【対談企画 クチナシと本棚のモヨコ『マジカル暑中見舞いツアー!!2018』前編】の続きです
ゆーきゃん: そういえば、同い年なんですよ、森君と
森: そういう繋がりもあるね。今回ツアーをやることになってちゃんと話をしたら、結成したタイミングからバンドの経緯、さらには年齢まで一緒で、ほとんど一緒だった
ゆーきゃん: 誕生日も一ヶ月しか変わらないし。血液型何型?
森: O型
ゆーきゃん: うわっ、O型! 後は?
森: 音楽のルーツとかは違うかな
ゆーきゃん: でもさー、「おジャ魔女どれみ」とか好きやろ
森: 「おジャ魔女どれみ」は大好き、これは世代かな
ゆーきゃん: じゃあ、好きな食べ物をせーので言う
森: メロンパン!
ゆーきゃん: 寿司! ダメだな(笑)
森: 寿司、北海道は超美味いよ
ゆーきゃん: でしょうね、、、じゃあ、好きな寿司ネタ
森: マグロ
ゆーきゃん: マグロか、私も好きだな、でもいくらの方が好き
森: 北海道行けたらよかったね
ゆーきゃん: 行けたらよかった。でも、みおちゃんと3人で話しているときに、北海道に行く話しも出たけど、みおちゃん意外と冷静だったよね「大丈夫かな」って
森: 今日、連れてくればよかったね、今回の企画の主軸だったからね。お互いのバンド内の事情を冷静に見ているから
ゆーきゃん: そう、すごく冷静に見ている
---彼女とは全く話をしたことがないのですが、冷静なキャラクターなのですね。勝手に、とても不思議な雰囲気だと思っていました
森: 不思議なことも、言うけど
---とてもドラムを叩く様がとても印象的で、「宇宙の縮図」MVのラストのドラムが凄いです。あ、彼女のドラムも凄いですが、とにかくこの曲が好きで何度もMVを見て、さらに本棚のモヨコのCDを全部買いました
森: あ、ありがとうございます
---クチナシだと「塩素の味」あの曲のラストも凄いですよね。なぜかライブ時はいつも本人がめっちゃ笑ってますが
ゆーきゃん: あれ、いつも「ミスった~」って笑ってる
森: モヨコに速い曲が無いんですよ。それで、クチナシにサポートに入って、こんなに速いの叩いたこと無いって
ゆーきゃん: あ、言ってた、はやって!
---クチナシの曲は速いですかね?
森: 速いのかな? 僕らが遅いと言うこともありますが
ゆーきゃん: いや、速いですよ、「サニーサイドアップ!!!」とかBPM200ありますし、「塩素の味」もある、「わたしと犬と電柱と」も200ある
https://www.youtube.com/watch?v=26_V5956VXk
森: 絶対にいかないよ、200とか
ゆーきゃん: 気付いたら200行ってる。今回作った新曲もすごくゆっくりな曲を持っていったら、最終的に200になってる
森: 人間自体のBPMが速いんだよ、僕は遅いです
---人間自体のBPM、、、全然速くなさそう
ゆーきゃん: いやー、わからない(笑)
森: モヨコは最速で180ぐらいだよ
ゆーきゃん: あー、私は200か120みたいな感じ
森: みおちゃん疲れて帰ってくるもん(笑)
ゆーきゃん: みおちゃん、、、ツアーのタイムテーブルとか何も考えずに組んでて
森: 当たり前のように、クチナシと本棚のモヨコを続きで考えていたら、みおちゃんに「え、何言ってるの、どうしてそうなるの?」って言われた(笑)
ゆーきゃん: だから、間にひと組入れています
---そういう意味でも彼女は大変ですね。でも、確実に彼女のドラムが2回見れるのは楽しみです
---他に何かありますか?
ゆーきゃん: 視力は?
森: え?
