2019年9月23日(月・祝)に京都・Live House nanoにて開催される316NIGHT vol.10『祝!10回目の316NIGHT』、出演者の「It will be rainy (but I go.)」のインタビューをお送りします。

---まず、バンドの結成の経緯から教えてください
藤村光太(Vo.Gt.、以下藤村): 正直、僕もいつからはじめたのかよく覚えてなくて、、、でも、今のメンバーになったのが2017年?
えりたかや(Ba.、以下えり): うん、私は2016年に入った
藤村: 2017年の夏くらいですね。最初はドラムとツーピースでやっていて、その後ベースが加入・脱退、サポートベースが入った後に、ドラムとそのサポートのベースが抜けて一人になり、、、入れ替えが激しかったのでバンドをやれていない期間もありました。それでもしぶとく続けていたらご縁があり、ベースのえりさんにお願いして入っていただき、ドラムのminamiちゃんをスカウトしました。
minamiちゃんは、当時やっていたバンドを見に行った時にめっちゃドラムがよくて。お互いに存在は知っていて、年の差が10才ありますが思いきって声をかけました。「やってみてくれません?」みたいな感じでスタジオに入ってもらって、その日に決まったよね

---その1年前の2016年にえりさんが加入したとのことですが、どのような経緯だったのでしょうか?
藤村: えりさんが以前にやっていたバンドのアコースティック企画に僕がソロで出て、その時にベースを弾いているのを見ていいなと思ったのがきっかけです。その後えりさんがそのバンドから抜けることを聞き、知り合いを介して「ぜひベースを弾いて欲しい」という話をして、入ってもらいました。こっちもスカウトみたいな感じですね
---続いてバンド名について、とても個性的な名前ですよね
藤村: 元々は藤村光太バンドみたいな名前でやっていたのですが、2015年頃にnanoのモグラさん(Live House nano店長)から「そろそろバンド名があった方がいいんちゃうか?」とリハ終わりに言われまして。モグラさんは前のバンドの頃から聞いてもらっていて、作る曲のイメージから「雨っぽいけど若干希望が見える」みたいな感じで、雨が降るだろうけど俺は行くぜという感じの流れになり、、、その日にすぐ看板に書かれました
---モグラさんがつけたのですか、しかもその日に看板に書いちゃうって。個性的な名前ですよね、ちょっと長いですけど
藤村: 印象に残るからいいなと思いました、埋もれない点でも。イメージ的にもぴったりだったので、違和感なく自分的にもスッと入ってきました
---私自身、このバンド名だから気になって曲を聴いたという経緯があるので。英語ですがわかりやすいですし、確かに曲の印象にぴったりです。ちなみに、どのように略すのが正しいのでしょうか
藤村: 最近は「バライゴー」ですね
---なぜか後ろのカッコの中を略すんですよね
藤村: 「イットウィル」って言う人もいますね、僕も前までは「レイニー」って言ってましたが、最近は「バライゴー」ですね

---そんなバライゴーですが、どのような音楽性のバンドでしょうか
藤村: その時々にやりたいことを取り入れてる感じで、ゴリゴリのギターロックを取り入れたりもしていますが、根本的にあるのはUKとかオルタナ感のあるサウンドですね。割と最近できた曲だと、僕がHIP HOPにどはまりしてた時があってそれっぽい曲がやりたいとなって、それをうまく二人にかみ砕いてもらってます
---お二人は、加入するにあたり藤村さんの音楽性についてなにか感じる部分があったと思いますが
えり: 私は聞いている音楽自体が違っていてわかりやすい邦楽ロックがすごく好きだったのですが、最初スタジオに入ってやった「7月12日」という曲がアップテンポでいいなと思い、こんな曲を作ってる人ってすごいと感じで入りました。それ以降はバラードの曲が多めで、バラードはあまり弾いたことがなくて覚えるのも難しいのですが、そこは彼の人柄でついていってますね

