90年代のエモムーブメントを代表するスウェーデンのロックバンド、STARMARKETの17年ぶり来日公演が開催される。
2004年にリリースされた5thアルバム『Abandon Time』発売以降、実質的な解散状態にあったSTARMARKETが本夏まさかの「再結成」宣言。それは母国スウェーデンのストックホルムで盟友Last Days of Aprilを迎え、一夜切りの再結成ライヴを2018年12月15日行うというものだった。しかし朗報はそれだけに留まらず、なんと2002年以来となる来日公演も開催されることも決定したのである。
来日公演は2019年1月19日(土)大阪・心斎橋Pangea、1月20日(日)名古屋・栄R.A.D、1月21日(月)東京・新代田FEVER、1月22日(火)東京・新代田FEVERの全4公演。チケットはローンチしたばかりのチケットサービスLINE TICKETにて明日10月10日11:00より先行販売(先着)がスタートする。詳細はレーベルサイト、または各アーティストのHPをチェックしてほしい。
■公演概要
THISTIME PRESENTS
『STARMARKET JAPAN TOUR 2019』
2019年1月19日(土)
会場:心斎橋Pangea
LIVE: STARMARKET (SWEDEN) and more..
OPEN/START18:00/18:30
TICKET ¥3,800 (D代別)
INFO:PANGEA 06-4708-0061
2019年1月20日(日)
会場:名古屋R.A.D
LIVE: STARMARKET (SWEDEN) and more..
OPEN/START18:00/18:30
TICKET ¥3,800 (D代別)
INFO:R.A.D 052-253-5936
2019年1月21日 (月)
会場:新代田FEVER
LIVE: STARMARKET (SWEDEN) and more..
OPEN/START19:00/19:30
TICKET ¥3,800 (D代別)
INFO:FEVER 03-6304-7899
2019年1月22日 (火)
会場:新代田FEVER
LIVE: STARMARKET (SWEDEN) and more..
OPEN/START19:00/19:30
TICKET ¥3,800 (D代別)
INFO:FEVER 03-6304-7899
チケット
先行(先着): \3,800
10/10(水) 11:00 〜10/22(月)23:59
https://ticket.line.me/events/1002/1
一般プレイガイド (チケットぴあ / e+ / ローソン / LINE TICKET)
11/1 (木) 11:00 より発売開始
備考:全券種税込み・ドリンク代別途要
問い合わせ:03-6805-2269
info@thistimerecords.com
■STARMARKET BIOGRAPHY
スターマーケットは1994年、スウェーデン北部に位置するノールボッテン県ピーテオにて結成。1995にデビュー・アルバム『Starmarket』をリリースし、” Hüsker Dü meets Superchunk”と称されたそのメランコリックなポップとノイジーでドライヴ感あるロックが融合した斬新なパンク・サウンドで、当時のスウェーデンのパンク/ハードコア・シーンに衝撃を与え、一躍シーンの新星として大注目を浴びる。
その後1996年にミニ・アルバム『Calendar』、続けて1997年には2ndアルバム『Sunday’s Worst Enemy』をリリース。特に2ndアルバムでは、これまでのサウンドを踏襲しつつ、さらにドラマティックかつ叙情的な深みが加わり、全曲捨て曲無しのエモコアの金字塔的な作品として今なお多くのファンに聞かれ続けている。2ndアルバムをきっかけに世界的に人気の火が付いたスターマーケットは、その後Texas is the Reasonとのヨーロッパツアー、The Promise Ringとの北米ツアーを敢行し、各地で熱狂的に迎え入れられる。アメリカでは老舗エモ・レーベルDeep Elm Recordsとラインセンス契約を果たす。彼らの最も尊敬するアメリカの伝説的ハードコア・バンドHüsker Düと同様に、スターマーケットは互いを補完する二人のシンガーソングライター、ヴォーカル/ギターのフレドリック・ブランドストローム(Fredrik Brändström)とヴォーカル/ベースのパトリック・バーグマン(Patrik Bergman)というバンドの最大の強みを活かし、アメリカのシーンにおいてその存在感を高めていく。
1999年、スターマーケットは3rdアルバム『Four Hours Light』をリリース。彼らの最大の特徴であった疾走感のあるパンキッシュなサウンドが本作では若干陰を潜め、その代わり動と静のバランスが絶妙に保たれた実験的かつ多彩なインディ・ロック作品となった。しかしそれでも彼らの専売特許であるドラマティックで叙情的な“泣きのメロディ”はこれまで以上に発揮され、「Into Your Arms」や「Coming From the Cold」など数々の名曲が収録された名作となっている。
2001年に4thアルバム『Song of Songs』をリリース。かねてからBruce SpringsteenやWilcoの影響を公言していたフレドリックの個人的影響が如実に現れたアメリカーナ/オルタナ・カントリーが色濃い作品となった。2002年、初となる単独来日公演ツアーを開催。デビュー当時からのファンらが会場に駆けつけ、バンドは新旧にわたる往年の名曲の数々を披露し、日本の“スタマ狂”達を熱狂させた。
2004年に5thアルバム『Abandon Time』をリリースしたのを最後に、バンドは実質的に解散する。その後14年間も音沙汰も無い中、突如2018年夏に再結成を発表。母国スウェーデンのストックホルムで盟友Last Days of Aprilを迎え、一夜切りの再結成ライヴを2018年12月15日行うことになっている。しかし朗報はそれだけに留まらず、なんと17年ぶりの来日公演が開催されることが決定した。