THE君に話すよ『この耳鳴りに出会うまでのすべて』リリース記念インタビュー

2017年7月26日(水)に1stフルアルバム『この耳鳴りに出会うまでのすべて』をリリースする「THE君に話すよ」。レコーディングを始めてから途中メンバーの脱退などもあり、リリースまで1年半を要したフルアルバム。そのリリースを記念し、音源に込められた想いなどを伺いました。

---まず最初にみなさんの自己紹介をお願いします

片野メランコリーさん(以下、片野さん):ギターボーカルの片野メランコリーです、元気100倍もりもり頑張るマン! よろしくお願いしまーす

よてろうさん:ドラムのよてろうです、、、ダイエット頑張ります

小野くん:ベースの小野です、、、筋肉ムキムキ頑張るマンです!

片野さん:(パクりじゃん)サイテーじゃねーかよ、サイテーだよ、、、

バシリサさん(以下、イシバシさん):サポートギターのイシバシリサです、よろしくお願いします

片野さん:え? それだけ??(笑)

---それでは、バンドのこれまでとメンバーとの出会いについて教えてください

片野さん:元々バンドをやるか、小説家になりたかったんです。浪人時代にずっと小説を書いていて、小説家になろうって思っていました

小野くん:、、、初耳だよ

片野くん:「地球コーラ」という高校の同級生がやっているバンドが、浪人しているときに始まっちゃって、それを観てたらなんだか悔しくて、こいつらに勝たなければと。その後、大学でバンドをはじめるためにメンバーを探すべく、いろいろな軽音系の部活に入ったのですが、一人もメンバーが見つからなくて、、、で、その部活は全部やめて、大学もほとんど行かなくなって。結局、組んだのは2011年で、2012年に初めてライブをやりました。そのときのメンバーは高校の後輩と地元の友達で、ちょうど大学2・3年のあたりで就職活動をはじめている時期で、バンドを始めてすぐにみんな辞めることになってしまった。

解散するか俺一人でもやり続けるかと考えたときに、まず解散することは自分に負けてしまうことだと思い、自分のバンドをやるための目標は「自分に勝つこと」だからこのバンドは続けようと。それから10ヶ月間一人でメンバー探しをして、その時に出会ったのがよてろう。そして、小野くんは高校時代の後輩で「地球コーラ」をやっていて、元々サポートで入ってくれていたけど、本当に彼のベースが良くて「入ってくれ!」って言ったら「いいよ」って返事をくれて

小野くん:そんな感じだっけ? 誰かにバンド加入をそそのかされた覚えがあるんだけど、、、

片野さん:イモ(元メンバー)だよ

小野くん:違うよ、イサム(膝の皿ジャックVo.)さんだよ

よてろうさん:そう、JAMの楽屋で

片野さん:え? まじ? あ、そっかそっか! イサムかあれ! 膝の皿ジャックと対バンの時だったのか。JAMの楽屋でサポートなんだよねって話してたら、彼が「やっちゃえば?」って言って、自分もやっちゃいなよって言ったら、「いいよ」って(笑)。それで加入したんだよね

片野さん:で、バシリサは、まだ新しい仲だよね。出会って1年たったかな、、、

イシバシさん:え、私対バンしてるよ。よて(よてろうさん)が一発目のライブの時に対バンしてる。私、「THE君に話すよ」好きだったから

片野さん:あ、ありがとーございまーす(笑)

イシバシさん:その後もGARAGEで対バンしてて、一方的に話しかけられた気がする

片野さん:そうだ、「靴がめっちゃキラキラッすね!」って(笑)

小野くん:それで、ギタリストを探しているときに候補に挙がって

片野さん:で、今やってくれている

---昨年の11月に前のギターの方が抜けて、その時には決まっていたのでしょうか?

