★カトキット企画「BeatHappening!共催〜私が恋した男たち」スペシャル鼎談【1】の続きです
あっけ: そういえば、シンガロンパレードと橙々って、どんな感じですか?
みっちー: 九州、一緒に行ったよな
裕馬: そうですね、ツアーで
みっちー: 元々つないでくれたのは晨だけど、なんだかんだサーキットで一緒だったりとか、結構やったよねこの1年くらいは
裕馬: 楽しかったですね、九州に一緒に行ったのは
みっちー: それでまた、ええライブしよんねん、ホンマに
裕馬: えええ、こちらこそですよ(笑)
---ちなみに、みなさんライブハウス以外で、普段はお付き合いは無いですか?
みっちー: ないです、ないです
あっけ: みっちーさんからは、時々電話がかかってくることがありましたね
みっちー:「 何してんの?」みたいな。僕が人とのコミュニケーションに飢えていた時代ですね。今は悟りを開いたので
あっけ: マジですか、悟りを開いた?
みっちー: 一日中、猫と一緒に家にいられるから
---悟りとは違うかもしれないですが。それはそうと、相変わらずステキな体をしてますよね
みっちー: 正直ねメンバーからも気持ち悪いって言われてますが、体を作るってナルシストになる行為なんです。自分の歌とか楽器のこととか、ナルシストにならないと人にどうですかって言えへん。それと一緒で、どっかでネジは外れてることはわかってる、自分の体に対する執着って。何気取りやねんって言われることがあるけど、いや何気取りって言うか、気取ってんねん! 気取るってことが、その道で生きていくことなんじゃないの、って俺は最近思ってる
あっけ: わかるー!
みっちー: そうやろ! 俺ら言うたら、バンドマン気取りやアーティスト気取りや、でも気取らんとやってられへんやろ
あっけ: そうですね、やってられないですね
みっちー: それと一緒で、俺もアスリート気取りやねん!
あっけ: え、アスリート気取り??(笑)なんだか、着地点が違う気がする
みっちー: そんだけ自分の体という物にナルシズムを覚えることで、モチベーションを保っているわけよ。どっかで、人に対して「○○気取りやん」って言う人は、自分のモチベーションを保つことができてない。体を鍛え出すとよく言われるのが、どこに行きたいのですかとか、どこに向かってるのですか、なんだけど、いやお前みたいになりたくないからこっちは頑張ってるんや!
あっけ: いえーーーーーい!(笑)
裕馬: なんじゃこりゃー(笑)
みっちー: 正直、体を鍛えている身としては、あくまで自分との戦いなんですよ、他人の体型とか健康意識・食生活とかをどうこう言うつもりはさらさらない。ボディービルダーほど頑張ってはいないけど、自分はこうなりたい、あくまで自分の中で完結している話なんです
あっけ: でも、今日オンナのためにって、言ってましたよね(笑)
みっちー: え、いや、それはあくまでモチベーションを保つためにだ。例えば、自分だけでは頑張れないってなった時に、自分が惚れてる女、好きな女、自分のことを好きでいてくれる女の人に、甘んじたくない。どうせ、どんな体型になろうが俺のことを好きなんだろとは思いたくなくて、いつ何時その人の前で裸になっても「キュン」とさせられる体型でありたい!
あっけ: ちょ、この場にいる全員の顔が、、、
裕馬: えーっと、俺、なんかしゃべってる風の写真撮っておいてください(笑)
---写真って、、、はい、撮ります、なんかそれっぽくしてもらえますか
裕馬: 結局、その、アレやと思うんですよ。何って無いと思うんですよ、全部
みっちー: 指示語しか言ってない
裕馬: 全部「何」って無いと思うから、それをどうするかですね、お互いお互いにね
あっけ: お互いって(笑)
裕馬: いけました?
---全てそのまま使います
あっけ: あ、私はかわいく撮れていますか?
---素材のままが、写っているはずです
あっけ: 素材のまま、か、、、
みっちー: あ、俺あっけのあれが好き。ツイッターとかで素直に盛れてる写真が撮れたって、言ってるのは好感度高い
あっけ: まじっすか、よかったー
みっちー: さも、ナチュラルな自分がこれなんですって言い方が腹立つ。人なんてどうせ盛ってるってな、普通の時の自分の顔なんてまー酷いのよ、基本。橋本環奈でも無い限り酷いのよ!
---橋本環奈さん?
みっちー: まーね、非の打ち所の無い美女がいるとしたらあの子だと思うんです。もう、あれは日本全土が土下座せざるを得ない美女だと思っています、正直。かわいいは正義って言うじゃないですか、もう、ホンマに正義があるとしたら橋本環奈だと僕は思っています!
---みなさんどう思いますか、橋本環奈さん
あっけ: 橋本環奈が、ぱっと出てこないです!
みっちー: もう、仕方がないよ、もうあのレベルのかわいさは仕方がない
---確か、1000年に一度の逸材ですよね
みっちー: もうあれは、ホンマに、、、SSランク。SSランクの人類がいるとすれば彼女です
あっけ: SSランク
裕馬: あっけは何ランクですか? Y?
あっけ: Y? おい! おい!!
みっちー: 僕はね、人の外見とかに関しては自分がいかに愛おしいと思うかだと思っているんです。ただ、橋本環奈に関してはチート、もう完全にチート。全日本人が認めるチートだ、あれは!