---あ、さっきの続きですか? 2人の似ている部分
ゆーきゃん: そうそう、さっきの続き
森: 俺は超目が悪いよ
ゆーきゃん: 私は1.5
森: 俺は0.0いくつか
ゆーきゃん: いつもはコンタクトか。あ、たまにめがねかけてるよね。森君はなにかに似ているなとずっと思っていて、「借りぐらしのアリエッティ」に出てくる病弱な男の子に似てる
森: でも、病弱っぽいよね、よく言われる。「大丈夫?」ってよく言われる、全然元気なのに「どうしたの?」って
ゆーきゃん: ジブリに出てくる感がある
森: すごく「具合悪いの?」とか言われるんです。いつ会っても「痩せた?」って言われる。最初っからそうだから、1年ぶりくらいに会うといつも言われる、何年も前から(笑)。病弱っぽい、てことかな?
ゆーきゃん: いや、ちがうちがう、なんか静かなところとか
森: 病弱とか早死にしそうとかよく言われるよ
ゆーきゃん: アリエッティの彼に似てるよ、静かなところが
森: 静かかな?
ゆーきゃん: めっちゃ静かな人なんだろうと思ったら、そうでもなかった。こんなに喋るんだって
森: 人見知りではあるけど
ゆーきゃん: 私も割と、人見知りするところあるけど
---え、そんな印象は全くないです
ゆーきゃん: ホントですか? 最初はダメですよ、慣れたら別ですけど
森: それにしても、よくそれだけサポートを見つけられたよね
ゆーきゃん: 自分でもわからない
森: ベースが抜けた時にサポートを入れたくても、人見知り過ぎて声のかけ方もわからなかったし
ゆーきゃん: 「ヤバい!」って、そういう状況になったらやるしかないよ、「とりあえずお願いします」って声をかけて回った
森: 全部、メンバーに見つけてきてもらった
ゆーきゃん: そうなんや、私もメンバーがいたときはそうで、MCもやってもらってきたけど、1人になってからは自分がやらないとって
森: 俺も1人になったらそうなるのかな
ゆーきゃん: 森君はMCをやってるよね
森: 誰も喋ってくれないからね
ゆーきゃん: でも、MCの雰囲気的に親近感が湧いている
森: ぐだぐだになるところ?(笑)
ゆーきゃん: そうそう(笑)。だって、話すことないよね、話さなくていいよね
森: 話したいことがあるから話すんだよね、最近あった楽しかったこととか
ゆーきゃん: 話したいことはあるんだけど、なんか「シーン」ってなるやん
森: なる、それに耐えられない
ゆーきゃん: あれに耐えられない
---まあ、ゆるい感じでいいと思いますよ、告知はちゃんとした方がいいけど
ゆーきゃん: パキッとできないんで
森: ゆるさは共通点でもあるよね
ゆーきゃん: ゆるさ加減は同じくらいですよ
---確かにどちらもゆるさは同じですが、なんとなく違う気もします。本棚のモヨコはそういうスタイルという感じだけど、クチナシというかゆーきゃんは何も考えてない感じ
ゆーきゃん: 森君も何も考えてないですよ(笑)
---もうね「無」という感じ、ゆーきゃんは
ゆーきゃん: もう、トータルすると、常に何も考えてないですから。仕事中も考えてるけど、、、あんまり考えてない(笑)
森: 俺は考えてるよ
ゆーきゃん: みおちゃんが「森君は割と仕事とか凄くできる」って言ってた
森: 仕事できるよ
ゆーきゃん: 私も結構できるよ、仕事
---なんだろう、この流れは、、、
ゆーきゃん: できるできる、考えてる、いちおう
森: そういえば、本メンバーとか探してる?