小野くん:いや、次のライブが決まっているのにギタリストだけがいない状態で、やばいやばいって

イシバシさん:2週間後にライブあるんですけどって言われて、、、しかも、その次のライブが膝の皿ジャックとのツーマンで40分尺とか

小野くん:藁にもすがる思いだったよね、2週間後にライブなのにギタリストがいねーって

片野さん:やばかったなー

---これまで男性メンバーだけで、サポートとはいえ女性の方が入るのはちょっと意外な感じなのですが

片野さん:性別がどうと言うことは全く考えていなくて、彼女だからお願いしたという感じですね

---イシバシさんのギターを観て決めたということですね

イシバシさん:観てないよね

小野くん:俺がイシバシリサに声かけたよって言ったら、最初「だれだっけ、それ?」って言ってたよね(笑)

片野さん:お願いする段階で一度スタジオに入って、その時点で決めましたね

小野くん:いやいや、第一回目のスタジオもヤバかった。これ大丈夫か? って(笑)

イシバシさん:ヤバかった(笑)

片野さん:うそ? 俺、結構よくねって思ったけど、いいじゃんって

よてろうさん:馴染んでいる感じだったよね

片野さん:「これこれこれ!」って、なった

---(なんだか、かみ合ってるのかかみ合っていないのか、、、)それでは今回リリースする1st Full Album『この耳鳴りに出会うまでのすべて』の話をお伺いします。レコーディングはいつ頃されたのでしょうか?

片野さん:いやーーー

よてろうさん:どんくらいかかった? 1年半くらい?

片野さん:2015年12月だ、制作期間1年半です。一時はどうなるかと思いました

---ちなみに最初からフルアルバムを作る予定だったのでしょうか?

片野さん:いいえ(笑)、全然そんなつもりじゃなかった

よてろうさん:え、元々フルアルバムを作ろうって話だったよ

片野さん:言ってたか、、、そうだ、途中で「やめようやめよう、フルアルバムは無理」ってなったんだ

よてろうさん:それで、ミニアルバムで出そうって

片野さん:そう、ミニを出そうってなったけど、、、メンバーがいなくなったし、ちゃんと作ってフルアルバムで出そうかって

---そんな経緯があったのですね

片野さん:最初は俺がフルアルバムを作るんだったとしたらということで話が進んで、曲をどんどん作らないといけなくて毎週のように1曲作って。それが本当に辛すぎて、ホントなら1曲に1ヶ月かけて作りたいくらいの気持ちなのに、それじゃ間に合わないからってどんどん作っていって、泣きながら朝まで寝ずに作って持って行ったら即ボツになったりして、、、

小野くん:空気だよね、あの時のメンバーの空気感だよね

よてろうさん:何が正解かわからない、みたいな

片野さん:空気がめっちゃ重くて、、、毎週作ってこれがいいものかわからないという気持ちで持っていってました

---それはいつ頃の話ですか?

片野さん:メンバーが抜ける前ですね、2016年の夏から秋にかけての頃です。毎週毎週作って行くわけですが、反応が「まぁ、、、やってみようか」みたいな感じになっていて。本来、そういう作り方が好きじゃないし、自分には合ってないと思う。情熱が注げないですよね、1曲1曲にものすごい気持ちを込めて書きたい。俺は1曲は一つの映画だと思っている、その気持ちがないと作れないのに1週間で作ってるからその程度のモノしか作れなくて、さらに持っていったら持っていったで空気が最悪で

小野くん:先にリリース月を決めちゃったのがいけなかったね、2016年11月って

片野さん:それに間に合わせるために曲を作って、どんどん完成させてという流れだったけど、、、メンバーが辞めて、一度完全に白紙になったんです。そこからは、何を考えていたっけ、俺たちは、、、ただ、がむしゃらに生きていた

一同:「がむしゃらに生きていた」って(笑)

片野さん:でも、バシリサが入って、彼女フレーズセンスがものすごいんですよ。男特有の「ああ、まあいいんじゃない」みたいな感じではなく、ちゃんと良いモノを良いと言ってくれる。ああ、よかった、いいんだって。それで、バンドの空気がとても良くなった。一人一人が持っているモノをちゃんと出せている状態になったので、再びアルバムを作ることになりました

よてろうさん:締め切りもなくなったしね

小野くん:のびのびやれたよね

よてろうさん:ゆっくりやろうってなったら、スムーズにいったよね

---紆余曲折を経て完成したアルバムですが、思い入れのある曲についてそれぞれ教えてください

よてろうさん:3曲目の「自転車とチョコレートドーナツ」ですね。それこそさっき話していたすごく辛い時期にできた曲で、録った当時は「うーん」となるような良いのかどうなのかわからないテンションだったのですが、新しい曲を録ってこの曲を入れるかどうか話し合った際に改めて聞いたら、こんなにいい曲だったのかと気づきました。自分のドラムがすごく好きですね

