下北沢ブロイラーがいま一番プッシュしているアーティスト『ナードマグネット』。2016年5月11日に初の全国流通版フルアルバムが発売されるのに先立ち、【ナードマグネット NEW ALBUM “CRAZY, STUPID, LOVE” 最速!爆音!試聴会! “?】が5月9日扇町para-diceにて行われました。
ナードマグネット須田さんによる全曲解説、前半=【A面】に続き後半、ナードマグネット NEW ALBUM “CRAZY, STUPID, LOVE” 最速!爆音!試聴会! ” の後半=【B面】の模様をお送りします。
須田:B面の1曲目は、いきなりめっちゃ重いんです
西尾:こん中では暗い目な感じだよね
須田:でも、「ルーザー」をかけた瞬間、後ろの方が沸いたでしょ。これは理由があって、「ルーザー」は「アフタースクール」より前なんですよ、できたのが
西尾:昔のCDに入ってるんだっけ?
須田:「アフタースクール」のシングルに入ってます、最初の方ですね。前のギタリストが入ったときに作ったシングルに入ってます。まあ、某ナイテッド某モンサン
西尾:お、おう、おう(笑)
須田:その、某ナイテッド某モンサンが前やってたバンド、名前変わる前のエニクスパルプンテってバンドが
西尾:そっちは言うんか!
会場:(爆笑)
須田:いいでしょ別に!今はもう無いんだから!(笑)
西尾:おう、どんどん言っていこう
須田:その、エニクスパルプンテってバンドが大好きだったんですよ。そのバンドが僕らより先に和製weezerみたいなのやってたんですよ
西尾:パワーポップ、やってたな
須田:今はほぼギターに専念してる大水君が、その頃はメインでガンガン歌ってて、大水君がボーカルをとる曲が和製weezerみたいな感じで、「こんなバンドいるんや!」って思って、すげー嬉しくて衝撃的な出会いやったんですよ。その後に、エニクスパルプンテが、、○○○○○○○○○○○ってね、○○○○なイベント
会場:(大爆笑)ええぞーー!
西尾:(須田さんの方をおもいっきり見ながら) いや、出たよね? しかも2回も出てるやん! 2回も決勝行ってるやん!
須田:それで優勝したんですよ、エニクスが。そこで火ついてもうたんですよ。その前の年に優勝したのがカルマセーキって僕の大学の先輩やったんですよ。カルマセーキが優勝し、その次にエニクスパルプンテが優勝して、これはもう次は俺らが行かなあかんやろって。全部para-dice出身だったんで、俺も俺なりのweezerみたいな曲を作る、ってなって作ったのが「ルーザー」なんですよ
西尾:なるほど
須田:これはweezerの「good life」っていう、セカンドアルバムの頃のシングルに入ってる「Waiting on You」っていう曲があるんですけど、これーに、そっくりなんです
西尾:自分で「そっくり」って言ってええんか(笑)。まあ、シングルやから、みんな知らんしな
須田:この頃のweezerってB面が神なんですよ! 一番いい! PinkertonってアルバムのDeluxe Editionがあるんですけどそれに収録されているので、気になった人は聞いて欲しいです
西尾:ほとんどweezerの宣伝になってるな
須田:weezerの曲の感じを出したのが「ルーザー」って曲で、それを初めてpara-diceでやった時に、後ろで騒いでいたうちの一人、今日はドリンクで入ってる安井さんがめっちゃ絶賛してくれたんですよ、「これ最高やな! これはめちゃくちゃええ曲や!」って。それ以来、para-dice出るたびに「ルーザーやろう! ルーザーやるよな? ルーザーやるまで帰さん!」みたいな(笑)。それで結構自信ついて、こういう路線もいけるんやって思って「アフタースクール」も書いたんです
西尾:そっから、パワーポップに切り替わるきっかけみたいな感じやね
須田:ホントに「アフタースクール」以上に転換点かもしれないくらいなんです
西尾:それまではもうちょっと違う感じなんだよね
須田:それまでの曲は、あまり聞かなくて、いい(笑)
西尾:でも、一応物販には売ってるんでしょ?
