『アイハバドリーーーームッの巻』深田和良コラム

『歌え!ドラマー達! vol.6』まであと一ヶ月となりました。

過去に僕は何かしらの大舞台(自分の中で)を前にすると、一定期間ブログを書き続けたり、100キロマラソンをしてから弾き語りをしたりなど、いらんことをしてその大舞台を盛り上げようとしてきました。

今回もやるんですけど、自分の中で『ちょっと地味だなあ』と思ったりしてるんです。ま、やりますけど。で、『もう一個何か違うことをしよう』と悩みに悩んで、10月3日@下北沢THREEの前日、10月2日に京都の西院ネガポジでワンマンライブをやることにしました。

10月2日(月)@西院ネガポジ
深田和良ワンマンショー
『歌え!ドラマー!』
open 19:00
start 20:00
charge ¥1,000(+1D)

 

自分で決めた手前こんなことを言うのもアレですが、当然お茶の間には何の影響力も持たない企画であると思います。もっと言えばバンドや音楽を愛している方々にも届かないし(知られない)京都のバンドマンも『ふーん』くらい、もしくは無関心かも。だって僕の立ち位置はモルグモルマルモのドラマー、弾き語り歴はやっと若葉マークがとれたくらい、流通音源はなし、てな感じですもの。

応援、反応をしてくれる人が全くいないわけでもないですが、自虐的になるわけでもなく冷静にみた結果です。

じゃあなぜやる?

自問自答しました。

僕は理解ある両親のもとで、とてもおおらかに育てられてきたんだなあと最近改めて思うのです。自由にさせてもらえたし、自由に生きていると感じています。無責任に生きるのではありません。生きる上で色んな選択肢が現れ、その都度その中の一つを選択し、自分が決めたことに対しては責任感をもって生きているつもりです。それが僕の中での自由に生きるという事です。

結果、今のところ『喫茶店をやりつつ、バンドでドラムを叩き、一人で歌も歌い、休日になれば自転車で峠をめざす36歳』となかなか自分でも言うのもアレですが味わい深い人間になっています。

ただこれで満足していません。『自分はこうやから』とか『世間はこうやから』と自分の中で決めつけをしません。そうなったら最後です。

まだまだゴールのない、道なき道の先が見てみたいんです。その中で自分が思い描いた景色もあればいいなあと思っています。

京都在住のドラマーが下北沢でドラマーオンリーの弾き語りイベントをやる

前日に京都でワンマンライブもやる

それで何か変わる? 起こる?
そんなもんわかりません。
やり方も間違ってるかもしれません。

でもやらなきゃ何も起こらない事だけはわかる。だからやります。ただやるだけじゃ駄目やけど。血反吐を吐くくらいやらないと(例えね)。

京都のワンマンライブ、下北沢の『歌え!ドラマー達!』より沢山の人達と出会えるよう精進して参ります。
良い音楽お届けします! それではライブハウスでお会いしましょう。

最後に、その昔、僕の尊敬するアゴの長い、身体の大きい人がこう言ってました。

『やる前から負ける事考える馬鹿がいるかっっ!』