ヒミツノミヤコ『よんまいめの円盤』

2017年6月27日(火)心斎橋 Music Club JANUSで開催される『第七回都祭~地球4年目のミヤコ!めざせ200人!本気のワンマン宴!』、それに合わせリリースされるヒミツノミヤコの【よんまいめの円盤】。収録される曲は「白馬の王子はいらない」「轟音の黒色」「お花のブーケ」「夜明けの愛想曲」の4曲に加えヒミツノミヤコには欠かせないボイスドラマの合計7トラックです。

まず1曲目に入っているのは「白馬の王子はいらない」、【にまいめの円盤】と【さんまいめの円盤】にも入っていたこの曲ですが、新たに録り直した「白馬の王子はいらない」のクオリティに驚きます。まずはなんと言ってもぼけちゃんのヴォーカルがとても素晴らしく、それぞれの楽器の音もよりクリアに。本人たちのレベルアップをしっかりと実感できます。その中でも特にボンちゃんのキラキラしているキーボードが、この曲の世界観をよりはっきりとさせてくれます。

ボイスドラマに続き3曲目は「轟音の黒色」、ライブでは文字通り轟音に包み込まれぼけちゃんと悪茄子の叫びに近いヴォーカルが印象深いこの曲ですが、その世界観をより際立たせるべく心が移ろう様がしっかりと込められています。ラストのツインヴォーカルによる魂の絶叫は、聴き応え十分です。

さらにボイスドラマを挟み5曲目は「お花のブーケ」。パセリの重厚なベースから入るこの曲ですが、ヒミツノミヤコの中でもかなりポップに仕上がっています。ぼけちゃんのかわいらしいヴォーカルと、悪茄子の明るく優しく包み込むようなヴォーカルに、黒い気持ちは完全に吹き飛ばされます。

ボイスドラマのエンディングを終え、ラストの7曲目は「夜明けの愛想曲」。ぼけちゃんの心が込められたヴォーカルに加え、蛇の目エリカのパワーアップしたドラムによりしっかりと支えられ、悪茄子のギターソロによりこの曲が生み出す光景が鮮やかに彩られます。この円盤を曲だけでなくドラマも通して聴くことで、この曲の良さがより実感できます。

そして、忘れてはいけないのが小梅ちゃんのタンバリン。2人のヴォーカルに加え、彼女のタンバリンが曲の表情をより豊かにしてくれています。ヒミツノミヤコのライブに行ったことがある人なら、タンバリンの音と共に小梅ちゃんの飛び回る姿がイメージできるはずです。

ボイスドラマについては聴いてからのお楽しみ。あの日の思い出がしっかりと刻み込まれた円盤になりました。これまでにヒミツノミヤコがリリースしてきた円盤の中では、抜群の完成度。ヒミツノミヤコのファンはもちろん、1人でも多くの人に手に取ってもらいたい1枚です。

ヒミツノミヤコ『よんまいめの円盤』は6月27日の『第七回都祭』から発売。開場前の18:00~18:30に行われる先行物販から販売開始です。ちなみに、先行物販では「ヒミツノミヤコ4周年記念Tシャツ」も販売されるので、あわせてチェックしてください。

ヒミツノミヤコ4周年記念Tシャツ

いよいよ開催が近づいてきた『第七回都祭~地球4年目のミヤコ!めざせ200人!本気のワンマン宴!』。チケットの予約は目標だった200枚を超え、さらに230枚を突破! ヒミツノミヤコの頑張りがしっかりと込められた1日。チケットは各プレイガイド及びバンド取り置きもまだ可能ですのでご連絡ください。みんなでヒミツノミヤコの4周年を祝いましょう!

『第七回都祭
~地球4年目のミヤコ!めざせ200人!本気のワンマン宴!~』

2017年6月27日(火)
心斎橋JANUS
[出演]ヒミツノミヤコ
開場 19時00分 開演 19時30分
前売 2400円 当日 3000円(別途お飲物代)