須田:まあ、資料として、、、歴史的な。全然違うんです方向性が
西尾:「ルーザー」くらいから変わってるんだなって思ってもらえればいい
須田:だから、このアルバムに「アフタースクール」と「ルーザー」を収録できたのはでかくて
西尾:しかも、そこが並びで入ってる、5曲目と6曲目で
須田:このpara-dice時代から仲良くしてた人たちとかは、この辺で「ぐっ」ときてくれるんじゃないのかなと思ってるんです。そんな曲です
西尾:次が「YOU&I」
須田:「YOU&I」は割と新しい曲で、これはめっちゃ元ネタがあるとかじゃなく、こういう曲調が僕一番得意なんです。このアルバムで一番ジャンルとしてパワーポップと言えば、この曲かな。僕は今30歳目前なんですけど、高校の同級生とかに「須田君のバンドの曲で結婚式に使えそうな曲、なんか無い?」とか言われたりするんですよ、無いわアホーって思うんですけど。使ったらホンマに離婚しそうな曲ばかりなんですけど、そういうことをめっちゃ言われるんですよ。だから、そういう曲を作りたいなって
西尾:結婚式とかでも使えるような曲
須田:ミスチルの桜井さんが、僕らの曲には結婚式で使える曲が無いからって「抱きしめたい」を書いたって有名な話しなんですけど、僕もそういうの作ってみようかなって思ったんですけど、できなくて(笑)
西尾:できんかったんかい、それでできた曲じゃないんや
須田:それで精一杯のがこれ、精一杯前向きになろうとしたのがこの曲。でも、あんまり、直接的な表現が出てこなかった。僕の中からは「抱きしめたい」は出てこなかった(笑)
西尾:なるほどー。で、次が「BOTTLE ROCKET」か、これは元ネタ的なモノはあるの?
須田:これは結構いろいろあって、先に「TRAGICOMEDY」って曲を作っていたんですけど、専門用語で言うと「TRAGICOMEDY」はドロップDチューニングってヤツで、ギターとかベースの一番低い弦を、普通のノーマルチューニングはEなんですけど、一音下げてDにすることですごく重たい感じになる。メタルとかヘビーロックとかの人たちがやります。そのチューニングで作ったんですよ、折角ライブでやるなら同じチューニングでやれる曲があった方がいいなと思って、ドロップDで曲作ろうと思って書いたのが「BOTTLE ROCKET」です
西尾:ドロップDありきで作ったの? チューニングありきで作ったって、それにびっくりするわ
須田:その時に参考にしたのがSILVER SUNってのバンドの「Dad’s Weird Dream」
西尾:なんか、どっちもジャケがパンチありすぎ
須田:これすごくポップなバンドで
西尾:どっちもポップ感ゼロやぞ
会場:ぎゃっはははは!!(フロアの一部、全く解説聞いてない)
須田:もう、ueda(*ナードマグネットのレコ発ツアー奈良編主催者、A面参考)の辺り、帰ってくれへんかな
西尾:たぶん、突っ込んだら負けやで
会場:ぎゃーっはははっは!!(大爆笑)
須田:うるさいっっっ! (気を取り直して) これ、すごいパワーポップなバンドなんですよ。パワーポップなバンドなんですけど、結構ドロップDを多用したり、かつ多重コーラスが凄い、頭おかしいくらいコーラスを重ねたりするんですよ。その感じを真似したくて
西尾:チューニングから入って、そこにいったんや
須田:だから、冒頭で3声でハモるんですけどその感じとかリフの感じとかもSILVER SUNぽい感じに。この、A LICK AND A PROMISEってアルバムに「BOTTLE ROCKET」そっくりのリフがあります(笑)
西尾:さっきから元ネタばっかりばらしまくっとるけど、これ文字起こしされた記事だけ読んだ人、すごい誤解しそうやで
須田:全然、僕はそれを掘って欲しいんですよ。だって、どうせみんな知らないでしょSILVER SUNとか。だって、SILVER SUNってアジカンがNANO-MUGEN FESに呼んでたんですよ! NANO-MUGENに呼んでたのに、そうやってゴッチが推してるのにみんな知らないでしょ! だから僕、それが嫌で、なんでやねんと、アジカンが推しても聞かへんてどういうことやねん
西尾:Turntable Filmsとか、まさにそれやったもんな
須田:Turntable Filmsとか聞けよみんな、NOWEARMANとか聞けよ! だから、そういう想いも込めて僕は全部元ネタを言う。それを聞いて「あ、これおい、須田パクリ、ワロタ!」みたいに、なって欲しいんですよ
西尾:さっきな、今回のアルバムのSpecial Thanks見たらBOOK OFFて書いてたやろ(笑)。びっくりしたそれ見て、Special ThanksにBOOK OFF書くヤツおらんて
須田:そう、Special Thanksもね、隅々まで見て欲しいですよね。ちゃんと、西尾王将会も書いてありますから、初の全国流通!