ゆーきゃん: むっちゃガチな質問が来た。探そうと思いはじめてきた、ツアー終わったら探そうみたいな。でもね、なんかそうなったらなったで寂しいな。今までそれの繰り返しだから、慣れたといえば慣れた
---前に言ってましたよね、「もうメンバーがやめるのがイヤだから入れない」と
ゆーきゃん: そうそう(笑)。入りました辞めましたというお知らせをするのが面倒になってきてる、面倒というかその都度自分がズーンと落ちてしまうのがツラい。サポートだったらそれはないからね
森: やりたいって言ってくれる人を探すしかないよね
ゆーきゃん: そう、ですよね
---個人的には今の4人で見ている回数が一番多くて、このままがいいという思いはあります
森: しっくりきてるよね
ゆーきゃん: よくいわれますけど、しっくりきてますかね?
---知らない人が初めて見たら、ガールズ4人組のバンドなんだって確実に思いますよ。まさに、しっくりきてます
ゆーきゃん: みんな上手いからやりやすいです、自分が自由にやっちゃっても大丈夫なんです。上手いから安心できる、もちろんそれだけじゃないですけどね
ゆーきゃん: 1人で行動するのは好き?
森: 大好き
ゆーきゃん: 私も最近ひとり○○をやろうと思って
森: どこでも行けるよ
ゆーきゃん: えー。1人で何かをしないタイプだったんですよ、お店に入るとか、どこかに行くとか。だから、オススメひとり○○を教えて欲しい
森: 1人焼き肉とか?
ゆーきゃん: スタバとかは行けるんですよ
森: むしろ友達とどこかに行くことがあまりない、友達が少ない(笑)。友達が少ないのに行きたいところがありすぎて、1人で行っちゃう
ゆーきゃん: 1人で、ヨガは行った
森: ヨガは1人で行くでしょ
ゆーきゃん: 1人で行った! 一度、1人でご飯屋さんに入ったけど、全然食が進まなくてほとんど残して帰っちゃった
森: 全然1人でいける
ゆーきゃん: なんか疲れてきちゃって食べるのが、人といたら食べられるので
---ひとり旅がオススメですが、ご飯屋さんでそんな感じだとツラいですかね
森: 俺、昔よく行ってました
ゆーきゃん: 一人が気楽だなって思ってきた
森: じゃあ、ひとり旅に行きましょう
ゆーきゃん: おっけー、じゃあ、箱根に行こう
森: 北海道は?
ゆーきゃん: うわー、一人で飛行機に乗るのは、無理かも。飛行機はちょっと怖い。まず、ちゃんと搭乗できるかって
森: 飛行自体は乗ったことある?
ゆーきゃん: ある、でも、一人では乗ったことがない
森: 俺は北海道生まれで飛行機に乗らないと出られないから、ライブ=飛行機という感じで無茶苦茶乗ってた
ゆーきゃん: 離陸と着陸が怖くて。あんな重たいモノが空を飛んでいるという根本的なことを考えてしまって、怖いってなっちゃう。なんで飛んでるん? と思わへん?
森: 思う。この飛んでいる時間で寿命が縮んでいるんじゃないかって、なにか代償があるはずだって。だって、ズルすぎるじゃないですか(笑)
ゆーきゃん: 私はただただ理屈がわからないから、怖い、落ちるってなる
森: あれ、本当にどうやって飛んでいるのかの理屈は、根本的な部分はわからないらしいよ、解明されていないらしい
ゆーきゃん: えー、怖っ!
森: もう、乗れなくなっちゃうよ
ゆーきゃん: 人と一緒なら、かろうじて乗れる。船は泳げるから、あまり怖くない
森: 船は時間がかかるよ。だって北海道に行くのに飛行機だと1時間半くらいだけど、船だと10時間かかるから
ゆーきゃん: あー、そうか。でも、船も怖いって言えば怖い、沈んだら怖い
森: でも、船は超楽しい。何回か飛行機がどうしてもとれなくて船で1日かけて東京まで来たことがあるけど、海がばーっと見える大浴場があったり、映画とかやってたり。船内アナウンスで「ジャグリングショーが始まります」とか「E.Tを上映します」とか、「右手にイルカがいます!」とかね
ゆーきゃん: それはいいな、でも、船酔いだけが心配だな
森: あと、一人旅は歌ができるよ。俺、1回一人で東京に遊びに来て、帰りの飛行機に乗り遅れちゃってどうしたらいいのかわからなくて、このまま俺はよくわからないところで交通事故に遭って死んだりしたら、誰にも気付かれないままになってしまうのではないかって
ゆーきゃん: え、わかるやろ(笑)
森: もしね、何も持ってなくて、成田空港の近くで死んでたら誰が気付くんだろうって
ゆーきゃん: それで、曲ができた?
