「IRIS MONDE」316NIGHT vol.9 インタビュー

2019年7月26日(金)に下北沢MOSAiCで開催される316NIGHT vol.9『ガールズエレクトロスリーマン』、出演者インタビュー第1弾は「IRIS MONDE」です。

IRIS MONDE
IRIS MONDE

---まず最初に、バンドの結成はいつ頃でしょうか?

chaco.さん(Ba.Mani.、以下chaco.): スタートは2013年の夏頃ですね

スーパーさったん(Gt.、以下さったん): chaco.とスーパーさったんの2人が初期メンバーです

chaco.: はじめてすぐに最初のボーカルが抜けてしまって、新しいボーカルと私たち2人の3人体制がいわゆる初期の「IRIS MONDE」の活動で、2年くらい続きました。結成当初はロックバンドでしたが、ボーカルが自分と同じくクラブ系の音楽が好きで、コンセプトを「日本一パリピなガールズバンド」 としていました。

そして、そのボーカルが結婚することに伴い脱退することになり、バンドも無期限で活動休止することになりまして、私自身も地元の関西に帰るつもりでした。でも、さったんが続けてみたいという話になり、バンドを続ける方向で2人で動き始めました。それで、ボーカルを探し始めたのですが

Ba.Mani. chaco.
Ba.Mani. chaco.

さったん: ツイッターで影アカウントみたいなモノを作って、50人くらい片っ端から気になってる人にDMを送りました

chaco.: 一応、公式のIRIS MONDEのアカウントからボーカル募集のツイートもしていましたが、同時に裏でもやってましたね

さったん: 実際に返事が返ってきたのは5人くらいですけどね

---5人も来たのですね。怪しいアカウントから誘って、返事が来るモノなんですね

さったん: そもそも、そんなことをやろうとしたきっかけは、いわゆる大人の人から声をかけられて、その人がメジャーデビューの話を持ちかけてきたからです。事務手続きの準備をしないといけないから、指定日までにボーカルを見つけて欲しいと指示があったので、必死になって探しましたね。メジャーデビューが決まっている前提で書いていたので、多少怪しくてもその言葉に反応して返事をくれた人もいると思います。

その時に、返事をくれた1人が本人は別でデビューしてしまうので友達を、ということで紹介してくれたのがプルちゃん(PLUMさん)でした。

Gt. スーパーさったん
Gt. スーパーさったん

---そうだったのですね、というかその大人の人とは、、、

さったん: 終わりました

chaco.: あまりにもその人が他人の悪口を言ってて、絶対にうそでしょみたいなことを言ってくるので「おかしくない?」って

さったん: お金面を詳しく説明してくれなかった

chaco.: こっちが詰めて聞くと逆ギレされる

さったん: でも、うちらもいわゆる事務所の人に声をかけられたのは初めてだし、ましてやメジャーデビューという言葉も初めて言われてので、個人的には揺れましたね

---確かに、それは揺れますよね、でも、正解だと思いますよ。そんな経緯もあって、ボーカル募集をされていたのですね

さったん: KULUMIちゃんは前のバンドを辞めたタイミングで、しかも、IRIS MONDEとして前のボーカルが辞めた後にライブが一本決まっていて、サポートボーカルとしてやってもらいました。 前のバンドもパリピバンドを標榜していて、新ボーカルとしてKULUMIちゃんの事は頭に浮かんだのですが、IRIS MONDEには似合いすぎる(ありきたりすぎる)と思ってこの時のボーカル募集では声をかけていなかったんです。でも、KULUMIちゃんの方からやりたいって

chaco.: とても熱意のあるLINEが来たよね

KULUMIさん(上手Vo.、以下KULUMI): いやー、前のバンドの内部事情が あまり良くはなくて 、、、IRIS MONDEは前のボーカルが辞めるときに、盛大に送り出していて。私はバンド内でとても辛い状況におかれていたのに対して、IRIS MONDEはボーカルが辞めちゃうのに「おめでとう」って送り出している。そんなバンドが存在してるのか、って超涙しました。ボーカルが辞めるのに、ボーカルがメインのPVを出したりしていて、そんなことってあるの?って。

それで、ボーカルを探しているのを知っていて、そんなステキな人たちが困っている状況が自分的に許せなくて、決まっていないのならやらせてくださいと伝えました。

上手Vo. KULUMI
上手Vo. KULUMI

さったん: タイミングが本当によかったです

chaco.: どっちか1人だとバランス的にちょっと弱さを感じていて、それだったらいっそのことツインボーカルにしたらバランスが取れるんじゃないかと。ファンの方も、まさかツインボーカルになるとは思っていないですからね

