ゆうれいがみえる人

こんにちつちです。
久々のブログ更新です。
今日はゆうれいvs.の話。

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小学校の3年生だか4年生だかのころ、転校生がやってきた。
その子はかわいくて、おしゃれだった。きっかけは忘れたけどなんだか仲良くなって、4人くらいのグループくらいでよく遊んだものだった。

ある日、その子が、「ゆうれいがみえる」と言い始めた。昼休み校庭に出ると、「花壇の近くに人の形したやつがいる」「空にいろいろ浮かんでいる」「キラキラした目玉みたいなのが降ってくる」など、オカルト的なことを言うのだ。
当時のわたしはゆうれいの存在や超能力などを結構信じていたし、転入生ということもあり、めちゃくちゃ食いついたのであった。
それから毎日のように、昼休みに、ゆうれい探索がはじまった。
わたしはみえないので、転入生が「水飲み場にいる」というと、「どんな形!?女!?男!?」とかきいたりして、その人の前世などをあれこれ想像したりした。

そんなことをしていたら、4人グループのうちのひとりが、「自分もみえるようになった」というのである。どうやら、空の浮遊物がみえるようになったらしい。
霊力って伝染するのか、すごいなあ!と思っていたら、なんだか自分にも空にふわふわした、透明な浮遊物が見えるではないか!
さらに、キラキラした目玉みたいなのもみえるのである。
うわあ、自分にも霊力がうつってしまったわ…。
その後、ゆうれい探索はいつもの遊びとして続いたのであった。

転入生の子は、小学校6年くらいのころに、どっか遠くに引っ越してしまった。
転入生の子が行ってしまった後は、そのことを話すと、「は?」と思われるに違いないので、「人には言えないけれど、自分はゆうれいがみえるやべえ奴」だと、思い込んだのだった。

そんなことも高校生の途中ぐらいには忘れ、浮遊物は相変わらず見えるけれど、まあ普通に過ごしていた。

で、最近、また浮遊物の存在が気になり始めたのだが、以下の動画をYouTubeでみた。

わたしがみえると思い込んでいたゆうれいや目玉は、「ムスカイボリタンテス」という、目の中にある赤血球やら、なんやらの、細胞らしい。
しかも、誰にでも見えるのかい。
全然、霊力を有しているやべえ奴ではなかったのだった。

「ムスカイボリタンデス」、なんか語感がよいなあ、それにしても、転入生の子は、ムスカイボリタンデス以外にも、本当に人の形をしたゆうれいが見えていたのだろうか。それは謎だけれども…。

今日はオカルトチックな話でした。
9月はライブないからうずうずするぜ。

つち