西尾:ついに全国流通! 西尾王将会、全国流通! 意味分かれへん(笑)。まあ、そうやって掘ってもらうためにも合ってるんやな、そういう面もあるんやな
須田:だからこういう場でも全部言ってく。前、僕DJでかけましたから、『この恋は呪い』の元ネタを曲順通りにかけていくっていうDJスタイルをやって、大爆笑をかっさらったんです
西尾:深夜でそういうのもやってたな、また、そういう機会もあるかもしれんし。で、「BOTTLE ROCKET」の話し
須田:サウンドはSILVER SUNなんですけど、、、間奏が終わってサビに入る瞬間のドラムのフィルはMOTION CITY SOUNDTRACKの「Everything Is Alright」っていうヤツを、パクってます
西尾:急にドラムのフィルだけ入れてるんや。ほかは
須田:サウンド的にはそんな感じなんですけど、タイトルは映画からとってます。「アンソニーのハッピーモーテル」っていう映画の原題が「BOTTLE ROCKET」って言うんです。これ、ウェス・アンダーソンっていう、最近やったら「グランド・ブダペスト・ホテル」とか、ちょっとおしゃれーな感じの映画を一杯撮ってる監督の長編デビュー作ですね。今ほど世界観ががっちりしている感じではなく緩いんですけど、これ凄く面白くて僕好きで、、、すごく個人的な話しをすると2年前の夏ぐらいに心身のバランスを崩したんですよ。ホントに笑えないくらい体調がおかしくなって、病院に行ってたくらいで、会社も1週間休んだりしてたんですよ
西尾:さらーっと言うたけど、結構重い話しやな
須田:重い話しなんですけど、心身のバランスを崩して病院に通っていたときに、家で流しっぱにしていました。これは主人公を演じているルーク・ウィルソンが精神科に入院中に友人が脱出を手助けに行くところからはじまって、その友人にそそのかされて強盗を計画するっていうそんなお話しです。犯罪集団になるんだけど全然うまくいかないというコメディなんですけど、その時の自分の状況と若干リンクすることがあったりとか、ちょうどその時27歳の夏だったんで、27歳って言ったらロックスターが
西尾:ああ、ニルヴァーナ
須田:カート・コバーンとか、伝説を作った人は27歳でみんな死ぬってのがあって、ジミヘンもそうですよね。僕も高校の時とかは「俺はロックスターになって、27までに伝説作って死ぬねん」みたいなことを言ってたんですよ。でも、そんなことは無かったじゃないですか
西尾:普通に生きてたね
須田:そう、普通に生きてたと。その時の自分の心境とか、この映画の感じとかが合わさってできた歌詞で、結構自分の想いを一番反映されてるのが「BOTTLE ROCKET」かなーって
西尾:しんどかった時期のが入ってる、ということ
会場:頑張れ-! 頑張れ-! がんばれーーー! まけちゃだめだよー!!
西尾:めっちゃ応援されてる
須田:うるさい、帰れ! 帰れ! 死ね! (笑)
西尾:曲は明るめだしね
須田:そうそう、そうです。全部ネタなんです、自分の人生なんて全部ネタや、いう想いで作った曲です
西尾:結構、想いこもってんねん。ほんで、Music Videoどうなんのん??Fireloopで1回完成する前のヤツを流して
須田:流したんですけど、それが微妙だったんですよ
西尾:そこそこ集まってたんだけど、全員「ほぉ」みたいな反応になったという、絶妙な微妙な反応になった
須田:4月中には上げるって言ってたんですけど、なーんも連絡ないです。僕いま会うたら、たぶんしばいてしまう(笑)
西尾:あれ、上がるんかな?
