人間力に苦笑いし、澤本さんの自然体の歌に笑いながら感動し、奥田さんの人の力、歌の力に後押しされた気がしました。

Bakkey
Bakkey
あゆな
あゆな
タグジョンダ良牙
タグジョンダ良牙
コバヤシヒロユキ
コバヤシヒロユキ
ノマノタロウ
ノマノタロウ
澤本康平
澤本康平
奥田リンゴ
奥田リンゴ

僕のライブは正直よくわかりません(感想モトム)

深田和良
深田和良

ドラマーが歌うということは素晴らしいことだと思ってます。それはこのイベントを始めた時から全く変わらない想いです。それを2年続けて東京の下北沢でできたということは幸運ですし、自信にも繋がりました。もちろん下北さんの協力があってのことですが。

ドラマーがこのイベントを観て、音楽とこういう風に向き合ってもいいんや!と思ってくれたら主催者冥利に尽きます。そんなドラマーが増えるようにこれからもこのイベントは続けていきます。

ドラマーのみなさん。是非歌ってみてください。何かが変わるかもしれません。それでは年末、12月28日ネガポジで会いましょう。

追伸:打ち上げが楽しすぎました。マツナリ君差し入れありがとう。そして、奥田さんの酒の飲み方は近年稀にみる最高な飲み方をする人でした^_^

マツナリさんありがとう!

「歌え!ドラマー達!」主催
モルグモルマルモ
深田和良