2019年9月24日(火)に京都・GROWLYにて開催される316NIGHT vol.11『祝クラファン達成、316がお祝い!』、出演者の「さもないと」のインタビューをお送りします。
---真っ先に聞きたいのはバンド名についてです、ずばり「さもないと」とは?
なかがわ: さもないとというのは、「さもないと、何々だ」と使われるさもないとではないんです。夜中に愚痴を言いたくなったり気持ちがブルーになるからよくLINEをすることがあって、夜の要素を入れたかったので「ないと」を入れようと。そして、「~ないと」という言葉を探していて「さもないと」に気づき、「さもないとにしよう、イエ-!」ってなったんです
くりももたこ: イエ-!!(笑)
---イエー、って、、、
なかがわ: 名前にお互いの本名の頭文字が入っていることもあるんですけど
くりももたこ: 入ってるやん!って、よっしゃーって!
なかがわ: でも、結局二人とも本名ではなく、「なかがわ」「くりももたこ」という名前になって、頭文字でも何でもなくなりました
---そんな「さもないと」ですが、結成したのはいつですか?
くりももたこ: 今、大学の3回生ですが、結成したのは大学1回生の時です。1回生だったある日、廊下で先生とすれ違った時に「ライブ出てみません?」って言われて。当時は曲を作り始めたばかりで一人だと心配だったので、あんまり友達という感じではなかったけど、なかがわさんも曲を作っていたのは知っていたので、「なかがわさんと出ますわー」って。元々は先生に誘われたライブに出るためのユニットだったけど、案外楽しくて二人でやってみたらしっくりきた。そこが最初ですね
なかがわ: 私は誘われただけ、という理由ですね
くりももたこ: 先生とすれ違ってなかったら、やってなかった。あの時、トイレに行って、廊下に出て声をかけられたから、トイレ行ってなかったらやってなかった
なかがわ: しらんわー(笑)
くりももたこ: それで、すぐにユニット名を決めて欲しいって言われて。その時は「らぷりねむん」って名前だったんですよ。なかがわさんが、
なかがわ: ラムネが好きで
くりももたこ: 私はプリンが好きで
なかがわ: 適当に文字を混ぜたという安易な名前をつけて出てみたら、案の定誰も覚えてくれなくって、、、
---それで、いきなりライブに出たわけですね
くりももたこ: なんか、意外に評判がよかったんよな
なかがわ: 誘ってくれた先生やその日見てくれた大人の人たちに「意外とよくね?」みたいに言われて、私たちチョロいから「イケルー!」って思って、1回きりで終わりにするのは勿体ないなって。その時は一ヶ月しか準備期間がなくて、そこで5・6曲準備したけど作りも荒かったので、真面目にやろうと思って曲を増やすのに1年かかりました。だから、2回生の間は一つもライブ出てないんです
くりももたこ: もう、活動的なことは何もしなくて、学校もしんどかったな
なかがわ: でも、曲は作っとくみたいな
くりももたこ: で、曲がたまったんよな。3回生になって元気になってきて、「ライブしようぜ」ってなってMOJOのライブに出た
なかがわ: MOJOさんもeggsで見つけてくれて声をかけてくれて、ちょうどライブをやろうというタイミングだったのでタイミングがよかったです
---本格的なライブ活動自体が最近はじまったばかりなのですね。それにしても、MOJOさんもeggsで見つけていたとは、私もeggsで出会ったわけですが
---さもないとは、どのような音楽を目指していますか?
なかがわ: 一番初めに掲げたのは「量産型の女子大生にはなりたくない」です。ありがちなモノに埋もれたくないという想いが強くて、Logic(DTMソフト)で曲を作って自分たちで歌っていて売れている人はあまりいなくて、女子2人組で売れているコもいない、だとしたらそこを狙っていこうと。曲については2人とも純粋にやりたい曲を作っています
くりももたこ: その時の気分で作ってるから
---それぞれ作詞作曲をされているのでしょうか
なかがわ: 基本的に曲は別々で作って
くりももたこ: こんな歌できたよーって
なかがわ: いいやんってなって、歌を録って完成という感じですね
---詞については?