須田:わかんないです、上がったら「あ頑張ったんや」と思ってください。藤澤さん(THISTIME RECORDS)も若干怒ってます
西尾:これは、それ以上触れんとこ、これは置いとここの辺で(笑)。で、次があれや、「Mixtape」
須田:「Mixtape」は、まあライブではおなじみなんですけど、でもこれだけは話したくて、「Mixtape」にも元ネタがちゃんとあって、サウンド的にはないんですけど歌詞に関しては「ウォールフラワー」って映画があります。青春映画ですっごくいい映画なんですけど、そこでハリーポッターのハーマイオニーちゃん(エマ・ワトソン)が出てるんですけど、結構いい感じに大人になって
西尾:あの時の少女じゃなくて、大人の女性に
須田:きれいな感じになったんですけど、その子が劇中で車の荷台に載って高速道路を夜景を見ながら手をこうやって広げるシーンがあって、僕はそこのシーンがすっごい好きで、そのシーンに合わせて「We are infinite」って
西尾:あー、それは完全に元ネタがあるんや
須田:「あの瞬間、僕たちは無限だった」っていうセリフが出てきます、僕もそこが凄い好きで、そのシーンを見た瞬間に、サビの歌詞だけ浮かんだんですよ
西尾:サビの歌詞浮かんだって、言うてることや無いの?
須田:いや、全然違うんですよ、セリフとは全然違うんです。セリフとは違う歌詞が出てきて、これは曲にしようと思って。でも、もうちょっと掘り下げたいと思って、原作を読んだんですね。原作が先に出てて、大阪のインディーバンドでWallflowerって僕の大学の後輩なんですけど、バンド名もこの本からとったっと。ホンマにナードキッズのバイブルみたいな小説なんですよ。僕、不勉強ながら読んだことがなかったので、映画がよかったので読んでみようと思って、原作も読んだんです。この原作が章が別れているのですが、各チャプターが架空の友達に向けた手紙という体で書かれてて、各チャプターの最初と結びの言葉が毎回いっしょなんです、同じ形式で書かれているんです。それが歌詞になってる、僕らの曲の。そういうちょっと仕掛けがあるんで
西尾:逆に「Mixtape」聞いて、これ読んだら、「おおっ」てなる感じ?
須田:たぶん、冒頭から「あっ!」ってなる、章が終わった瞬間に「あ、そう言うことか」ってなると思うので、ぜひ読んで欲しいです。ウォールフラワー、凄くいい本です
西尾:このMusic Videoは、あれは、さっきボロクソに言われた人が
須田:ボロクソに言われた人が頑張った最高傑作です。あれは、彼のアイデアで
西尾:色々なジャケを持ってきて
須田:ジャケを再現してみようということで、いろいろやってみようと。これやったら再現しやすいかな、とか
西尾:そこ、やっぱ再現しやすさで選んだりしたの?
須田:色々候補があって、OASISのファーストとかも選んでたんですけど、一発でやるには難しいとか。THE STROKESのファーストのおしりのヤツとかもやりたかったんですけど、あれもちょっと、一発撮りなんで○ン○ンとか映ったら嫌やな
西尾:チ○チ○映ってもうたら、まずいからな(笑)
須田:ていう感じです
西尾:で、最後が「イマジナリーフレンド」。これ、ライブでやってない曲
須田:これが唯一のライブで披露していない曲です。アルバムのレコーディングに当たって、一番最後にできた曲です
西尾:現時点の最新曲?
須田:そうですね、一番最新です。これができてアルバムに入れるから、ライブでやるのはちょっとって
西尾:あえてやってないんや。じゃあ、今週末とかでやるかもしれない?
須田:やるかもしれません
会場:(最前列に座っていたwaddyさんが)やろう!
西尾:waddyのイベントでやるかもしれない?