さったん: 加入が決まる前に2人が並んでいる画が見たくて、友達のカメラマンに撮影してもらうことになったのですが、2人はもちろん初対面だったんですけど、初対面にも関わらずKULUMIがプルちゃんに「おいブス!」みたいな感じで言うんですよ(笑)

KULUMI: めっちゃ人見知りなんですけど

さったん: PLUMが凄い変顔をするんですよ

KULUMI: すげー、ブスな顔をするんです

さったん: それを見て、これは上手くいくと思って。2人の身長差もいい感じで、対照的で面白かった。プルちゃんに関しては、前にバンドをやっていたわけでもなく、餃子屋で働いているという情報しかなくて

chaco.: 変顔が面白くて、餃子屋で働いているということだけしか知らなかった

---PLUMさんはバンドに関しては全くの未経験ですか?

PLUMさん(下手Vo.、以下PLUM): 高校の時にちょっとかじったくらいです。正社員としてアパレルで働いていたのですが、その会社がブラック企業で自分で、、、。餃子屋で働いてつないでいた時にたまたま声をかけられて、暇だからいいよって

下手Vo. PLUM
下手Vo. PLUM

さったん: それで、最初に送られてきた写真が全部変顔で

PLUM: いやー、自分の顔が嫌いで照れ隠しとして変顔をしちゃうんですよ

KULUMI: 私は元々さったんとは知り合いで、次にボーカルになるのはこのコって変顔の写真を見せられて、え、どういう状況?って

さったん: 自分でも未知数でしたね、プルちゃんに関しては

---なんともユニークな加入経緯だったわけですね。それが、2017年の話ですね。そして、実は2018年に316にリリースを掲載しているんですよね、『新体制“エレクトロガールズバンド『IRIS MONDE』” 新アー写発表』 。そこから、「エレクトロガールズバンド」をコンセプトに掲げたわけですね

さったん: パリピというコンセプトでやっていて、2人のボーカルが入ってからも楽曲はエレクトロだったけどあえて言ってなかったのですが、このタイミングで表明することで周知した感じですね

chaco.: 以前は、みんなで役割分担してやろうとしていたのですが、自分としてはストレスが大きくて、音楽に関しては自分が好きなようにやらせてもらいたい、自分がカッコいいと思う曲しかやりたくないと言うことで、エレクトロを取り入れたサウンドにさせてもらいました

---この頃はベースを弾いていましたが、先日のライブからマニピュレーションをメインで担当することになった訳ですね

chaco.: ずっと自分がベースを弾きたくなかったのですが、みんなも別に弾かなくていいじゃん?って感じだったので、やめまーすって

---そういった経緯で今の体制になったわけですね

IRIS MONDE

---ズバリ、IRIS MONDEはどのような音楽を目指しているのでしょうか?

chaco.: バンドでエレクトロというと、シティポップ的なジャンルに行きがちですが、自分たちとしてはEDMを取り入れているので、今までにない音楽ジャンルとして新しいスタイルを確立して浸透させたいです。ガールズバンドってイメージ的にぬるく思われがちなんですけど、アーティストとしてちゃんと受け入れてもらえるようなガールズバンドを目指しています

---確かにいないですよね、他に。純粋にサウンド面だとアイドルでいますが、バンドですからね

KULUMI: 確かに、ライブハウスの中でエレクトロ界隈というシーンが確立されていなくて、やっていても難しくてPAさんが慣れていなかったりすると、うまく自分たちの良さを出せない。ハコ側もエレクトロガールズバンドに慣れていなかったりして難しい、自分たちはこう見せたいのになかなか叶わないことが多いですね。やっていて、もどかしさを感じてしまいます、こういう見せ方じゃないんだけどとか、それもシーンが確立されていないからですね

さったん: 逆にクラブイベントとかエレクトロなイベントに呼ばれたいと思っているけど、そっちの方からしたら【バンド】と見られてしまって、なかなか呼ばれないんですよね

chaco.: でも、がっつりクラブイベントに呼ばれた時は、様々な形で対応しています。オケでもやってるし、アンプも使わなかったり。バンドなのでもちろん演奏は大事ですが、なんなら演奏が当て振りであってもイベントの趣旨と合っているならやりますよ、ボーカルがしっかりしているので。ただ、いきなりそんなオファーはできない、バンドに当て振りでやってくださいとか言えないですよね。自分たちで曲を書いてレコーディングしているので、別にオケでも問題は無いと考えています

