どーも、モルグモルマルモの深田です。
10月3日@下北沢THREE
『歌え!ドラマー達!vol.6』
終わりました!
自分で言うのもなんですが、とても良いイベントができたと思っています。改めまして出演者、下北さん、THREEさん、色々手伝って頂いた宇宙団のみなさん、そしてお客さん。ありがとうございます。また下北沢でできそうな気がしてますので、その日まで精進して参りますよ。しかし、下北沢で京都のゆるい感じまで再現できたのは快挙だと思っています。自分では。そんな空気をお客さんにも楽しんでもらってる実感も凄くあって、なんとも言えない最高な気分でしたな。
ライブレポではないですが、イベントを出演者ごとに振り返りたいと思います。
◯カンダケイ(西村中毒バンド)
今回是非とも下北沢に連れてきたかったカンダ君。僕のバンド『ぼんやりゴリラシティ』でもキーボードを担当してくれています。何を思い何を感じたかは彼にしかわかりませんが、カンダ君にとってとても有意義な時間であったなら僕としても大変喜ばしいことです。
歌うと意外とハスキーでピアノもジャズの影響を多分に思わせる弾きっぷり。『モテそうやな…』と思うもカンダ君に彼女がいないことを僕は知っている(10月15日現在)。頑張れ!カンダ君!
ライブ途中から靴と靴下をほっぽって、なんとドラムの叩き語り! カバー2曲でした。やった曲がどちらもよい曲だったんですが難易度が高そうでした。よく歌えるなあと思いました。ふつう音程とれへんで。
打ち上げで話したんですがカンダ君の中では、この日で弾き語りは一段落だそうです。ドラムを叩きまくるそうです。弾き語りも続ければいいのに、と思うのですが決めたのなら仕方
ないですね。
カンダ君とはバンドメンバーであり、友人でもありますが、彼の音楽のファンでもあるなあと今回確信した僕は、彼がまた『歌え!ドラマー達!に出させてください』という日を心待ちにするのであります。
◯ゆりあん
僕のなかでは『歌え!ドラマー達!』のお手本のようなステージを繰り広げるゆりあん。東京のお客さんにもこのイベントがどのようなものか知ってもらうのはうってつけの人選でした。
かといって、ドラマーの誰もがゆりあんのようなライブをできるというわけではありません。当然。
曲をやる前にメロディを思い出すために、ギターを弾いて確認したり
曲中疲れたと言って勝手に間奏をつくる
MC中に飴ちゃんを配る
などなど。
これらはゆりあんにしかできない芸当ですが、不思議と『歌え!ドラマー達!』にマッチしまくっているんです。
諸事情により秋にaikoのコピーバンドをやったらしばらく音楽活動を休止するゆりあんですが、また僕たちの前に戻って来てくれることを願わずにはいられません。
◯ツチダつち(宇宙団)
ツチダさんは弾き語りというか、人前で歌う事がほとんどなしということで『歌え!ドラマー達!』的に言えば【やったことない枠】での出演でした。
二曲、宇宙団の曲をやってくれました。なかなかの工夫が凝らされており『なるほどなあー』と思いました。彼女の気合いを感じましたね。
声を大にして言いたいのがまず
『このイベントに出るドラマーは皆偉い!』
ということ。
『なんでドラマーやのに歌わなあかんねん』
もちろんこんな言い方ではありませんが、今まで沢山のドラマーにオファーし、主にこういう理由で断られてきました。もちろんこのイベントに出る事によって背負うリスクというものはあるのですが、それ以上に得るモノがあるのも事実です。歌って最高やし、それをバンドのリズムを担うドラマーが改めて実感するということは意味が大きいと信じています。
そして万が一歌うという事にハマれば、迷わずにやっていって欲しいと思います。このイベントに出演して弾き語りを始めた人はいます。ツチダさんはどうだったんだろう? 来月対バンやしその時聞いてみよう。
◯松成直輝
ちょっと、いやだいぶキモい話ですが僕は松成くんがとっても好きだ。
ぽわんでドラマーでありエンターティナーであった彼もそうだし、優しくて素朴で熱い彼自身、どちらも好きだ。
僕は23歳くらいから東京にライブをしにくるようになって、色んなバンドの人と知り合いになったけど、ここまで仲良くなりたいと思ったのは松成くんがはじめてだと思う。この日のライブもとてもよかった。感動してしまった。
このイベント前に話した時に
『自分の弾き語りに価値があるのか?』
ということを話していました。そして出演することを悩んでいました。僕は
『価値があるかどうかは人が決める事。歌いたいなら出て欲しい。』
と伝えました。あと僕自身は価値があると思っていることも。
で、あのステージ。観た人はどう思いました? これで引退と松成くんは言ってましたが、僕は長い休憩だと思っています。
またステージに立つ事を無理強いはしないけど、僕は待っています。まあ、無理強いしてもやらないだろうけど。ドラマーでも歌を歌うことになってもなんでもいいと思っています。
いつになるかわからないけど、京都に遊びにくるみたいです。その時は酒飲みながら鴨川を散歩したいですな。
◯河西アイシャ
下北さんの強い推薦により出演することになった河西さん。僕はこの日初めてみたのですが、ほんとに良かった。
若くて才能のある彼女がこのイベントにいてほんとに良かったです。イベントがしまりました。
ステージで
『ワタシはいつもその日のライブで優勝したいと思っている。でも今日は皆が優勝!』
みたいなことを言っていたと思います。感性が鋭いなあと思いました。ステージをあがる上でその日の一番でありたい、と思うのは当然やし、そうでなければいけないと思いますが、このイベントは特殊だと思うのです。
僕はこのイベントを通じて『ドラマーの底力をみせたい』という想いもあります。誰が一番というより、皆で一丸となって創り上げたいと思っています。
そういう想いを彼女なりに察知した発言だったのかなあ。わからへんけど。
また出会いたいドラマーでした。
◯深田和良
自分の事なのでうまく言えませんが『歌えドラマー』と『知ってる人』という曲をできてよかったです。
さて、今後の『歌え!ドラマー達!』ですが今年はもうやりません。来年新しい展開をみせられたならと思います。もうイメージはできています。こんなこと僕以外にやる人はいないので僕がしっかりやっていきますねー。そして来年の今くらいの時期に東京でまたできたなら最高です。よろしくお願いします。下北さん!(笑)