くりももたこ: 私の場合やったら、詞が先にできて曲を載せる
なかがわ: どっちでも、突然イントロが降ってくることもあるし
---一緒に作るというわけではなく、どちらかが作った曲ということですね
なかがわ: だいたいそうです
くりももたこ: たまに一緒に作る曲もありますけどね
---音楽のジャンル的には?
くりももたこ: 自分の中でもジャンルはバラバラなんですよ。シンセ系の打ち込みの曲も作るし、バンドっぽい曲、弾き語りっぽい曲も作るから。そもそも、自分の中でもジャンルは定まってないし
なかがわ: そうやね、曲を作るときにこういうジャンルにしようとか思ってることもあんまりない。たまたま、降ってきたメロディに対して、ジャンルを決めることはあるけど
---曲作りは最初から打ち込みですか、楽器を使ったりとかではなく
くりももたこ: それも多いけど、ギターで作る曲もありますし、様々ですね
---今までインタビューをしてきたのがバンドが中心なので、色々新鮮です
くりももたこ: なんていうジャンルなんだろう、存在自体が、、、まあ、ユニットやけど
なかがわ: どこに属していいのか正直わかってへん
くりももたこ: だから、バンドさんと一緒にライブをしても、なんかねえ
なかがわ: 仲良くなれず
くりももたこ: 仲良くなりたいよー。でも、みんなバンドで集まってるじゃないですか
なかがわ: バンドさん同士で仲良くなって、私たちは二人だけでポツーンって
---音楽性とかジャンルとか以前に、今は作りたい曲を作っているという感じですね
くりももたこ: それを続けたいんですけど、どうなんかな。売れることを目指そうとすると、、、
なかがわ: 一番楽しかった曲作りが楽しくなくなるんだったら、活動する意味がないと思うから
くりももたこ: でも、自己満足で終わらせたくないから、、、いろいろ考えてはいるんですけど(笑)
---そういえば、現在3回生ですね
くりももたこ: 就職したくないです。みんな黒髪に戻したりね。私たちは完全に染めちゃってるけど
なかがわ: 戻すつもりもない
---ずばり、音楽で売れたい?
なかがわ・くりももたこ: 売れたいですね
---それでは9月24日のイベントの話ですが、知ってる出演者はいますか?
なかがわ: 最近頑張ってツイッターのフォロワーを増やそうとして、「弥生時代の末裔」さんと「知らないひと」さんも繋がってたっけな
くりももたこ: うちが、DMしたっけ?
なかがわ: 無言でフォローするのもどうかと思って
くりももたこ: ちゃんとお返事も帰ってきてて、よかったです
---ということは、共演したこともなく今回初めて知った感じですね。もちろん、「知らないひと」のこともリアルに知らないですね
なかがわ: 全く、お会いしたこともないです
くりももたこ: Twitterだけですね
---ぜひ当日は、仲良くなってください。それでは、最後に意気込みをお願いします
くりももたこ: ○○○から抜け出せるー、っていう
---おい! 書けるか!!(笑)
なかがわ: バンドさんばかりの中でユニットなので、いい意味で印象に残ればと思っています
くりももたこ: いやー、変な奴だと思って欲しいですよ
なかがわ: 他の方たちも、一筋縄ではいかなさそうなイメージで
くりももたこ: 普通ではないって、わかるんで
なかがわ: その中で、いかに普通にならないようにできるか、ですね
くりももたこ: お友達になりたいなっ!
なかがわ: お友達になりたいな!
---お友達になりたいそうですー。方向性やジャンルは全くバラバラですが、世代が近いですからね。いやー、楽しみです、ありがとうございました、当日よろしくお願いします
2019年9月24日(火)
316NIGHT vol.11
『祝クラファン達成、316がお祝い!』
京都・二条GROWLY
ADV 2000円(+1D)/DOOR 2500円(+1D)/学割:大学・専門学生以下1000円(+1D) *学生証提示
OPEN 18:30/START 19:00
[出演]
○スーパーバック
○知らないひと
○弥生時代の末裔
○さもないと
チケット:
○バンド予約
○GROWLY web予約
○イベントWebサイト予約