森: できた、くらーい、歌が(笑)
ゆーきゃん: 私も、暗い曲しかできないんだよ。この前も、みおちゃんに「暗っ!」って言われた。それで、速さがアップしちゃって、、、暗さから逃れる為に(笑)
---そんな理由でBPMが上がるって
ゆーきゃん: ディズニーランドには行かない?
森: 行かない
ゆーきゃん: 行かなさそー。私は3年に1回くらいは行ってる、友達と
森: 俺ははしゃげない、心を解放できない
ゆーきゃん: どういうときに解放するの?
森: 一人で部屋にいるとき(笑)
ゆーきゃん: 解放するときか、ディズニーに行ったら解放できるかな
---あのディズニーの魔法はかかる人とかからない人がいますよね
森: かからない、俺はかからない
ゆーきゃん: かからないの? 私、すぐにかかりますよ。催眠術とかにもすぐにかかりそう
---あー、かかりそう、なんというか無条件にいろいろなモノを信じていそう
ゆーきゃん: もう、信じてしかいないですよ、いつも(笑)
---頑張って、生きてください。それでは最後に、ツアーにかける意気込みください
森: 僕はひたすら楽しみです、行きたかったので! 行きたかったので、いきます!
ゆーきゃん: 私は、、、意気込みか、健康第一で体調に気をつけて。あと、運転も頑張ります
森: 運転は、僕がやりますよ
ゆーきゃん: 運転、できるんですよ、一応
森: こわっ
---なんか怖い、勝手な先入観ですけど怖い気がします。標識とかわからなさそう
ゆーきゃん: え、なんでなんで? 標識はわかりますよ、割と運転できますよ
---ツアーは一緒に行くということですね
森: そうです、1台の車で行きます。1人メンバーがかぶって7人で、機材もいろいろ計算したら詰めそうなので。なんとか1台で、8人乗りを1台用意できれば
---それが一番安いし、楽ですよね
ゆーきゃん: あと、ちゃんと歌う(笑)
---え、それは当たり前ですよ(笑)どんな意気込み?
ゆーきゃん: ちゃんと歌えない時もあるから(笑)
森: あるよね、ちゃんと歌えない時って(笑)
---あ、平日のライブはお仕事終わりでいつも大変そうですよね。今回はツアーでリハーサルから準備万端ですからね
ゆーきゃん: あー、でも車が楽しみだなー
---え、怖い、運転が
ゆーきゃん: ちがうちがう、みんなと一緒に来るまで移動するのがです。なにしようかな、しりとりとか?
森: なんか楽しい感じになりそう? ウチのメンバーとか静かで、一言も喋らないよ、俺しか喋ってない
ゆーきゃん: 確かに静かそう。森君ぐらいなんだ、アキト君は喋らないの?
森: アキト君と車で移動したことないから
ゆーきゃん: そっかそっか、私が1人で、、、あー、でも寝るかな、すぐ(笑)。もー、すぐに寝るんですよ
森: 寝そー(笑)
ゆーきゃん: あ、パーキングは全部降りる、サービスエリアがめっちゃ好きですぐに降りる
森: 結局、俺が喋って、アキト君が気を使って「あー、そうですね。」って聞いてくれる5時間(笑)
ゆーきゃん: 私は起きるよ、私は起きますよ! しりとり、するから!
---はい、起きててください。安全運転で大阪と仙台に行ってください。ありがとうございました!