須田:5月14日梅田NOON+CAFEでMAPというイベントがありまして、ここにおじさん(waddyさん)が座ってますけど
西尾:とりあえずナードはどれだけ時間押してもいいって
須田:ホントに地獄ですね
西尾:あとは客がどれだけ煽るか次第で
須田:みんなで終電を逃しましょう!
西尾:もしくはwaddyだけひたすら煽り続けるかもしれない
須田:waddyさん最後、裸になってダイブしますからね(笑)
西尾:これはなんか元ネタ的なものはあるの?
須田:歌詞があります。歌詞がピクサーの去年やってたインサイド・ヘッドっていう、頭の中の感情がなんか冒険するみたいな映画です。その映画が僕凄い好きで2回映画館観に行って、2回とも号泣して映画館を出るという
西尾:やっぱり泣くんや
須田:本当にもうボロッボロ、もう、ピクサーやから親子連ればっかりなんですよ周り。もう、ちっちゃい男のコとか女のコが居る中で、おっさん一人でボロボロ泣いてるという(笑)。子供の成長の話しで、女のコが成長していく中で感情が働いて、思い出が生まれては消えて行くみたいな話しで。そん中に出てくるビンボンていうキャラがいて、主人公の女のコが子供時代に作る架空の友達で会話をしたりとか。その存在についての曲であり、「イマジナリーフレンド」って想像上の友達っていう意味ですからね、それをモチーフにしています。それプラス、para-dice界隈ではおなじみなんですけど僕の友達でテツロウって奴がいて、僕の同い年なんですよ。para-diceに出だした頃によくつるんでて、同い年だからめっちゃつるんでて、そいつが今はバンドが休止しちゃって結婚したんですよ。結婚して女の子が生まれて、僕そいつの家に何回か遊びに行ってて、その女の子をあやしてたりして、その中でその感じも入っているというか
西尾:親戚のおっちゃんみたいになってる
須田:親戚のおっちゃん目線で、僕はもうその子に対する、そのテツロウの娘に対する愛情がこみ上げてきて、プラス、インサイドヘッドを観て号泣したのもあってこの曲ができました
西尾:なるほど!
須田:このアルバム1曲目から9曲目は割とラブソングっぽいんですけど、最後だけちょっと違う、子供の成長みたなモノについての曲
西尾:子供の成長ってか、なんか、須田の子供みたいになってきてる(笑)
須田:あの、いつか大きくなったら遊びに行って、「僕が本当のパパだよ」って
西尾:(爆笑)誤解しかないな、向こうの嫁さんがめっちゃ嫌がるヤツや
須田:僕がその子の成長を祈って書いた曲でもある。子供が成長していく中で、得るものと無くしていくものみたいな、そういうテーマで作った曲です
西尾:シメはすごいいい感じの話で終わるな。曲順も含めて凄い練りに練ったアルバムという感じなん
須田:そうですね、最後この曲だけ「CRAZY, STUPID, LOVE」というテーマからはそれるのもあるから、映画のエンドロールに流れるみたいなイメージですね
西尾:今後、ナードマグネットも頑張れよって感じになるわけやね
須田:この曲ができたことによって、今後色々なテーマを歌えるんじゃないかなって
西尾:まだ、拡げていける感じや。で、後はほんでなにしゃべるの?
須田:もう、いっか!(笑)
西尾:だってもう、ほとんど飲み会みたいな感じやから
須田:誰も聞いてないから、ほんま後ろの方あいつらもう帰ったらいいのに
西尾:あそこは触れへん方がええて。あんね、こっちめっちゃ観てくれてるから
須田:前の人、めっちゃ聞いてくれてるから。(後ろの方を見て)ほんまアイツら帰ってくれたらいいのに
会場後方:うぇーーーい! きいてるよ、きいてるよー、きいてるよおお!! 映画の話し、よかったよぉーーー!
西尾:ざっくり映画でまとめてる(笑)。じゃあ、とりあえず告知くらい軽くしておいた方が
須田:そんなアルバムは明日の午後くらいには店頭に並びますよと
西尾:フラゲ日ってヤツやね
須田:そう、みんななんか特典がどうとかいってるけど、とりあえず、あの、、、
西尾:ぶっちゃけ、どこで買ってほしいの?