---人柄ですか、具体的にはどのような感じでしょうか
えり: ボケたおす、永遠ボケてる
---え、どういうこと?
藤村: ええ、まあ、ボケてます。鍛えてはボケて、、、
---鍛えては、ボケる、、、。それでは、minamiさんはいかがですか
minami(Dr.): 私は高校生時代からバンドをやっていて、そのバンドとは方向性が違っていましたが、一番衝撃を受けたのは「トーク」のMVですね
当時は高校生だったので、こんな曲を作れるってすごい、と。最初は、藤村さんはめちゃめちゃすごい人だって、、、今も思ってますけど
えり: 今はちょっと下がってしまったけど(笑)
minami: 10コ上のすごい先輩というイメージで、バンドを一緒にやろって言われたときは意味がわからなかったです。加入することに対して、私から「やります」と言いました。今では、藤村さんとじゃないとバンドはできないと思っています
藤村: わははは(笑)
---なんというか、お二人からの慕われ方がすごいですね

---話は変わりまして、今年後半の活動について教えてください
藤村: 秋ぐらいにレコーディングをして、そのレコ発を12月にやります
---え、これ発表されてますか?
藤村: まだ、ですね。でも、ぼちぼちせんとなって思っていたので、、、じゃあ、この記事が出るタイミングで
えり: 出演者もなにも決まってない、日にちしか決まっていないけど
---日にちはいつでしょうか?
藤村: 12月27日(金)ですね
---ちなみに、音源はどのような内容になりますか?
藤村: 4曲入りぐらいで考えています。1曲は今MVが上がってる「PRAY」ですね、先にMVとして出しましたが
---私が決定的にこのバンドのことが好きになった曲です、本当にステキな曲であり、MVですね。この曲の音源化はとてもうれしいです、他の曲についても楽しみにしてますね
---それでは、今回出演いただく9月23日のイベントについて。対バンの皆さんはご存じでしょうか?
藤村: nishikekeさんは知らないかな
---元「Moccobond」のギターボーカルの方の、ソロです
藤村: あ、わかりました!
---「女の子のマーチ」とか、メンバー的にも世代が近いですよね
藤村: ギタボのsskさんは一つ下かな、ドラムの向井くんとかだいぶ年下だし
---「カトキット」はどうですか?
藤村: 対バンしたことは、ないかな
えり: ないと思います
藤村: このバンドではない
---え、「女の子のマーチ」は
藤村: このバンドではないですね
---じゃあ、「Moccobond」は
藤村: ないですね
---う、勝手にこの4組は世代が近いから対バンしていると思っていました
藤村: 逆に「カトキット」や「女の子のマーチ」はずっとやりたいと思っていたので、このイベントで対バンが決まってめっちゃうれしかったです
---ちなみに、「Lala」はかなり世代が下の10代のバンドです、とても存在感のあるうたを歌うボーカルです
藤村: そうですね、映像を見てそう感じました
---それでは、最後に意気込みをお願いします
藤村: 僕らは月に5・6本とかライブをするタイプではないので、1本1本いいライブができることを常に心がけています。この日も最高のライブができたらと思っています

minami: 私はジャパさん(カトキットBa.)に会えるのがうれしいです。ジャパさんとは面識がありまして、シンガーソングライターの方のサポート一緒にやらせていただいて、同じくサポートをしていたジャパさんと仲良くなったので。私が高校生の頃に大会で見て京都にこんなかっこいいバンドがいるんだという認識があったので、対バン自体がとてもうれしいです

えり: 自分より少し上の世代の皆さんばかりで、存在は知っているけど共演したことがない方が多いので、そんな皆さんと共演できるというのが大きいですね

---当日の楽しみにしています! ありがとうございました





2019年9月23日(月・祝)
316NIGHT vol.10
『祝!10回目の316NIGHT』
京都・二条nano
ADV 2000円(+1D)/DOOR 2500円(+1D)/学割:大学・専門学生以下1000円(+1D) *学生証提示
OPEN 17:30/START 18:00
[出演]
○nishikeke
○女の子のマーチ
○It will be rainy (but I go.)
○カトキット
○Lala
チケット:
○バンド予約
○ライブハウス予約
○イベントWebサイト予約