片野さん:自分で言ってたもんね、「俺のドラムカッケー!」って(笑)

小野くん:思い入れが深いといえば「あなたの夜が終わったら」ですね。サポートで弾き始めてから最初に録音した曲だったけど、本当にスケジュールの組み方が無茶苦茶で2週間後にレコーディングやるからとか言われて、泣きそうになりながらスケジュールを空けましたね。これ、俺がだめだったらどうする気だったんだろうって(笑)、そういう意味でも記憶深いですね。ミックスは参加できなかったけど、聞いてみたら音の感じがとても好きです

片野さん:思い入れじゃなくて、思い出じゃん!

小野くん:苦労の記憶と共に、思い入れがある曲ですね

イシバシさん:私が参加したのは4曲ですが、その中でも「テールライト」が最も思い入れがありますね。この曲には、元になる音源があって

小野くん:前のメンバーで一回録ってる

イシバシさん:その雰囲気が好きで壊したくないという思いがあり、曲はほとんどコピーしてテンポを変えたくらいだったのですが、ソロが大変でくじけそうになりました

片野さん:な、泣きながら、、、

イシバシさん:そう、泣いてるんだけど隠してたんです、泣いてないって

小野くん:みんなに普通にばれてたよね

イシバシさん:私が弾いている間、みんなが気を使って外に出てくれてたりしてて、ばれてないと思っていたらばれていて励ましてくれて、なんていいメンバーなんだと。そっとしておいてくれた

片野さん:ギターで重ね録りする時にソロを弾かなきゃいけないのに、いつもは弾けてるフレーズが弾けなくなる時間帯とかがあるみたいで、まさにそれに陥っていた。まあ、そういうこともあると思ってやっているから、いいものができればそれでいいわけで、しょうがないよねって

小野くん:「ここ後回ししてもいい?」「先に続きやっていい?」って、言ってたよね(笑)

---確かに、レコーディングではよく聞く話ですね。それでは、片野さんお願いします

片野さん:全部です!(笑) 全部ですけど、最近の中で一番思い入れが深いのは、4曲目の『「さよなら」インフィネーション』です。さっきよてろうが言ったように、3曲目の「自転車とチョコレートドーナツ」が本当に曲ができないときに持っていって、半ば妥協みたいな感じで録ったのですが、後で聞いたらとても良かった。それもあるのですが、その時期に曲を作ってもいいと思えない、自分の中の殻を破れないとか、自分でいいと思える歌詞が書けないとか、そういう時期だなと。もしあの時、1ヶ月時間をもらえても書けなかったと、まあ結果として書けてるけど(笑)。その後、最近の自由な開放感的な状況の中で、自分の納得のいく、しかも新しい『THE君に話すよ』を示すことができた曲、それが『「さよなら」インフィネーション』ですね。

バシリサが入ってから録った「少年ジャンプデストラクション」とか、前のメンバーの時に録った「ロックンロールを知らない」とか、その時はこれが最強だと思って作りましたが、今聞くと「これだ」と。あ、いつもの俺じゃんってなる。『「さよなら」インフィネーション』を作ったことで、俺じゃない俺がいるじゃん、新しい自分発見、みたいな(笑)。そういう、自分の中で殻を破ってはじめて作った曲なので、一番思い入れがある曲ですね。これからも、一番新しい曲が一番思い入れがある曲になると思いますが

---突然ですが、メンバーの皆さん、片野さんを褒めちぎってください

片野さん:普段褒められないからなぁ~

小野くん:いつも明るい

イシバシさん:あー、たしかに

片野さん:正直な話、みんなの前では努めて明るくいるようにしている、、、

イシバシさん:えー、闇が見える!

小野くん:努力してる

イシバシさん:努力家

片野さん:え、努力家って思われてるの?