---演奏にこだわりを持つバンドがほとんどでしょうから、その割り切り方は凄いことです。イベントのことをを主に考えると、十分あり得る話ですね

chaco.: 歴代のボーカルが個性が強くて、ボーカルだけでもインパクトが大きく、曲はもちろん自分が書いていてそこにアイデンティティーがあるので問題なくできますね

IRIS MONDE

---とても興味深いです、IRIS MONDEというバンドのオリジナリティ、もちろんそれが曲にあることはわかっているのですが、バンドのあり方としての魅力が大きいと思っていた部分がわかりました

KULUMI: 私たちがやっているジャンルはシーンが確立されていなくて、私たちが先陣をきって一番やっている。誰もまねできないジャンルを目指したい、「やりたくてもできなくね?」みたいな立場になることでシーンを確立したいです。IRIS MONDEを呼ぶのなら、ちゃんとエレクトロに詳しいスタッフをつけるとか、そのくらいのポジションになりたいです。

私たちが感じている不自由さをシーンを確立することでなくす、そんな状況を目指したいですね。新しい風を吹かしたいです、ライブハウスの世界で。ガールズでツインボーカルで、こんなに特殊なバンドのに、未だにここにいるのが悔しいぐらいです。もっとスポットライトを当てろや! 大人!(笑)

---うわー、ガツンときましたーーー

chaco.: 私はクラブで働いていたこともあり、エレクトロに詳しかったり得意だったこともありますが、KULUMIはバンド畑にいてライブパフォーマンスはバンドに対抗できる。ギターも元々はめちゃめちゃロックな音を出していて、それがエレクトロに合う音へと転身していった形。その上でダンスが入ったりしていて、なかなかまねしようとしてもできない。これだけ違う人が集まったらまず成立しないでしょうね

さったん: 逆にメンバー全員がエレクトロに強かったら、もう楽器は持ってないと思う。ロック界のトップとかエレクトロ界のトップに立ちたいとかそういうのじゃなくて、周りに競う相手なんていなくてもいいよって思ってる

KULUMI: ウチらしかできないジャンルでいい。私はエレクトロは全然聞いていなくて、IRIS MONDEに入ってから聞くようになって、元々ハードコアやスクリーモがめっちゃ好きでそういうバンドが好きでそういうライブパフォーマンスしか学んでこなかった。でも、エレクトロをやるに当たってこっちじゃダメだ、柵に足をかけちゃダメだって、エレクトロのアーティストのライブパフォーマンスをチェックしました。

IRIS MONDEのKULUMIしかできないことをやりたくて、エレクトロをやるバンドマンとしてのパフォーマンスを目指しています。そこに、誰もまねできないIRIS MONDEがあればいいなと思っています

IRIS MONDE
IRIS MONDE

---とても興味深いです、想像以上に自分がイメージしていたモノとは違って深いです

さったん: まあ、ヤバい集団だなってことで

KULUMI: なに変なまとめ方してるんだよ! やめろよ!(笑)

---そして、現在は音源を制作中とのことですが

さったん: クラウドファンディングで企画したアルバムを制作中ですね

chaco.: 実は一度全曲録り終えていました。予算の都合上これまでの曲は以前のまま入れる方向で進めていたのですが、ある時ライブを見た方に「ライブはこんなにカッコいいのに、音源がもったいない」という意見をいただいて、既存の曲も全て録り直しをしようと。今、全曲録り直しをしています。それで、どうせ録り直しをするのなら、歌詞についてもブラッシュアップしたくて、 歌詞は私と主にKULUMIが相談して書き直ししました

---いつ頃、リリース予定でしょうか?

chaco.: 夏には出す予定ですね、もう夏ですけど、、、秋に入る前には

---それで、ライブの回数が少なくなっていたわけですね

さったん: アルバムの発売は大きいですね、バンドにとっても節目ですね

chaco.: アルバムはすごく変わると思います。以前に出した曲については当時の良さは残しつつ、歌詞を変えているので歌は全部録り直しているので、ボーカル2人の良さが出ている作品になります

---PLUMさん、なにかコメントありますか

PLUM: そーう、です、ね、、、

chaco.: プルちゃんの目指すIRIS MONDEの未来って、どうなってる?

PLUM: いやー、もう、えーっと、、、X JAPANを目指して、、、

---え、X JAPAN?