須田:大手のCDショップで買ってくれ(笑)! 大手で買うと色々後々ええねや(笑)
西尾:ぶっちゃけた話し、あの黄色いところでこうたらええんか?
須田:黄色いところやと、後々ええねん! 将来的にええねん!
西尾:タワーはなんかつくの?
須田:ジャケットと同じステッカーがついてきます。あと、インストアの参加券とかとサイン会の参加が
西尾:ごめん、ここにいる人、ナードのサイン会あんま反応せーへん。なんなら、今集められるし、4人おるし(笑)。周りに宣伝するときはタワレコで買えと
須田:イベントはナードマグネットとAFRICA、そう、AFRICAめっちゃいいですよ
西尾:ちょっと前からめちゃめちゃ推してるよね
秀村:AFRICAのアルバムめっちゃいいですよ! めちゃめちゃいいですよ! あれは、サイコーで、、、
西尾:一応自分の宣伝しとけ、ここは(笑)
須田:いっしょにインストアライブやるんですよ、梅田NU茶屋でバンドセットで5月26日 8時スタートくらいかな、僕が仕事終わるのがそのくらいなので
西尾:で、あべのHOOPの方は
須田:あべのHOOPが6月25日、これは僕の弾き語りです。メンバーは何もしないです、メンバーは屁こいて観てるだけです。メンバーは大体屁こいて観てる、特に藤井と前川は屁こいて観てる
西尾:今の(メンバー)全然聞いてないで。で、その日、knaveで
須田:その日にknaveでナードマグネットのレコ発企画があります。メンツが名古屋の『明日、照らす』、千葉の『ハラフロムヘル』と大阪の『モケーレムベンベ』が。僕は今年のMISOJI CALLINGで『モケーレムベンベ』最前列でボロボロ泣いてもうて、隠れました。人から見えない位置でめっちゃ泣いてました
西尾:一応主催やからな、、主催者が最前で泣くってどんなイベントやねん(笑)
須田:そんな最高のメンツが6月25日に、だから皆さんはあべのHOOPに僕の弾き語りを観に来て、knaveに行くというコースでお願いします
西尾:そんなもん? あと、なんか告知ある?
須田:まずアルバムのリリースがあって、5月14日にMAPがNOON+CAFEであってプププランドとかLucky Kilimanjaro、Special Favorite Musicが出ます。5月17日にOSAKA MUSEで僕のソロ、弾き語りがあります。あと、19日に心斎橋CONPASSでDENIMS主催のチャリティーイベントが、チケット代が全て熊本大分の義援金になるという趣旨のイベントですね、予約がないので当日来てもらえれば、ナードは何時やろ9時台? あと、なんやろ、あ、5月29日に『愛はズボーン』とツーマンをシャングリラでやります。愛はズボーンのメンバーがその話をするたびにげっそりしてるんで、みんなぜひ観に来てください。シャングリラでツーマンというプレッシャーに、愛はズメンバーが青ざめているので、ぜひ来て欲しい(笑)
西尾:これ、ツアーいつまでやるの?
須田:ツアー10月までやります
西尾:ながいなー
須田:前のMixtapeの時は1年くらいかかってましたから、短い方すよ(笑)。ホントに色々なところに行くんですよ、今月だけでも大阪だけじゃなくて広島の福山・福岡・東京も行くし、群馬とか茨城とか
西尾:7・8月まで土日が埋まってる感じ
須田:そうそう、滋賀とか京都も行くし、その次の月も東京行ったり名古屋とか行ったり奈良とか徳島もあるし、、、10月までツアーするんで
西尾:ファイナルはいつやるの?
須田:10月の後ろの方に大阪の割とおっきいところで、10月の後ろの方の土曜日にやりますのでみなさん空けておいてください、ここかなぁってところを
西尾:割と大きいところ、めっちゃじゃなくてそれなりに大きいところね
会場:ビックキャット?