小野くん:、、、まあまぁ

片野さん:おい、だからそういうのやめてくれよ~、凹むんだって~、嘘をつくならいうなぁぁ!(笑)ちょ、もう、一人ずつ思ってること言って! ふだん一切褒められないから。曲はいいって言われるけど、ホントにそれぐらいだから

よてろうさん:割と気が利く。誰かが凹んでいることを察して、割と気にかけてくれる、いいやつ

小野くん:悔しいときに本気で泣いているのは、、、好きだよ

一同:<大爆笑>

小野くん:なかなかそういう人はいないですから。めちゃくちゃだめなライブをやったときとか、ボロボロに泣いてて、モンスター買ってあげても泣き止まない。道ばたにへたり込んじゃって

---一つ質問させてください、片野さんはライブのアクト直前にライブハウス周辺をものすごい勢いで走り回っていますよね?

片野さん:それは、体を暖めるのが一つと、切り替えるのが一つ、自分の中でその日のライブのイメージトレーニングをしています

---え? あんな全力で走りながらですか!? ちょっと体ほぐそうという雰囲気ではなく、火事でも起きてるのか? みたいな勢いで走ってくるから遭遇すると驚きます。そんな人みたこと無いです

片野さん:え? いないですか??

2017.4.30 JAM Fes 2017
2017.4.30 JAM Fes 2017

---いないです、、、。それではイシバシさん

イシバシさん:私いつも褒めてるから、褒めなくていいんじゃない?

片野さん:え、いま、こういう状況で褒めることがないって

イシバシさん:あ、カラオケが上手だった(笑)

一同:<爆笑>

片野さん:うわー、うわー、うわーっ!

イシバシさん:「Stand By Me」を英語で歌ってたけど、英語も上手だった

片野さん:そ、こ、かーーーー!

---歌は上手、ですよね。ヴォーカリストだから当然ですが

よてろうさん:下手だったら、「えっ?」ってなるよね

片野さん:き、君が本当にそれでいいと思うならばいい!

イシバシさん:もっと褒めろって言ってる

片野さん:もう、今後一生褒められることはない気がするから、、、

---すみません、脱線しました。リリース関連に話を戻しますね。8月19日にレコ発ライブが行われますが、どのようなイベントでしょうか

片野さん:ぶ、物販を一新します、アルバムも増えるし、あと、なんだろう、、、

---や、物販とかいいから(笑)、意気込みとか、あと対バンの情報とか

片野さん:出演してくれるのは『ベランパレード』と『ユタ州』『まちぶせ』、そして『THE君に話すよ』の4バンドです。会場は新宿のmarble、チケットは前売り2000円、当日2500円です。意気込み、、、ソールドっすね、ソールドアウトしたらうれしい。アルバムが売れるというよりは、まずはたくさんの人が聞いてくれないとどうしようもない。全国流通はたくさんの人に聞いてもらうためのモノで、いろいろな人に聞いてもらえるような活動をしなければならなくて、ソールドアウトはそのための通過点だと思っています

---アルバムがリリースされレコ発ライブが行われるわけですが、それ以降の今後の「THE君に話すよ」について教えてください

片野さん:いろいろなモノを拾いながら捨てていく、それが人生だと思います。自分もいろいろなモノを捨て続けて、でも、自分は節目節目でちゃんと拾ってくることができなかった。そのことが今の劣等感につながっていて、他の人ができるようなことが俺にはできない。ちゃんと貯金したり、ハムスターを飼ったり、自分の欲しいものを買ったり、誰かを幸せにしてあげたり。人が普通にできることが俺にはできない、自分にはなにもないとずっと思っている。自分の中身は空っぽで、それを満たすのは他の人なんだと。自分自身の気持ちとか感情では自分自身を満たすことはできなくて、他の人や感情とか、他の人の言葉、他の人の表情、他の人の行動で自分の存在感というのがやっとできあがる、そんな人間なんです。

俺がいま持っているモノ、それは言葉。それが伝わればそれでいいんです。小説と一緒で、誰かのために何かをやりたいと思っていたけど、そうじゃない。自分が満たされるために言葉を発するんだ、みんな結局そうなんだろうと。自分の中から出てきた言葉が相手に伝わったときに、自分は初めて生きていると実感をするんだと。音楽も感情も恋も何もいらないと思っていた、ただ、言葉が伝われば、いろいろな人に伝わるようなそんなバンドになりたいです

---最後に、改めて『この耳鳴りに出会うまでのすべて』のPRをお願いします

片野さん:Twitterにも書いたのですが、このCDができた直後は不安で不安で、「俺が作った曲が良い分けないでしょ」と思っていて、聞くのも怖かったです。実際全然聞けなくて、1年半のレコーディングの中で家でちゃんと聞いたのは「あなたの夜が終わったら」しかなくて、、、