さったん: 彼女は自分の中では一番の見所だと思っています、一番謎なんですよ。入ったときも未知数で、まあ歌がちょっと上手いくらいだったんです(笑)。 見せてもらった動画はカラオケで超ノリノリで歌ってたのに

IRIS MONDE

PLUM: アレはその場のノリで友達が盛り上がってたからだけど、普段はオタクでアニメしか見なくて、誰ともしゃべる機会が無いから

さったん: 最初の頃、「なんで IRIS MONDEをやってるの?」って話をしたら、「なんか暇だから」みたいな感じだったけど、最近は「Mステに出たい」とか言い始めているので、バンドにとってもこれからの楽しみポイントだと思います

chaco.: 伸びしろがありすぎて、逆に見えない

PLUM: やっぱ、志は高くいこうかなと。あと、親に何年か会ってなくて、普通に働いていることになっているのですが、今は無職でバンドしかやってない。それを伝えたくて、「金曜日だからMステを見て」って言いたい

---いや、いきなりMステ、、、いきなり大きすぎますって

PLUM: ちゃんとした職に就いていますと伝えたくて。IRIS MONDEとしてドン!と出たいです。「あ、あんた、、、」とか言われたい

KULUMI: バカかよ!(笑)

さったん: 初期の頃と比べたら、こうやってしゃべっていることも凄い、そのくらい何も自分の意見を発してなかった

PLUM: 友達ができたのが人生で3回目くらいなので、一緒に長くいて、やっと人間に慣れたというか(笑)

---なんだろう、様々な社会のひずみから抜け出す方法として音楽が有効であるという実例なのかもしれない

PLUM: そうです、若いコにうつ病とか精神的な病気が増えていますが、ニートでも音楽とか趣味があったら抜け出せるというのを伝えたい、応援したい生きていくのを

IRIS MONDE

---なんだか、凄いことになってきました。なんというか、バンドとしてこういうメンバーが一人いるのは重要なのかもしれない

KULUMI: そうですよ、そう思ってます、これがいっぱいいたらただのバカですけど、一人は必要だと思います

---ライブを見た時はとてもクールなキャラだと思っていたのに

PLUM: ライブの時はしゃべらないので、、、

KULUMI: しゃべったらダメなんです、しゃべらせない

chaco.: メンバーとそれぞれがどういう状況におかれたらIRIS MONDEを辞めるか話し合ったのですが、私は自分で曲が作れなくなったら、KULUMIはボーカルについて、さったんはギターについて話しましたが、PLUMはこの4人でやりたいからみんながいるなら続けるし誰かが辞めたら辞めますみたいな、なんかサークルみたいな感覚でした

PLUM: これ以上、新しい友達はいらないので

---なんだろう、いい意味で不安になります、支えてあげたくなる、、、ファンの方はPLUMさんのキャラのことは知られているのでしょうか

chaco.: こんな深い話はしていないですね

PLUM: しゃべらない人がいるな、くらいの認識じゃないですか

KULUMI: 最初は全然しゃべらなかったけど、最近はちょっとしゃべるようになったよね

chaco.: そういえば、昨日しゃべるようになった理由を話してたよね、突然「みんなイケるかー!」ってなったから

PLUM: やっぱ、その場の空気ってあるじゃないですか、バンドマンとしてそういうのがないとヤバいのかしらと。しゃべらないキャラでもいけてたけど、彼女(KULUMI)が水を飲むタイミングとか誰もしゃべらなくてシーンとするじゃないですか。そこで私が大きな声を出せばお客さんからレスポンスが返ってくるじゃないですか、これだ!って

さったん: それに気づいたのが加入して1年後なんです

KULUMI: おせぇー!

---お、遅っ!