あっけ: あはははは!(笑)
---え? え??
みっちー: もう、正直、チーターの皆さんで、どうぞお好きにやってください。もう、僕らはチートには敵いません
---チーターって、、、
みっちー: 逆にああいう存在には絶対的な美として存在してもらいたい。だからこそ、自分たちでしかできない場所が存在できるから。彼女が絶対的な美として存在してくれている以上、自分たちは自分にしか表現できないなにかがあると考えられる。やっぱりね、人間、認めざるを得ない美って存在しますよ。だって、かわいいもん!
---だって、かわいいもん、、、。こ、これに並ぶような存在は、皆さんいらっしゃいますかね
あっけ: いないっすねーーー(笑)
みっちー: たぶんね、自分の好きな形ってあるやん、直方体にせよ、立方体にせよ。自分が好きな形と、数学的に美しい形って別やん
あっけ: 松山ケンイチ、二宮和也、星野源、そのラインがすっごい好きなんです
みっちー: うん、でも自分が好きな形が数学的に美しいとは限らへん。ただ、橋本環奈はおそらく完全な球体、数学的に最も美しいとされている完全な球体。数学的に美しいのは、法則的に美しいわけで否定はできへん。それを否定することは自然の摂理に逆らうことだから、無理なんだよ
裕馬: 、、、ママー! チェックしてー! お会計!!
一同:<大爆笑>
あっけ: それって、みっちーさんのフェチズムではないのですか?
みっちー: なんて言うの、認めざるを得ないっていうこと。数学的に美しいことは認めざるを得んわけよ。それと、俺の好みは違うけどね
あっけ: です(笑)
裕馬: 今日は楽しかったです(笑)
みっちー: 人の好みはどっちかというと文学的なんです。一般的に言われているかわいいとかカッコイイは数学的。自分の好みは文学的なんです、文系は自分が好きな物にとことんロマンを注げる、でも理系は美しいとされた物に関しては美しいと思わざるを得ない。そんな理系の気持ちもわかるから、橋本環奈は美しい
あっけ: こんな、橋本環奈で語れる人いる?(笑)
みっちー: あと、エマ・ワトソンはやっぱ美しい
裕馬: この前、「オーシャンズ8」見に行ったんですけど、アン・ハサウェイは人類で一番きれいですよ
みっちー: 美しいね、アン・ハサウェイも数学的に美しい。石原さとみも数学的に美しいな
あっけ: なるほど
みっちー: これ、結構心理を突いてると思うよ。フォーリンラブのバービーさんのことを美しいと思う人もいる、でもそれは文学的な美しさであって数学的な美しさではない。文学にはロマンがある、根拠のない希望であったり美しさを見いだすのは、小説家や俺ら歌詞を書いている人間。俺らがやる仕事は美しくないものに美しさを与えること、でも、数学の仕事は法則的に美しい物を美しいと定義する、その定義から外れた物は美しくない。ただ、なんの法則性もない数字の羅列に意味を持たせるのが、俺たち作詞家の仕事なんだよ
あっけ: おお、おお!
裕馬: じゃあ、「博士の愛した数式」ってスゴいですよね、どっちもですよね
みっちー: そう、どっちもや
裕馬: 以上です
あっけ: 「以上です」って(笑)
みっちー: でも、ボーカルってステキよね、僕が愛している物はこういう物ですって人に提示できる仕事だから。たとえ数学的な美しさは持っていなくても、でも僕はこれが好きなんですと人に言えることはスゴイこと。だから、僕は歌を作るという仕事が好きです
---なんとも、スゴイ着地点であっけにとられています。みっちーさんの頭の中をちょっとだけ触れることができました。というか、これなんのインタビューだったんだ?
みっちー: 俺らって、いうてもバンドというありふれたコンテンツの中に身を投じている一人で、お客さんからしたらありふれているわけよ、VTuber(バーチャルYouTuber)の方が珍しいよ
あっけ: VTuberって何なんですか?
裕馬: 知らんこと多いな(笑)
みっちー: あっけの声で、キャラクターをしゃべらせて配信できる。俺はちょっと興味ある、正直イケボ(イケメンボイス)には自身があるから、やってみたいよVTuber
裕馬: 僕、iPhone Xにしたんですよ、だからVTuberになれるアプリを入れました。目とかパチパチしたら動く
あっけ: すげー、すげーー!
---どうにも収拾がつかなくなってきました。3人の話はまだまだ続いていますが、とりあえず記事としてはここまでにしたいと思います。それでは最後に10月24日にかける意気込みをお願いします
---皆さん、ありがとうございました。10月24日(水)BASEMENT BARにて開催、カトキット企画「私が恋した男たち」にぜひお越し下さい!
カトキット主催イベント DAY 1
「BeatHappening!共催〜私が恋した男たち」
日時:2018-10-24(水)
場所:下北沢BASEMENTBAR
時間:OPEN 18:30 / START 19:00
料金:前売り 2,500円 / 当日 3,000円(D代別)
出演:カトキット / 橙々 / shannons / シンガロンパレード
イベント公式サイト: http://katokitto.wixsite.com/katokitto/blank-5
※今回、鼎談の会場を提供していただいた□□□ん家(ダレカンチ)のミノウラさん、本当にありがとうございました! 二条nanoの上にオープンしたイベントスペース&居酒屋です。