小野くん:でも、わかる。俺も1曲ずつはあんまり聞かなかった。でも、1枚のアルバムとして流れが完成するととても良くて、毎日聞いてる

片野さん:つい最近まで、俺自身が作ったアルバムだってことに囚われすぎていて怖かったけど、辛かった制作期間がちょっとだけ美化されてきて楽しかった思い出になってきたタイミングで聞いたらめちゃめちゃ良かった(笑)。俺らの作ったアルバム、めちゃめちゃ良くて、いいのできたじゃんって。客観的に評価してみると、人にお勧めできるアルバムだった。めっちゃ、俺の自信が宿ったアルバムです!

---ありがとうございました

「THE君に話すよ」に出会ったのは、2016年5月24日下北沢MOSAiC。あの日は別のバンドの取材でしたが、イベント全体を撮影しておりファインダー越しからでも、片野さんの半端ない熱量が伝わってきました。その後も、何度かライブを観る機会があり、今回のリリースに併せてインタビューをさせていただきました。インタビューでとにかく片野さんは話しまくり。メンバーの皆さんとも話していましたが、まさにバンド名である”君に話すよ”を表すようなインタビューとなりました。

7月26日にリリースされる『この耳鳴りに出会うまでのすべて』は11曲入りのフルアルバム。このところ4曲前後のEPや6曲前後のミニアルバムばかりをチェックしていたこともあり、45分のフルアルバムを通して聞くのは久々。45分間にはこのバンドの今がこれでもかと詰め込まれており、ライブアクトをそのまま音源にしたような勢いの作品です。

その中でも私が一番好きなのは5曲目の「少年ジャンプデストラクション」。片野君の美しいアコースティックギターのイントロに始まり、疾走感あふれるメロディーに乗せ、彼がこの本を通して伝えたい言葉が次から次へと飛び込んできます。ベースの心地よさが半端なく、ドラム、そしてエレキとアコギの2本ギターと合わせ、「THE君に話すよ」の勢いあるサウンドを思いっきり楽しむことができる曲です。Music Videoも公開されていますので、是非ご覧ください。360°VRで制作されており、スマートフォンのアプリでチェックすると、自分の周りをメンバーが取り囲んで演奏しているかのごとく観ることができます。

タイトルにもなっている【少年ジャンプ】、その存在は片野君にとってどのようなモノか聞いてみました。

片野さん:【少年ジャンプ】は親友であり、救世主です。馬鹿みたいだと笑う人もいるかもしれませんが、いつもそばにいて、いつも助けてくれるからです

少年ジャンプが彼にとって「親友であり、救世主」であるように、「THE君に話すよ」は誰かにとっての「親友であり、救世主」である。そう確信できるアルバムといえるでしょう。

「THE君に話すよ」1st Full album『この耳鳴りに出会うまでのすべて』、全国のCDショップでお買い求めいただけます。予約特典もありますので、ぜひ店頭でご予約ください。

THE君に話すよ
1st full album

『この耳鳴りに出会うまでのすべて』

[発売日]
2017年07月26日
[値段]
¥2000(税抜き)
[品番]
IMCA-0020
[収録曲]
01. この街にはあまり行くところがない
02. あなたの夜が終わったら
03. 自転車とチョコレートドーナツ
04. 「さよなら」インフィネーション
05. 少年ジャンプデストラクション
06. ロックンロールを知らない
07. スピードスター
08. テールライト
09. 成田空港
10. 今夜だけは強く抱いて
11. モーニングタウン

【レコ発企画】

2017年8月19日(土)
新宿Marble
[出演]
THE君に話すよ
ベランパレード
ユタ州
まちぶせ
[時間]
OPEN 18:30 / START 19:00
[料金]
前売り2000円(+1D) / 当日2500円(+1D)

 

 

 

[おまけ]

インタビューは下北沢に新しくできたパンケーキのお店『Pluffy cafe』で行われました。甘いものが大好きな片野さんの満面の笑みを載せておきますー
インタビューは下北沢に新しくできたパンケーキのお店『Pluffy cafe』で行われました。甘いものが大好きな片野さんの満面の笑みを載せておきますー