2018年12月24日、大阪・心斎橋JANUSにてヒミツノミヤコの第十一回都祭・大阪公演 ｢最終回 私たちのヒミツノミヤコ｣が開催されました。
この日をもって悪茄子が脱退することがアナウンスされており、6人体制でのヒミツノミヤコはこの日がラストとなります。
『都忘れ』 に始まり恒例の自己紹介、そして『白馬の王子はいらない』 に続きます。すると突然ステージが真っ暗になり、小梅ちゃんがサンタクロースの衣装をまとい登場。「クリスマスなのにここに来てしまっただめんずたちに、プレゼントを渡したいの！」と言い、3曲目の『だめんず』がはじまります。曲中でプレゼントをフロアに投げる小梅ちゃんでしたが、「5年間、雨の日も風の日も、どんな時も宴に来てくれた最高のだめんずにプレゼントを渡さないと！」と言い、だめんず探しがはじまります。
フロアに降りた小梅ちゃんが探し出したのは一人の都民（みやこみん）。確かに、彼は大阪でも東京でもいつだってフロアからヒミツノミヤコのことを見守っていた。でも、彼にだけじゃない、小梅ちゃんとメンバーが伝えたかったのは、今日ここに来てくれた全ての都民への感謝の気持ちだった。
この日で脱退してしまう悪茄子から感謝の気持ちが述べられ、4曲目の『卒業』と続きます。曲が終わると、悪茄子から次のリーダーはぼけちゃんだと伝えられますが、ぼけちゃんの様子がおかしい。ぼけちゃんから「本当は、今日でぼけちゃん以外みんないなくなっちゃうじゃん！」と衝撃の事実が伝えられ、フロアが一斉に凍り付く。ヒミツノミヤコ至上最大となる、暗い暗い夜の帳が降りてきた、、、。
泣き崩れるぼけちゃんが『帳』を歌い終わると、宇宙船の発車時刻が迫るアナウンスがステージに鳴り響く。出発の準備を促す悪茄子、ステージにはぼけちゃんとボンちゃんの3人が残される。ぼけちゃんと悪茄子がお互いに思いを吐露し、悪茄子から赤色の花冠がぼけちゃんに手渡される。そして、ボンちゃんのピアノで二人で初めて作った曲『花爪草』を歌う。
メンバーがステージに戻り、それぞれがぼけちゃんにそしてヒミツノミヤコ、そして都民への感謝の気持ちを伝える。蛇の目エリカは悪茄子と秘密の都星に帰り、すずらんは地球に残り普通の女の子になりたいと宣言。ボンちゃんからはぼけちゃんに手紙が渡され、星には帰らず地球を旅したいと伝えられる。涙が止まらずなかなか話し始められない小梅ちゃんだったけど、みんなといたら楽しいから星に帰ると涙ながらに語った。
それぞれの決断が伝えられ、この6人で歌える曲は残り3曲。「もう泣くのは終わりにしよう、このワンマン宴で伝えたかったのはみんなへのありがとうです！」とぼけちゃんが言い『お花のブーケ』がはじまる。