須田:ビックキャット、ではないです! ビックキャットは、でか、い、、、の半分くらいのところ
西尾:そこそこリアルになってきてる
須田:で、やるんで10月の最後の方の土曜日空けておいてください。鋭意ブッキング中です! ということで、もうみんな話しも聞いてないんで、そろそろ〆ます。後はお時間が許す限り飲んで頂ければ、para-diceはホントに赤字覚悟でお酒を安く提供してくれる素晴らしいハコなので、ちゃんとお金を落としていってくださいね。モーモールルギャバンとかも、para-diceがなかったらでてこなったくらいのハコですので! ホント皆さんpara-diceにお金を落として帰りましょう! ということで、ありがとうございました!
西尾:ありがとうございましたー
会場:(拍手・大歓声!)
以上、『ナードマグネット NEW ALBUM “CRAZY, STUPID, LOVE” 最速!爆音!試聴会!”』後半の模様をお送りしました。5月11日にアルバムは発売されて、私も改めて聞きましたがやはり名盤。10曲で31分、30分ちょっとで爽快な気持ちに包み込まれるステキなアルバムに仕上がっています! 下北沢にナードマグネットが来るのは5月28日下北沢サウンドクルージング2016。ニューアルバムをひっさげて下北沢に来たナードマグネットがどんなライブを見せてくれるか、ぜひともニューアルバムを聞き込んだ上で下北沢サウンドクルージング2016にお越しください!
最後に、プレゼントのお知らせです。この日にナードマグネットの4人にサイン色紙を書いて頂きました。このサイン色紙を抽選で1名様に差し上げます。応募方法は簡単、このツイートをRTするだけで応募完了です(鍵付きのアカウントは対象外となります)。下北沢とか関係ない方ももちろん応募できますし、普通に抽選します! 締め切りは、5月31日(火)までです。ぜひご応募ください。あ、1点だけお詫びです。読者プレゼントで差し上げると言ったのに、某メンバー2名が私の名前を色紙に書いてしまう事態となったため、他人の名前が書いてあるという残念なサイン色紙である事をお伝えしておきます。くそー、ナードマグネットのやろう!!
タイトル:CRAZY, STUPID, LOVE
レーベル:THISTIME RECORDS
品番:TTPC-0004価格:¥2,000(税抜価格)+税
- ぼくたちの失敗
- C.S.L.
- TRAGICOMEDY
- チェイシング・エイミー
- アフタースクール
- ルーザー
- YOU & I
- BOTTLE ROCKET
- Mixtape
- イマジナリーフレンド
【ナードマグネット 1stフルアルバム『CRAZY, STUPID, LOVE』発売記念 「さよなら20代ツアー」】
5月9日(月)【会場】大阪・扇町para-dice
5月14日(土)【会場】大阪・中崎町NOON+CAFE
5月21日(土)【会場】広島・福山Cable
5月22日(日)【会場】福岡Kieth Flack
5月26日(木)【会場】大阪・タワーレコードNU茶屋町店
5月28日(土)【会場】東京・下北沢周辺サーキット『Shimokitazawa SOUND CRUISING 2016』
5月29日(日)【会場】大阪・梅田シャングリラ
6月4日(土)【会場】滋賀U★STONE
6月5日(日)【会場】京都・二条nano
6月11日(土)【会場】群馬・高崎TRUST55
6月12日(日)【会場】茨城・水戸SONIC
6月18日(土)【会場】福岡UTERO
6月19日(日)【会場】広島スロウダウン
6月25日(土)【会場】大阪・南堀江knave
ナードマグネット 1st フルアルバム”CRAZY, STUPID, LOVE” 発売記念
「さよなら20代ツアー大阪編 ~俺の青春を返せ~」
7月3日(日)【会場】愛知・名古屋栄TIGHT ROPE
7月9日(土)【会場】奈良NEVERLAND
7月10日(日)【会場】徳島 Jiro’s Guitar Bar
7月31日(日)【会場】東京・下北沢THREE/BASEMENT BAR 2会場同時開催
ナードマグネット 1st フルアルバム”CRAZY, STUPID, LOVE” 発売記念
「さよなら20代ツアー東京編 ~フリークス学園シーズン1~」
kidori kidori/グッバイフジヤマ/ナードマグネット/and more!
開演14時・前売2800円