PLUM: やっと気づいたんですよ

chaco.: しゃべりなよって言ってたけどピンときてなかったみたいで、やっと1年越しにピンときたみたいですね

さったん: 加入して1年はみんなが苦悩してましたね、どうしたらいいんだろうって

KULUMI: 完成形がわからなくて、どこを目指したらいいのかもわからなくて。以前にも突然ギャルを目指すとか言い出すし

PLUM: ギャルになったことがないので、、、でも、結局慣れなくて一ヶ月で辞めました。長年こんなキャラだったので、突然ギャルになるのは無理だった

---バンドには一人くらい説明が難しい方がいるわけですが、、、いいと思います

さったん: でも、一番化けると思って入れましたからね

PLUM: 今まで伸びたことがなかったので、ここから伸びます

KULUMI: 徐々に伸びてはいるんです

chaco.: 1年で劇的に変わったよね

KULUMI: 歌とかクソ下手だったんですけど、今はめっちゃヤバいですから

chaco.: 声だけはよかった

KULUMI: ちょっと歌の上手い素人だったから

chaco.: 大きな声を出すのがたぶん苦手なんだよね、自分の声にびっくりしちゃうタイプ、それに最近慣れてきたんだよね

PLUM: そうそう

KULUMI: 本当に上手くなって、それは劇的な変化ですね。ライブ慣れをして声が出るようになったのは

PLUM: 餃子屋でバイトしているときもしゃべらなくてもできる接客業でした。あと、アパレルの時も声をかけないアパレルだったので、本当に声を発さない感じでしたね

---アパレルなのに、声かける接客業なのに、、、

IRIS MONDE

---さて、7月26日の話を伺いますが、エレクトリックリボンさんとは先日もそうですが対バンされてますよね

さったん: 自分が出たイベントで室井ゆうちゃんが「室井食堂」としてフードをやっていて、そのご飯が超おいしくて感激してその場で友達になろうって。その後、エリボンを何回かイベントに呼ぶ関係になりました

chaco.: あと、ずっと撮ってもらっていたアー写のカメラマンさんが一緒だったりして、近しい感覚ですね

---色々な縁があるわけですね。PLUMさん、エレクトリックリボンさんとは?

PLUM: 何回かお会いしてますが

chaco.: しゃべったことある?

PLUM: 挨拶はする。出演者の皆さんに挨拶はしますが、なかなか会話まで発展したことはないですね

さったん: 誰がかわいい

PLUM: あ、誰がかわいい?

chaco.: その子と次はしゃべると、目標みたいにしたらいいよ

PLUM: 次は、ひとりひとりと

chaco.: ひとりひとり、そんなにハードル上げていいの?

PLUM: ひとりひとりと、ひと会話します。ひと会話します。しゃ、写メ撮ります!

---ぜひ、仲良くなってください。続いてもうひと組の対バンである、カトキットはご存じでしょうか?

さったん: 私はビーハプ!というイベントで、別のバンドで対バンしています。IRIS MONDEでは今回が初めてですね!

---どちらもビーハプ!で対バンされていたのですね。ちなみに、カトキットはご存じですか、PLUMさん

PLUM: 知らない、です

さったん: どんなバンドだと思う?

PLUM: 、、、な、何か言います、な、なにか。だ、男女ですよね、、、あのー、ほら、キットカット、、、男女の、チョコレートにおけるビターなハーモニーがぁ、、、甘酸っぱさとほろ苦さのハーモニー

---1年間の時を超えて、再びカトキットのキットカットネタが。実は、1年前にもスリーマンイベントをやってカトキットが出演したのですが、対バンの「ポップしなないで」のかめがいさんが、カトキットのことをキットカットですか?と発言していた件の再来です ⇒ 316NIGHT vol.4 インタビュー「ポップしなないで」

PLUM: お、怒られますか、、、

---全く怒らないです、だって自分たちでもライブ中でキットカット配ってましたから、配ってたというより投げつけてましたけど

IRIS MONDE

---それでは、最後にイベントへの意気込みをお願いします

chaco.: 45分タイテだと、現時点で曲数が少なすぎて、アルバム発売前なので頑張ってできる曲を増やします。楽しんでいただけるライブにします

KULUMI: この体制になってから45分というステージが初めてで、自分たちの企画でもそんなに時間を取ってなかったくらいです。45分間でどれだけ自分たちの魅力を伝えられるか、スリーマンなのでそれぞれのお客さんにも印象に残りたい。お客さんからしたら45分間知らないバンドを見続けるのはキツいわけで、そのことに勝ちたいです

さったん: スリーマンという時点で持ち時間が長いことはわかっていて、まさにいまどんな内容にするのか、曲以外のパフォーマンスを入れたりするのか考えている最中でして、意気込めないです

PLUM: えっとーーー、、、頑張ります!

---はい、ありがとうございました! どのような45分間になるのか、本当に楽しみです

316NIGHT vol.9 『ガールズエレクトロスリーマン』
316NIGHT vol.9 『ガールズエレクトロスリーマン』

2019年7月26日(金)
316NIGHT vol.9
『ガールズエレクトロスリーマン』
下北沢 MOSAiC
ADV 2400円(+1D)/DOOR 2900円(+1D)/学割:大学・専門学生以下1400円(+1D) *学生証提示
OPEN 18:30/START 19:00
[出演]
・カトキット
・ エレクトリックリボン
・IRIS MONDE
[チケット発売]
主催者手売りチケット、出演者予約、MOSAiC公式
https://316.rocks/316night-09/